KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

思い出の黄落期

2021年11月16日 | 俳句
天気 晴のち曇

銀杏の散る季節。出かける元気はないのでせめて写真だけでも・・と、昭和記念公園の名所、カナールの並木の写真を探した。
時間はかからない、一番最後に訪れたのは一昨年なのだから。上の写真はその前年のもの。ちょうど今頃行っている。そして、下の写真は一昨年のもの。

夫の葬儀からまだ1週間と経っていない日曜日、一人でしょんぼりしている(かもしれぬ)と、友人一家が誘ってくれたのだ。夫と何十回となく訪れている。同行の友人一家やあっちゃんとも、随分と思い出を作った公園だ。


その前の年私が一人で行ったのは、夫の病気の判明する少し前だった。立川口からカナールを通り、広場を横切り、日本庭園まで足を延ばした。一人なので荷物持ちの夫の居ないのはちょっと大変だったが、まだまだ元気はあったのだ。ペースメーカーを植え込んでからは、器械が邪魔になるのでデイバッグを背負えない。バッグはショルダーバッグのみ。夫の同行が本当に助かったのだが・・2018年11月15日の日本庭園の写真。ついでに再掲載。このあたりはかなり寒いので、日本庭園の紅葉は木によっては散り始めていた。
先日行ったときは、茶色くなった葉っぱが目立ったが、今は少しは回復しただろうか。でも、この年の完璧な紅葉にはかなわないだろうと思う。








銀杏散る一枚ごとに過去を乗せ  KUMI
コメント (4)
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