天気 風雨のち晴
雨の完全に上がった、午後3時ごろの青空。
台風は陸地から遠くを通ったものの、梅雨前線からの雲が「線状降水帯」となって、日本列島のあちこちで豪雨になった。以前は「ゲリラ豪雨」などと言い、どこに発生するか解らない、というイメージばかりが強かった。線状降水帯という雲の塊りが出来て悪さをする、と判明し、今はそれがどこにいつ発生するか・・という予報も出来る。天気の予測も日進月歩、と思うけれど自然の方は人間よりも先へ行っているような。専門家にも解らない異常気象の要因というのもいっぱいあるらしい。
昨日はまさにいちにち雨に閉じ込められていたような。体調も最悪で、何もする気になれないで一日が過ぎた。
で、夜になってイレウスの痛みの症状が出てきて、慌てた。何かおかしなものを食べた記憶もないし、昼食までは普段通りの腸の動きだったのに・・
次第に痛みがひどくなり、10月の入院時の恐怖が蘇った・・でも、その前に入院中に飲まされていた漢方の消化剤を2包飲んでみた。それが効果あり、で、腸が動いてくれた。
この豪雨の中を病院へ運ばれるのはゴメンだ。夜中の緊急通院なんて、職員にもいい迷惑。夜勤の若い介護福祉士に「痛くても朝まで頑張るわね」と。痛みには波があるので痛くない隙に、病院へ行く準備。すぐ手に出来る場所に必需品を置き、スマホの充電器をバッグへ・・
結果は、腸は深夜に何とか普通状態に戻ってくれた。大雨の音の中、それから夜明けまでぐっすり。少し寝足りなかったかな?
という今日は、普通に食事をして普通に洗濯などして・・午後には晴れてきたので買い物に出た。でも体はまだフラフラ状態だった。天気のせいか、昨夜の痛い痛いで傷められたせいなのか不明。ともかく明日のヨーグルトが切れたので食品売り場へ・・でもいちばん最初に、さくらんぼが目についてしまった。先日はまだ、国産はまだ売っていなかったような・・アメリカンチェリーばかりが目立っていたけれど、あまり好きな味ではない。
昨夜のことなど忘れて、さくらんぼに手が伸びてしまった。種を呑み込まなければお腹には影響ないだろう・・と、勝手に考えて。ほんと、食いしん坊。
で、買ってはみたものの・・
山形、と地名は入っていてもブランド名がない。ま、山形だから大丈夫か、と思ったが、実はあまり美味しくなかった。甘くも酸っぱくもないよう、半端な味だった。
やはり半ば過ぎの佐藤錦でないと・・。
二人ゐて一人の開く白日傘 KUMI(2001年)