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ぽかぽか春庭「憲法公布の日」

2024-11-02 00:00:01 | エッセイ、コラム
20241102
ぽかぽか春庭ことばのYaちまた>憲法

 日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、1947年5月3日に施行されました 
 朝ドラ「虎に翼」で、差別に泣いてきた人々に勇気を与えた14条がたびたび言及されてきました。憲法公布の日にあたり、14条を中心に確認します。

 第三章 国民の権利及び義務第十条 日本国民たる要件は、法律でこれを定める。
第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。② 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。③ 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

 未来へ向けて世界が真に平等で平和な社会の中で個人として尊重され幸福に生きていくことができますように。

「未来を花束にして!」(女性参政権のために闘ったイギリス女性たちの実話をもとにした映画)

セザンヌ 「花束」


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