20210601
ぽかぽか春庭アート散歩>クラシックホテル巡り(1)東京ステーションホテル
娘の旅の目的の一つは、全国百名城めぐり。御朱印帳のような手帳にスタンプを集めています。ホテルライフを楽しむ旅も。
私の旅の目的はいろいろありますが、滝めぐり巨樹めぐり、近代建築巡りなど。
私の近代建築巡りと娘のホテル巡りの趣味が合致したのが、クラシックホテル巡りです。
全国に9つの「戦前に開業し、開業当時の建物を保持しているホテル」があります。
日本クラシックホテルの会加盟の9ホテル
日光金谷ホテル(創業 1873年 栃木県日光市)
富士屋ホテル(創業 1878年 神奈川県箱根町)
万平ホテル(創業 1894年 長野県軽井沢町)
奈良ホテル(創業 1909 奈良県奈良市)
東京ステーションホテル(創業 1915年 東京都千代田区)
横浜ニューグランド(開業 1927年 神奈川県横浜市)
蒲郡クラシックホテル(開業 1934年 愛知県蒲郡市)
雲仙観光ホテル(創業 1935年 長崎県雲仙市)
日光金谷ホテル(創業 1873年 栃木県日光市)
富士屋ホテル(創業 1878年 神奈川県箱根町)
万平ホテル(創業 1894年 長野県軽井沢町)
奈良ホテル(創業 1909 奈良県奈良市)
東京ステーションホテル(創業 1915年 東京都千代田区)
横浜ニューグランド(開業 1927年 神奈川県横浜市)
蒲郡クラシックホテル(開業 1934年 愛知県蒲郡市)
雲仙観光ホテル(創業 1935年 長崎県雲仙市)
川奈ホテル(開業 1936年 静岡県伊東市)
娘とこの9つのホテルを巡ってみたいと思っています。
東京ステーションホテルは、宿泊していないのですが、ホテル内見学ツアーに参加したときの写真を再録します。
東京ステーションホテル エントランス外側

東京駅の2階3階全体がホテルです。

東京ステーションホテルは、東京駅の中全体がホテルなのですから、待ち合わせの場所として最適。
東京ステーションギャラリーで南薫造展を見た日、2021年3月31日も、ステーションホテルのロビーで娘が来るのを待っていました。
東京ステーションホテルエントランス

客慣れしているロビーのホテル員たちは、私が泊まり客でないことは見抜いていたことでしょうが、ホテルサービスのよいところは、どんなみすぼらしい格好の老婆にも丁寧に応対してくれるところ。慇懃無礼を無礼と思わない鈍感ささえ持っていれば、ロビーは待つ場所としてよい場所。ホテルのロビーは、公園と同じように公共の利用場所であると、私は思っています。(そう思っているのは私だけかもしれないが)
ステーションホテルのロビーはせまいので、長時間ソファを占領することはできませんが、狭いゆえ入り口から入ればすぐに見つけられる。
エントランスロビー

南薫造展の日は、2階のトイレを使わせてもらい、心の中でお礼を言ってギャラリーへ行きました。
以下は、2019年9月に東京ステーションホテルを2度見学したときに撮った写真とUPしたブログの再編再録です。
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20190914
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記夏の建物歩き(2)東京駅ステーションホテル見学
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記夏の建物歩き(2)東京駅ステーションホテル見学
東京駅の説明。
国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎は、明治時代建築界の第一人者と言われた辰野金吾の設計により1914年に開業。しかし、1945年の東京大空襲で南北のドームと屋根・内装を焼失。その後、屋根の形状を変更するなどの修復工事により復興。
そして、2007年より駅舎を本来の姿に復原する工事が行われ、2012年10月に美しい赤レンガの駅舎が完成
国の重要文化財である東京駅丸の内駅舎は、明治時代建築界の第一人者と言われた辰野金吾の設計により1914年に開業。しかし、1945年の東京大空襲で南北のドームと屋根・内装を焼失。その後、屋根の形状を変更するなどの修復工事により復興。
そして、2007年より駅舎を本来の姿に復原する工事が行われ、2012年10月に美しい赤レンガの駅舎が完成

東京駅館内ツアーの参加者は、6時に集合。ステーションホテルのアシスタントマネジャーさんの案内でホテルの中を見て回りました。
南北に長い東京駅なので、ホテルの廊下も長いです。これは半分の150m分。全体では300mつづくホテルだそうです。
(日本では最長)

このドアは開かないのですが、外の丸の内改札南口ドームが見えます。

このドアは開かないのですが、外の丸の内改札南口ドームが見えます。

スイートルームのベッド

スイートルームのソファ&テーブル


レストランアトリウム

100年前の東京駅開業時のレンガがレストラン内に残されていました。

娘と見学ツアーに参加したあと、ミサイルママを招待してもう一度見学。今度は、1泊一室100万円のロイヤルスイートを見学することができました。
ロイヤルスイートベッドルーム

ロイヤルスイートルームの食堂

ロイヤルスイート附属のキッチン

ロイヤルスイートリビング


見学時、ホテル見学ツアー客に撮影OKが出たので、ツアー客、かわりばんこに撮影しました)

一泊一室100万円のロイヤルスイートに宿泊するのはどんな方々なのか、質問してみました。
天皇へご挨拶に皇居へうかがう各国大使などが利用するそう。大使は車で皇居へ向かうか馬車か選ぶことができますが、多くは馬車を使うとか。年収が1万円程度の国もあるでしょうが、そこは国の威信をかけてロイヤルスイート宿泊するんでしょうね。大使は、国民の100年分の収入を一晩の宿泊に費やして、どんな夢をみるのでしょうか。
東京に住んでいるので、まずもって東京ステーションホテルに宿泊することはないと思うのですが、懸賞に当たったら、ロイヤルスイートに泊まってみたい。
<つづく>