KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

思い出の吟行句会

2021年11月18日 | 俳句
天気 晴

写真はよく吟行に行った川崎市の生田緑地の民家園。スマホを買ったばかりの頃の写真なので今ひとつの鮮明さ。句会のメンバーには残っているが、コロナ禍の前から行っていないので、最後に行ったのがいつのことか覚えていない。下の紅葉も、その時の写真のようだ。

今日はその句会の仲間が、会いに来た。嬉しいこと。私の体調が良くて天気も良ければ近くの公園を歩き二人吟行でも・・という思いもあったが、体調は良くないし天気も曇天で風が冷たいし・・
カフェでランチ、そのあとは私の部屋で1時間ほどお喋りをして・・

最後に行った吟行句会は、彼女と一緒の句会ではなく、隔月に開かれていた少人数の百花園での句会だった。
この句会のことは、よく覚えている。夫が亡くなって、まだ四十九日も済まず納骨もしていないのに、咎める人も居ないから11月の第三日曜に百花園まで出かけたのだ。不謹慎かどうかは、誰が決めるのだろう?その前の日曜に友人一家に誘われて昭和記念公園へ行ったので、その方が不謹慎かもだったかもしれないから、ま、いっか・・だった。
懸崖の菊が眩しかった。

一昨年、コロナ禍の始まったのはこの百花園の句会のすぐあと、年が明けてからなので、無論、当時は吟行句会へ行く元気があった。
それが今は・・歩くことはなんとかなっても、マスクをしての会話の苦しさと息切れを考えると、もう二度と参加っできないなあ、と思う。寂しいかというと、何だか、諦めが先に立ってしまったので、寂しいとも思わなくはなってきた。そういう日々もあったなあ、と今は思う。あちこちへ行かせてもらったし。当時はもっと行きたくて、家の都合などで行けなかった句会に悔しさを感じたものだ。なので、そんなに簡単に諦めのつく訳もないから、今日はTさんに会って満たされているからかもしれない。

着ぶくれて昔語りを飽きもせず  KUMI
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする