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ぽかぽか春庭「母の日2022」

2022-05-22 00:00:01 | エッセイ、コラム
20220522
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2022ふたふた日記新緑薫風(4)母の日2022

 母の日5月8日。
 5月8日は両国で大相撲観戦の日でしたから、娘は母の日スイーツを5日夜に作ってくれました。6日朝に食べたのですが、写真を撮る前に食べ始めてしまい、あちこち欠けているチーズケーキです。
 都内のチーズケーキ有名店のもの、いろいろ食べ比べを楽しみましたが、私は娘の作るチーズケーキが一番好き。でも、我が家にはケーキがちゃんと焼けるオーブンがなく、オーブントースターで焼き、トースター内に温度ムラがあるため、微妙な具合に焼きこげができて、見た目はあまりよくないのですが、味は絶品。

 娘は「ちゃんと焼けるオーブンが欲しい」と言うのですが、私は「味は一流なんだから、これで十分おいしい」と、当分オーブントースターで間に合わせてもらうつもり。焦げ部分にハート型に見えるものを見つけたり、ロールプレイングゲームの島の地図に見立てたり、楽しみが増えたと思えば、これで十分。娘はオーブンが当たる抽選に応募を続けています。

 

母の日プレゼントもいろいろ。
 
・夏用、クールスカーフ。スカーフリング。濡らしてひんやり首に巻きます。
・フルーツゼリー6個入り
・フラワードーム
・バラの花の中の母娘の写真額

 スカーフの柄はこんなふう。ヒンヤリ感が減ってきたら、首からはずしてパンパンと空気にさらすとヒンヤリが戻る、というすぐれもの。
 フルーツゼリーは、日ごろスーパーの割引安売りばかり食べている母に、老舗の高級ゼリーを。

フラワードームもかわいい

  行方不明になった娘のくつや衣服の一部が見つかり、骨によって娘と鑑定されたという母のニュース。つらいね。
 戦火の中に住む家を失った母娘がテレビニュースに出ていました。
 ロシアのウクライナ侵攻以後、何をやっても「今、戦火に逃げ惑う人たちがこの世界にいる」と思うと、気分が下がり、憂鬱になりました。識者の解説によると、これは多くの人や子供に発生している精神状態で、共感疲労と言われているのだと。戦地の人にシンパシーを寄せるあまり、自分自身もつらくなってしまう。人の性質によりけりなので、これが私なのだと思うしかない。
 
 とはいえ、チーズケーキもフルーツゼリーもおいしくペロリ。気持ちがつらくても、食欲が落ちないのがこれまた私。年をとると食が細くなるので、おいしいものを少量食べるのがベスト、と聞いてきたのに、72歳の母は、相変わらずの大食漢で、おいしくないものもおいしいものも、大量に食べる。「おいしい上等なものを少量食べる」上品な人になりたいのだけれど、今日も母はどんぶり飯ランチ。

<つづく>
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