曇のち晴
今日の午後の梅雨晴間の空。
朝は富士山がぼんやり見えて、昼頃までは雷雨が来るかも・・という晴天だった。
それが、昼食後にラウンジから富士山の方角を見ると雨雲の動くのが解る。雷雨は八王子あたりまで来ているな、と思い、こちらにも来るかも・・と。結局、「ところどころ雷雨」というまさにゲリラ雨で、運よくこちらへは来なかった。
2時過ぎに、もう雷雨は去っただろう、と買い物に出た時の青空は、本物の梅雨晴間だった。
蒸し暑くて、紫陽花を見に行く余裕はなかった。やはり涼しいうちに出かけねば・・でも、免疫療法の副作用が落ち着かなくて午前中の散歩は控えていた。もっとも、天気も落ち着かなかったし。治療を1ヶ月延長したので、その効果が出てくれれば良いのだが、今のところあまり効果なし。
さて、天気の良さそうな明日はちょっと出かけてみたいけれど・・どうなるやら。
朝よりも夕富士の方がよく見えた。ちょっと不気味な入道雲。
1階の受付に紫陽花の鉢が飾られている。施設で買ったのか頂き物か、訊こうと思ったが忙しそうだったので今日はやめた。
ピンクの鉢、ここまで赤い色にするのは、やはり育てる時に土を工夫しているのだろう。
還暦旅行で、7月初めにヨーロッパへ旅行した。紫陽花はあちこちに咲いていたが、殆どが赤紫系の、日本では紫陽花とは思えない色だった。たまにすっきりした日本の花に多い青空の色の花がある。「余程酸性肥料を使ったのでしょうねえ、こちらの人は、青い紫陽花にとても憧れるですよ」と、地元のガイドさん。
西洋紫陽花(ハイドランジア)と日本紫陽花(額紫陽花・山紫陽花系)は別の花、とか色々な説があるようだけれど、ヨーロッパの「どぎつい色」の紫陽花を見てからは、やっぱり紫陽花は日本の花、と思いたくなった。もっとも、俳句を嗜む身で植物学から花を見たら楽しくなくなる。
ところで・・紫陽花は好きな花なのに、季語にはあまり使っていない。写真にする方が楽しい花だからかもしれない。
でで虫の時間を測るごと歩む KUMI (2014年)
これは、紫陽花を見に行った時の句