20240420
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記春(5)小樽運河クルーズ
3月30日午前中は小樽芸術村をめぐりましたが、午後の楽しみは運河クルーズ。しかし、午前中は風が強く、娘のスマホにはクルーズ運航会社から、午前中の運行は中止になり、午後は今様子を見ているところだが、午後の運行も中止になる可能性がある、というお知らせが入ってきました。
心配して待っていましたが、14時すぎの運行決定、14時45分に乗船発着場所に集合というメールが来ました。ホテルソニアの斜め向かいの中央橋を渡って発着場所へ。乗船口に行くと、すでに乗客は列を作っています。先着順のご案内というので、並びました。15時出航。女性のガイドさんとニュージーランド出身の船長さん。20人ほどで乗船しました。
月見橋の下を通って小樽の海へ。ウミネコを見たり停泊している大きな船の説明を聞きながら旭橋の下をくぐります。北海製罐の倉庫ほか、運河とともに発達してきた倉庫群の説明を受けながらの運河めぐり、楽しかったです。
ホテルソニア9階の部屋から見えていた運河向かい側の倉庫の由来も「もとは渋沢一族が建てた倉庫でしたが、今は結婚式場として利用されています」などの説明を聞き、小樽の町が海運で栄えた昔から観光の町への転換がうまくできたのだろうな、と思います。急激にビルに置き換わってしまった札幌に比べ、開発がちょっと手遅れになったおかげで、古い倉庫がたくさん残り、それぞれがレストランやドン・キホーテ小樽店などに利用されていました。
クルーズが通った運河沿いの道を歩く。
クルーズ下船後は、日銀小樽支店金融資料館などを見学し、都通りを通って小樽駅までゆっくり歩きました。
小樽駅 小樽駅構内
小樽駅から新千歳空港駅へ。飛行機は30分ほど出発が遅れているというお知らせが出ていましたが、なんとか羽田には乗り継ぎ最終電車のひとつ前の電車に乗れるぎりぎりの到着でしたが、無事帰宅。家に着くまでが遠足です。
<つづく>