ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県美里町、木間塚「十王山の槻ノ木」(町指定)です!!

2021-04-08 06:14:00 | 巨樹・大木
木間塚地区は、美里町役場の南東10kmのところ

県道152号線から県道150号線と鳴瀬川左岸を進みます国道346号線を過ぎて更に南下すると、


JA新みやぎ南郷営農センターです、センター入口に車を止めさせて頂きました

営農センターの向かい側に十王山公園の入口です



階段状になって土塁状の上に登ります

十王山遺跡の標柱です


土塁状の台の先に目的のケヤキが見えて来ました

主幹が無くなっています

こちらが正面(東側)です

天然記念物標柱です

説明版です
 美里町指定天然記念物
「十王山の槻ノ木」
  平成30年7月3日指定
指定文化財概要
 名称 十王山の槻ノ木(じゅうおうざんのきのき)
 区分 天然記念物 員数:1 科名:ニレ科
 樹種:ケヤキ(「槻」はケヤキの古名)樹齢750年あまり
 樹高:12m、胸高直径1.9m(幹囲5.97m)、根元直径2.2m
 所在地 美里町木間塚字十王山15番地
 所有者 宮城県遠田郡美里町
 管理者 宮城県遠田郡美里町木間塚区
 十王山の槻ノ木は、大崎平野の東端部に位置し、島状に残る低丘陵の西斜面に所在します。樹齢750年といわれ、古来、旅人の目印として重宝されたと伝えられています。なお「槻(ツキ)」はケヤキの古名であり、同種の樹木です。
 ケヤキは、ニレ科の落葉高木で本州に広く分布し、肥沃地や渓畔によく生えます。材は木目が美しく重硬で狂いが少ない重要な建材で、特に社寺の建築に多く用いられます。この樹木は伐採されることなく、長い間地域を見守り続けてきた歴史の生き証人です。しかい、長い年月による痛みや、自然環境や社会環境の変化により、存在が危ぶまれている樹木が増えている現状があります。この樹木も例外ではありません、そのような中で、樹木が所在する十王山公園が地域住民により維持管理がなされ、また、樹木の治療にあたっても地域住民が寄付を募るなど積極的な保存活動がなされてきたことは、地域の象徴としての重要性を示しています。
 樹木本体の特徴は、欠損した主幹上部と発達した根系です。主幹上部は落雷や積雪により損傷したため、平成12年~19年に宮城県緑化委員会の補助を得た地元有志の手による治療を受け、樹勢を取り戻しています。主幹上部は失われたものの、残された幹や根の表面は非常に綺麗であり樹勢が非常に良く、枝の張具合も見事です。現状としてはその治療痕が目につくものの、しっかりと大地に根を下ろしした根張り、幹の力強さ、枝張り、樹皮の風合い等は、今なお見る者を圧倒させる偉容をたもっているといえます。
 十王山の槻ノ木は町内最古、最大の樹木であり、十王山が公園化された由来とともに地域に根差した文化遺産であることから、町民の宝として長く後世に残していく必要があります。また呼び名が違えども、宮城県の県木でもあるケヤキでもあることから、県内外に誇れるケヤキとしても非常に重要です。平成30年7月3日付けで、美里町天然記念物に指定されました。
 令和元年9月 美里町教育委員会

南東側から

西側に下りて見あげました


では、次へ行きましょう
コメント
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