KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

梅雨入り

2023年06月08日 | 俳句
天気 晴のち曇

いよいよ、関東も梅雨入りとか。関西方面は早かったようだが、6月8日というのは妥当な梅雨入り・・なのかも。
昨日、通院のときにバスの窓から見えるいつもの夏椿が、とってもたくさん咲いていた。上の写真は3年前のもの。明日は一日雨のようなので今日のうちに見に行きたかったが、午前も午後も予定があるのでやめた。紫陽花は無論好きな花、でも、一日咲いただけで終わる夏椿も好きだ。


昨日は、免疫療法の点滴の日。血液検査とレントゲンのあとに診察があって、3時ごろから点滴のベッドへ。でも今日は、検査結果が前回よりも悪化していないようなら「お休み」しよう、と決めていた。免疫療法は完治する治療ではない。何らかの事情で、手術も抗がん剤も無理な患者の腫瘍を抑えるための治療。標準治療で決められているものでもない。「お休み」も「やめる」「続ける」も患者の自由だ。
レントゲンの結果は、前回とほぼ変わっていなかったので、主治医も「副作用が収まるかどうか、一回休んでみましょう」と判断してくれた。高齢なので、そうそう1ヶ月延したからといってすぐにがん細胞が暴れ出すことはないだろう。転移のおそれはもうない、と半年くらい前に言われたので、それを信じることにした。
免疫力の低下で血の巡りが悪くて治らない右手中指のヒョウ疽は、最近とっても良くなっていて、痛みはあっても気をつければ少しは箸を持てるようになった。1年以上も罹っていたので、とにかく、一度は治してみたい。2ヶ月になる口唇ヘルペスも、今のところ悪くはならないが完治にはほど遠い。

と、そんな訳で点滴をせずに帰宅した。何だか浮かれて、付き添ってくれたあーちゃんと久々にカフェのケーキセットを食べた。でも・・やっぱりお腹が・・
この副作用も、治ったと思うとまた出てきて、とってもしつこい。ともあれ、明日からは良くなりますように。

そういえば最近、陽子線治療という放射線の一種の治療も保険適用になったと聞いた。とにかく副作用がないらしい。でも調べたら、私のような本来ならば手術の可能な初期がんには適用にならず、手術の絶対に無理なステージ4のような肺がんでないと適用にならないとか。金持ちは自己負担で何百万も払うらしいけれど・・免疫療法も何年か前までは保険外だったようだ。
生きていられるだけでも、有難いと受け止めねば。治療出来ずに逝った方たちもたくさん居る訳で。

結社誌に載った梅雨の句を引っ張り出してみると、結構な数のあることがわかった。
まだ、初学の頃の句。主宰に「掃いて捨てるほど類句はありますよ」と言われた句。でも、自分では気に入っていたので投句してみたら、選ばれた。
多分、季語との取り合わせが成功していたからかもしれない。

てのひらに豆腐くづるる梅雨入り(ついり)かな  KUMI (2000年)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする