20230528
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2023文日記5月(5)失業手続き忘れた
26日は、失業手続きをする日で、カレンダーに書いておいたのに、カレンダー見るのを忘れたから、26日に行けませんでした。あ~あ。失業手当の振り込みが遅れます。夫の計算によれば、雀の涙ほどしか出ない手当というのですが、雀だろうとハチドリだろうともらえるものはもらわねば。でも、忘れた。こうして一日一日がぐずぐずと過ぎていく、失業者の暮らし。
頭の体操。五月の句五月の歌。旧暦だと梅雨時の歌ですが。
寺山修司: 目つむりてゐても吾を統ぶ五月の鷹
詠み人知らず: ほととぎす 鳴くや五月の あやめぐさ あやめも知らぬ 恋もするかな
伊勢物語より:五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする
松尾芭蕉:海は晴れて比叡降り残す五月かな
向井去来:たまたまに三日月拝む五月かな
遠近法の手本のやうに威儀示すプラタナスの葉の五月は正しき<春庭
夏の原狼色の遠吠えは星ひとつ落としあかつきに消ゆ<春庭
レーモンドの建てし昭和の豪邸の富豪鉄馬は消えてしまった<春庭
五月尽我が脳幹のゆるむとき失業手当は消えてなくなる<春庭
旧邸の中庭のつくばい苔生ひて五月の光は苔にも注ぐ<春庭
旧赤星邸のつくばい

<つづく>