ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県多賀城市、市川「陸奥総社宮の老杉と白木蓮」(保存樹)です!!

2021-04-22 08:47:00 | 巨樹・大木
市川地区は、多賀城市役所の北西約2kmのところ

JR東北本線こくふたがじょう駅の北側を東西に走る県道35号塩釜海道の北側に多賀城跡が有ります、その北東側(鬼門)に陸奥総社宮が鎮座します

県道35号線の砂押川に架かる新市川橋西詰め信号から北側に市川橋で砂押川を渡り直して三叉路を左へ、多賀城跡の北側に登って行きます、道路の左手に参道入口が見えて来ました、手前に駐車場が有りますので利用させて頂きました


参道入口です



陸奥総社宮です


狛犬です


手水舎です


延喜式神名帳に載る神社名が記載されてる、由緒書です。
 醍醐天皇の延喜年中勅して全国より由緒正しき社、3132座を神明帳に載せらる、内188座を大社とし、他を小社とす、之を延喜式内社と称し国司に命じて幣帛を供進せしめしが後に参進の便を図り之を各国府の地に合祀して総社という、当社は即ち陸奥国一百座を、合祀する陸奥総社なり、奥州留守職伊沢氏三千刈田の斎田を寄せ、後村上天皇の未だ陸奥の大守として多賀の国府に、在せし時、神護祈念を当社に懸け給う、伊達氏亦正宗公以来歴世祈願の事あれば藩主自ら社参するを例とせり、当社は此の如く多賀国府と不可分の史跡にして東奥鎮護の大社なり。(三原良吉誌す)
 

拝殿です

玉垣の中に本殿の屋根が見えます

本殿西側には狛犬に祠が並びます



拝殿の東側の藪の中に目的のスギが在ります

南側から見ました、目通り幹囲5.0mの巨木です


近付いて南側から、西に出ている大枝が折れてしまっています

保存樹案内板です、指定第5号 樹齢約630年です





すぐ東側にハクモクレンの大木です

保存樹木案内板です、指定第4号 樹齢250年です


説明板です
総社宮御神樹のこと
  杉      南北朝時代より樹齢620年
  ハクモクレン 江戸時代より樹齢240年
 老杉(おおすぎ)に白木蓮の花化粧・・・・・昔より誰からともなく愛され、詠まれ、語り継がれてきたこの杉の巨木と白木蓮を対称して、人々は長寿で仲のよい「うるわしい夫婦に見立て、家族円満、幸せの神樹とて慈しみ尊敬されて参りました。
 東北では古くから木蓮の白い花を農作業のめやすとして「種蒔桜」とも呼んでいました。
 又の説に陸奥国府の長官が赴任の際に京より移し植えられたとも伝えられてます。
 ご参拝においでの方々が、この両木に長寿と美しさにあやかるよう、そっと手を触れてお帰りになられます。あなた様もどうぞこの両神樹の永い歴史と年月に耐えて来たたゆまざる強さ、そして花満開期の豊かな美しさにあなた様の限りなき幸福を祈願して下さい。(宮司)
  献詠
平成6年8月 板橋清風作
 老杉木蓮 是れ精霊 双樹天に聳えて 神庭を瞰す 枯淡延命 豊麗の姿 神樹低頭して懇願銘すべし



では、次へ行きましょう


コメント
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