20230829
ぽかぽか春庭アート散歩>2023アート散歩まだ暑い(2)水めぐる in 郷さくら美術館
夏場に涼しくすごすには、冷房のきいた美術館、というのが私の基本。8月16日で終わるぐるっとパスを使い切らなきゃと、出かけました。
8月11日。何度も来ている郷さくら美術館なのに、今回もしっかり道を間違えて、駅からあらぬ方角へ行ってしまい、しばらく歩いてから、あれへんだなと、駅までもどりました。スマホ地図を出してながめる。最初から見ればいいのに、もう何度も来ているのだから間違えるはずがないと思って歩き出してしまうのです。世の中、お酒を飲めない人がいるように、高いところが苦手な人がいるように、方向感覚がない人もいます。待ち合わせの時間が指定されているなら困るけれど、美術館に行く時間など閉館前の入館締切前につけばいいだけ。だれに迷惑をかけるわけでもないので、「今日もたくさん運動ができた。健康によい」と思って、郷さくら美術館にたどり着く。
暑かったので、しばし館内の椅子で休む。水の風景は涼しげ。
山の日だけれど、「水をめぐる」展覧会。
水を描いた日本画、さらりと流してみても、ひとつの絵の前でじっくり腰落ち着かせて見続けても、心がすずやかに洗われます。
平松礼二「モネの池 夏」
藤田哲也「蒼い群影」
村松公嗣「舟唄」
坂本藍子「たゆたう」
こじんまりとした郷さくら美術館。旧実山の日も、展示室に1,2組の観覧者がいる程度で込み合うことはまずありません。1F,2F3Fの各階にお気に入りの1枚をみつけて、展示室のいすでゆったりすごすことが、避暑に最適。
<つづく>