
20211203
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2021二十一世紀日記秋(2)娘とクラシックコンサート
娘と出かけるコンサートは、娘の好きなディズニー曲のオーケストラ演奏が多かったのですが、この秋、ディズニー曲以外のコンサートにもいっしょに出かけることができました。
ひとつは私が長年のファンとして聞き続けてきた「東京楽友協会交響楽団」の第111回定期演奏会。娘は「高校だったか大学のとき母に連れられて聞いて以来、20年ぶりくらいの東京楽友協会交響楽団コンサート」と言います。
大田区アプリコホール10月24日12時30分~
・フンパーディンク 歌劇「ヘンデルとグレーテル」前奏曲
・シベリウス 交響曲第7番ハ長調
・チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調「悲愴」
・シベリウス 交響曲第7番ハ長調
・チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調「悲愴」
曲目は、悲愴以外はなじみのない曲でしたが、指揮者橘直貴のタクトもさえて、よい演奏になっていました。
素人のオーケストラとして上々の出来と思いましたが、あちこちのプロの交響楽団を聞いて、耳が肥えてきた娘は「全体的には上手だと思うし、弦楽器はプロと遜色ない出来だけれど、管楽器はやはりプロに比べると迫力が少々おとる」と、いっぱしの感想を述べていました。
楽友会コンサートの翌日10月25日月曜日、仕事を終えてから杉並公会堂へ。娘が応募て当選した金管アンサンブルのコンサートです。杉並公会堂大ホール、はじめて訪れました。
Brass Ensemble ZERO Tokyo
日時:2021年10月25日(月)19:00開演(18:15開場)
場所:杉並公会堂 大ホール
【出演者】
・Brass Ensemble ZERO Tokyo
大西 敏幸〈トランペット:元兵庫芸術文化センター管弦楽団〉
川田 修一〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団首席〉
重井 吉彦〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団〉
野田 亮〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団首席〉
濱口 勝治〈トランペット:元東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団〉
岸上 穣〈ホルン:東京都交響楽団〉
青木 昂〈トロンボーン:読売日本交響楽団首席〉
越智 大輔〈トロンボーン:群馬交響楽団首席〉
東川 暁洋〈トロンボーン:藝大フィルハーモニア管弦楽団〉
黒金 寛行〈バス・トロンボーン:NHK 交響楽団〉
柳生 和大〈チューバ:日本フィルハーモニー交響楽団〉
日時:2021年10月25日(月)19:00開演(18:15開場)
場所:杉並公会堂 大ホール
【出演者】
・Brass Ensemble ZERO Tokyo
大西 敏幸〈トランペット:元兵庫芸術文化センター管弦楽団〉
川田 修一〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団首席〉
重井 吉彦〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団〉
野田 亮〈トランペット:東京フィルハーモニー交響楽団首席〉
濱口 勝治〈トランペット:元東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団〉
岸上 穣〈ホルン:東京都交響楽団〉
青木 昂〈トロンボーン:読売日本交響楽団首席〉
越智 大輔〈トロンボーン:群馬交響楽団首席〉
東川 暁洋〈トロンボーン:藝大フィルハーモニア管弦楽団〉
黒金 寛行〈バス・トロンボーン:NHK 交響楽団〉
柳生 和大〈チューバ:日本フィルハーモニー交響楽団〉
金管の世界では錚々たる演奏者だと思います。多分、東京フィルなどを聞きにいったとき、金管を吹いていた人もいたのでしょうが、あまり覚えていない顔ばかり。管楽器はオーケストラの後ろのほうに座るし、ピアノやバイオリンのソリストに比べてスター性は乏しい。
ゲスト
Horsh(ホルンアンサンブル)
庄司 雄大〈藝大フィルハーモニア管弦楽団首席〉
信末 碩才〈日本フィルハーモニー交響楽団首席〉
鈴木 優〈東京都交響楽団〉
東野 珠実(笙、作曲)
長谷川 将山(尺八)
中田 大梧(箏)
目等 貴士(ティンパニ)
久米 彩音(打楽器)
石川 大樹(打楽器)
Horsh(ホルンアンサンブル)
庄司 雄大〈藝大フィルハーモニア管弦楽団首席〉
信末 碩才〈日本フィルハーモニー交響楽団首席〉
鈴木 優〈東京都交響楽団〉
東野 珠実(笙、作曲)
長谷川 将山(尺八)
中田 大梧(箏)
目等 貴士(ティンパニ)
久米 彩音(打楽器)
石川 大樹(打楽器)
曲目
演奏曲目】
J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
東野珠実:『景~Scenes of Spirits~』笙・尺八・箏とブラスアンサンブルのための[日本初演]
挾間美帆:祝典のための3つの小品[委嘱作品、世界初演]
D. シュニーダー:CUBAC~バッハ・イン・キューバ
武満徹:Signals from Heaven
J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
東野珠実:『景~Scenes of Spirits~』笙・尺八・箏とブラスアンサンブルのための[日本初演]
挾間美帆:祝典のための3つの小品[委嘱作品、世界初演]
D. シュニーダー:CUBAC~バッハ・イン・キューバ
武満徹:Signals from Heaven
A. トマジ:典礼風ファンファーレ
バッハ以外は初めて聞く曲ばかり。日本楽器を使った東野珠美の曲は、金管に和楽器が混ざるという珍しい編成だったので、めずらしさにつられて聞いていましたが、挾間美帆の新曲は、なんだかよくわからなかった。ジャズの新曲などで近頃売り出し中の新進気鋭作曲家なので、名前は音楽シーンにうとい私でも知っていましたが、現代音楽っぽい曲はわからないので、すみません、眠くなりました。居眠りしながら聞いていたので、娘に「いっしょうけんめい練習して演奏している演奏者に失礼だよ!」と、いたく叱られました。
シュニーダーの「CUBAC~バッハ・イン・キューバ」は、打楽器が入ってキューバ音楽のリズムで楽しいので聞いていましたが、武満徹でまたよくわからんから眠くなる。
娘に「母は居眠りばかりして、そんな聞き方するんじゃ、もういっしょに演奏会になんかこない」と、言われる。
老母は、朝6時40分に家を出て8時半から仕事をし、19時の開演時間に間に合うように待ち合わせの荻窪駅に駆け付けたんです。疲れて聞いていて、わけわかんない現代音楽だとつい眠くなって、、、、、演奏者さんごめんなさい。
現代音楽とはよくよく相性が悪いってわかったので、古典かディズニーのときだけ娘と同行しよっと。といっても、ディズニー音楽だって、眠い時は寝ちゃうんだけど。
2022年お正月には、ディズニーファンタジアをオーケストラで画面に合わせて演奏するコンサートに出かける予定。カバが踊ったりミッキーが魔法に失敗したりする画面を見ていれば、寝ないと思う、、、、たぶん。
<つづく>