ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山形県米沢市、春日「長町裏のエゾノキ」(県指定)です!!

2022-05-12 18:42:08 | 巨樹・大木
 春日地区は、米沢市役所の北西約700mのところ

 モーゼスレイク通りを西へ

 最上川の支流堀立川の手前右手に春日団地集会所があります

 集会所前の広場は熊野大権現の境内になっています 

 
春日団地集会所です、ここの前に車を止めさせていただきました

集会所の前は「宗教法人 熊野大権現」の境内です、左奥に目的のエゾノキが見えます

説明版です
  宗教法人 熊野大権現
1、御本尊 阿弥陀如来 室町時代の作
1、御神木 エゾ榎(樹齢約450年)
  昭和31年天然記念物として指定された。
  当御神木エゾ榎はこの地が南限と云われる、又、他に見られない板状根を有するものである。
1、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全その他諸々の祈願、ひろく信仰崇拝されております。
   昭和61年7月吉日
   米沢市長町下通り信徒一同

南東側から、目的のエゾエノキは境内端に在ります

東側から


北側から太い幹を見上げました

熊野権現社の祠です

天然記念物指定20周年の顕彰碑です


南側から

山形県指定天然記念木の標柱です

説明版です
  山形県指定天然記念物
   長町裏のエゾエノキ
  昭和31年5月11日 指定
  所在地 米沢市春日三丁目
 この樹木は熊野権現の御神木となっており、信仰の対象であるとともに地域のシンボルとして地域住民から長年親しまれてきた。
 樹齢は400年以上と推定され、根周り9.5m、胸高幹周5.3m、高さ14.5m、枝張りは東西16.1m、南北21.8mを測る。
 従来、「エゾエノキ」されてきたが、のちの調査で「エノキ」であることが判明している。同種の樹木としては県内随一の巨木であることから、昭和31年5月11日に県の天然記念物に指定された。
 昭和59年に行われた堀立川の河川改修工事により、川の流れが変わったことで、現在のように板根状の根幹が地上に露出し、奇状を呈するようになった。
 平成以降、枝折れなどの樹勢の衰えが目立ち始め、枝折れ箇所から雨水等の侵水による影響で、急速に幹への腐朽と空洞化が進行し、枯死や倒木が懸念される状況に至った。
 平成21年に地域住民が中心となって「エゾエノキを守る会」を結成し、平成23年には守る会と熊野権現らの地域住民が主体となって山形県及び市の教育委員会の補助を受け、保存修理工事を実施するなど、樹木の精力的な保存活動が行われている。


河原側に降りて見上げました


南西側から

橋の袂から見ました

では、次へ行きましょう
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山形県米沢市、遠山町「西明寺のトラノオモミ(ハリモミ)」(県指定)です!!

2022-05-12 06:26:26 | 巨樹・大木
 遠山町は、米沢市役所の西南西約4kmのところ

 県道152号線を西へ県道から国道121号線へと変わってさらに西へ、

 ヨークベニマル(スーパーマーケット)先の国道287号線と県道101号線の五差路の信号を

 左の県道152号米沢環状線を南へ

 更に進んで、コンビニの手前の信号を右(西)へ県道233号線です

 間もなくJR米坂線を渡ってすぐを左(南)へ県道245号線です

 道なりに進むと、右手(西側)の山裾の道路に西明寺の参道が東向きに開いています
(手前の新しい道路にも西明寺への案内板が建ちますが、カーナビの案内に従いました)


参道入り口です

置賜第26番札所西明寺です


遠山観音入り口です、車をここに置いて墓地の間の石段を上ります、本堂へは南側から登りますが・・・


観音堂が見えました、大きな松の切り株です


観音堂です

文化財説明版です


直江兼続公の詩碑です、米沢の市街を見下ろします


観音堂の南側には西明寺本堂前の弘法大師様です


観音堂北側から薬師堂へ向かいましょう

薬師堂です


薬師堂は上杉家四代綱勝公が再建したものです

説明版です


薬師堂前には弘法大師様に誕生1200年記念碑です、子供の頃のお大師様の像は珍しいですね

右手に、目的のトラノオモミです

南側から

説明版です
  山形県指定天然記念物
   西明寺のトラノオモミ
  昭和31年5月11日 指定
  所在地 米沢市遠山町
 トラノオモミは、西明寺の北端にある薬師堂脇に存在するもので、根周り4.0m、幹周り2.85m、高さ26mを測る。推定樹齢は約350年の壮年期と推測される。
 平成9(1997)年に隣接する林地伐採の影響によって樹勢が衰えたので、県と市による応急手当てが施され、活性を取り戻している。
 円錐形状の樹形は、東西10m、南北9m、に広がっており、全盛期と比較して下枝が少なくなった分だけ、ややほっそりした感じである。
 平成13(2001)年、以前から樹種の異なりを指摘されていた本樹木の調査を実施し、果実や種子の形状、葉の断面より、ハリモミ(バラモミ)であることが判明した。
 ハリモミは、日本特産種の常緑針葉樹で、マツ科トウヒの仲間では最も低いところに自生し、東北南部の福島県から九州地方の鹿児島県の至る太平洋側の低温帯域に分布している。
 本樹木に関しては、明暦4(1658)年、三代米沢藩主上杉綱勝が婦人(媛姫)の病気平易祈願のため会津から苗を取り寄せ手植えしたと伝えられている。
 日本海側の多雪地にはほとんど自生しないとされ、移植された可能性が高く、学術的に貴重な存在である。
  米沢市教育委員会


東側から


北側から


北東側から



西側から



南西側から見上げました

春の草花はカタクリです

ショウジョウバカマです

では、次へ行きましょう
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