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ぽかぽか春庭アート散歩>2021アート散歩拾遺華麗なる職人技(3)ハンドバッグの中身展 in アクセサリーギャラリー」
娘はガラス玉のアクセサリー制作などのために最近訪れていましたが、私がアクセサリー美術館を訪れたのは10年ぶりぐらい。
今回は、アクセサリーだけでなく、ハンドバッグとその中身の女性小物をあれこれ見ることができる、というので、会期終了前に娘と出かけました。
会期:2021年1月19日(火)~12月11日(土)
女性のスカートが膨らんでいてくじらの骨かなんかのコルセットをしていた時代には、ポケットをスカートの中に縫い付けてたので、化粧道具やハンカチなどをいれておくことができました。しかし、ココ・シャネルらの女性衣裳の革命が起きて、スカートが動きやすい細身のスタイルになると、小物入れが必要になりました。ハンドバッグの登場。そしてハンドバッグそのものがアクセサリーとして衣裳を引き立てる小道具になりました。
2階展示室でバッグの歴史的な解説を読みながら、すてきなハンドバッグを見て歩きました。「あ、このビーズバッグは、私が成人式のとき着物といっしょに買ってもらったのとよく似ている」などと娘に伝えながら、さまざまなハンドバッグを観覧。
時代時代の女性たちが、ハンドバッグの中にいれておいた、化粧道具やハンカチも、展示されていて興味深かったです。
展示室
ハンドバッグの展示
華麗なアクセサリー。
アクセサリーギャラリーは、高価な宝石ではなく、ガラス玉のような安価なものでも、デザインを重視した作品を展示しています。
ガラス器大好きな娘は、ラリック、ドーム兄弟などのガラス製品の展示がよかったと、見入っていました。
ラリック
ちゃんと記録しておかないので、写真を見て、どれがドーム兄弟でどれがティファニーの製品なのかわからなくなったので、とにかくならべておきます。
日頃は、結婚指輪も含めていっさいのアクセサリーを身につけたことがない春庭ですが、美術鑑賞としてながめるなら、ブレスレットもブローチも、ネックレスもすてきだなあと眺めていられます。
パソコン仕事するには指輪もブレスレットも邪魔、と思って日常生活にアクセサリーは縁がないし、すてきなアクセサリーやハンドバッグを身につけておでかけすることもないしと思っているのですが、時代時代の衣裳を彩ったアクセサリーやハンドバッグの展示をひとときを愉しむことができました。
<おわり>