20240423
ぽかぽか春庭アート散歩>2024アート散歩小樽芸術村(3)小樽西洋美術館
3月30日、」ホテルから脱いだ着替えの入ったキャリーバッグをふたつ東京へ送り出し、リュックかついで、小樽芸術村めぐりに出発。まず西洋美術館へ。娘が一番見たいと言っていた「ガラス」の美術館です。エミール・ガレ、ドーム兄弟、ルネラリック、ティファニーなどのこれまであちこちの美術館で見てきた作家もたくさん展示されていましたが、今まで見たことがなかったガラス作家の作品もたくさん見ることができました。2022年4月28日に 開館しました。
西洋美術館の口上
19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品をお楽しみいただける美術館です。
19世紀後半から20世紀初頭に欧米で制作されたステンドグラスや、アールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品、家具などの西洋美術品をお楽しみいただける美術館です。
ラリック作品は、箱根のルネ・ラリック美術館などで見たことのあるものもありましたが、ドーム兄弟ほかのガラス工房のさまざまなガラス製品を見ることができました。特にランプの展示は、ティファニー製品のほか、美しいものがたくさん展示されていて楽しめました。
ルネ・ラリック 装飾パネル火の鳥1922 ルネ・ラリック






ガラス製品だけでなく、アールヌーボー、アールデコの家具を並べた室内展示が見事でした。倉庫の建物を再利用している西洋美術館なので、展示場所が広い。これほどの室内展示は東京のあまり広くない美術館では一室くらいしか展示できないところだと思うと、北海道の広さがありがたい。元浪華倉庫を改装利用している美術館です。


ガラスの部屋、アールヌーボーやアールデコの室内再現のほか、マイセン陶器のギャラリー、ギリシャ・ローマの彫刻など、多様な西洋美術が集められています。絵画は似鳥美術館に展示されているので、西洋美術館の展示は「西欧工芸美術」が中心でしたが、元倉庫の床は広いので、ゆったりした展示を見た後、2階から1階を見下ろせる展望ロビーで休みました。
ゆっくり休んでから似鳥美術館へ。
<つづく>