KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

夏は空から

2023年06月25日 | 俳句
天気 曇時々晴

上は朝の空、何となく夏めいた雲が拡がっていた。
仕方ないことだが蒸し暑い。シャワーを浴びたら、もうそれだけで疲れた。というのも、昨夜、久しぶりに右手中指がズキズキ痛んで目が覚めてしまった。あと少しで全治しそう、と思っていたのでショックだった。起きだして包帯を取り替えて確認。腫れてはいないが、爪の際の小さな傷は塞がっていない。消毒・薬塗布・包帯を替える・・毎日2回以上はやってきた作業を真夜中に行い、痛み止めの薬を飲む。こんなことを1年何ヶ月も毎日続けていたのかと思うと情けなくなった。点滴治療を中断しても同じことの繰り返しだ。

午前中から、居眠りが出てしまった。何もしないうちに昼食。今日はカレーライスにオプションで海老フライかハンバーグを事前に選んであった日。そういう「セレクトメニュー」が月に2回くらいある。とはいっても、本人たちの多くは、自分がどちらを選んだか忘れている。かく言う私も、どっちを頼んでいたっけ・・
多分、ハンバーグは珍しくないので、海老フライだった・・と思い出した。カレーの味は、まあまあになっていた。あまりにも酷い、園児でも食べないくらいの辛さのないカレーだったが、さすがに不味い、と言う人が多くなって改善された。でも、口内炎と口唇ヘルペスの酷い今の私には、刺激のない辛くないカレーが懐かしい・・って、人間は勝手なもの。

午後は、ボランティアの人によるミニコンサート。ピアノとテェロと歌と。

コロナが遠のいてから時々そんな催しがあるものの、今日は内容も演奏する人もあまり・・感激なし。唇に塗る薬を部屋へ忘れてきて、ヒリヒリ痛くなったので途中で失礼した。
今日は私の誕生日。せめて、好きなピアノ演奏をお祝いの代わりに、と思ったのでがっかりした。童謡だけではねえ・・
こんなことなら、いつもの誕生日のようにサクランボを買いに行けば良かった。でも、外を見たら暑そうで・・諦めた。何となく誕生日の感覚のないのは、夫が居ないからかもしれない。夫は6月30日生れ。いつも誕生日は「合同」だった。1歳違いだったので、自分の年齢を忘れても、夫に訊けばそれに1年をプラスすればいい。何だか、自分一人で歳を重ねるのはつまらないのだ。

以上、最後になるかもしれないわが誕生日の一日。
ともあれ、生きていることが一番のプレゼントだろう。

きつちりと日傘畳めば日の匂ひ  KUMI  (2006年)
コメント (8)
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