天気 晴 木枯し
写真は、いつも吟行句会で行っていた生田緑地の民家園の外側。民家園の中には紅葉が殆どなくて、この一画だけが真っ赤に染まる。あまり人の通らない場所なのでちょっとした穴場の紅葉。重たいデジ一持参では俳句どころではなくなるので、これは吟行のあとでカメラだけ持って撮影に行ったものだと思う。7年くらい前のもの。とにかく、足元が真っ赤に染まってみごと。人があまり来ない場所なので踏み荒らされない。これほどみごとな日はなかった・・ただ、曇天だったのが少し心残りだったことを覚えている。
心臓も健在だった、元気に歩き廻れる最後の頃だったと思う。
懐かしい写真を見ても、また行きたい・・とはあまり思わないのが不思議でならない。今の体調の状態では何処へ行っても元気な頃と同じようには動けない。元気な頃に戻りたい、とはチラと思うことはあっても、無理だと悟ったので今の状況で楽しめることしか出来ない。
今月初め、大好きな昭和記念公園へ友人に連れていってもらい、つくづくとそれを思った。日差しの中でお弁当を囲んで、それが今の私には最高に楽しいこと、だった。前の年には行けた銀杏並木まで行こう、とは思わなかった。
散り紅葉を楽しみたかったら、近所の公園へ行ってみるのがいいのだが・・来月初めには入院するので、それまで体調を崩す訳にはいかない。とくに、風邪で熱を出すことは禁物なのだ。
今日は朝から、何となく風邪気味で、少し熱っぽい。普段なら37℃くらいの熱に驚かないけれど・・何とか、これ以上の熱が出ないことを祈るのみ。
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