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ぽかぽか春庭「テート美術館展 in 新国立美術館その2 テートの現代美術」

2023-08-10 00:00:01 | エッセイ、コラム

20230810
ぽかぽか春庭アート散歩4>2023アート散歩炎帝(3)テート美術館展 in 新国立美術館その2 テートの現代美術

 第4室はターナーの講義用図解や写真が展示されていました。
 第5室から、現代美術の展示が中心になります。私が見てここちよいのはカンディンスキーまででした。どうも人間が古い体質なので、なかなか新しいものになじめない。

ワシリー・カンジンスキー「スウィング」1925

 じっと見ていられるのは、ぎり、リヒターまで。
ゲルハルト・リヒター「アブストラクトペインティング」1990


 光を表現した現代美術として、蛍光灯を並べた作品や壁の隙間を覗くと蛍光管が光っていたりする作品が第5展示室に並んでいましたが、現代美術苦手な春庭には向かない作品でした。

 電光が数秒で色が変わるしかけ

 ペー・ホワイト「ぶら下がったかけら」2004

 
 いっぱい、小さいかけらを天井からつるしているので、「ご苦労さんね」と声をかけたくなる。つるした人は作者本人じゃないと思うけど。

 最後の展示は、現代の部の目玉。光に反射する金属のボールは、わかりやすいので好き。
 オラファー・エリクソン「星くずの素粒子」

 リヒターと私


ぶら下がったかけらと私

 14時半に入場して、月曜日なのにけっこう混んでいるなあと思ったら、大学生高校生が夏休みになって美術館でデート。うん、いいと思う。涼しいし。休憩室で1時間ほど休憩し、16時半になってすいてきたのでもう一度入口のターナーから見ていきました。デート組は晩御飯に行く時間になって、今度はかなりゆったり見ることができました。6時まで観覧。冷房がきついので、ロッカーの中に羽織るものを置いてきてしまったのを後悔しつつ歩きました。
 6時の六本木、まだまだ暑い。今度は歩かなくてもいいように、乃木坂駅から帰りました。

<つづく> 
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