ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

長野県小谷村、中土宮ノ場「大宮諏訪神社のカツラとスギ」(村指定)です!!

2023-10-01 18:30:35 | 巨樹・大木
 中土宮ノ場地区は、小谷村役場の北北東約7kmのところ

 小谷村役場前の「南雨中」信号から国道148号線を北へ

 「下里瀬トンネル」に続いて長い「中土トンネル」を貫けた約4.2kmの「小谷温泉口」信号を右(東)へ

 また直ぐに「山住トンネル」を潜り中谷川沿いの坂道をどんどん上って行きます

 小谷温泉口信号から3.3kmの「中土局前」バス停(標高550m)の先を左(北北西)へ

 中谷川を中谷橋で渡ります

 道成りに西へ進み幟の支柱の建つ耳尾沢を渡ります

 約600mで右手上に大宮諏訪神社が鎮座します

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 説明版です
  小谷村指定天然記念物
   大宮諏訪神社社叢
     平成21年7月23日指定
 社叢とは、神社の森を意味します。人為的に伐採されることいが少ないため、地域の植生を理解する上で貴重な生態を保っています。
 大宮諏訪神社は、小谷総社といわれる古社であり、関連文化財も多数有する小谷村の諏訪信仰の中心的な神社です。創立は天平の頃といわれ、旧明治社格制時代の郷社です。
 この社叢は中谷川の中流右岸字宮の場の斜面に位置し、標高約580m、面積4546㎡です。
 杉が最も多く、ケヤキ、トチ、桧など200余の針葉樹、広葉樹で構成されています。
 特に神木の杉は目通り710cm、カツラの株立757cmは壮観で、また目通り3mを超す巨木を多数有した調和のとれた境内区域は、社叢の尊厳さと長い歴史を物語っています。
 小谷村の歴史等からみても、貴重な文化財です。
       小谷村教育委員会
       大宮諏訪神社 

 もう一枚
  長野県宝 大宮諏訪神社 本殿 一棟
         附指定 棟札 3枚
    昭和41年1月27日指定告示第1号
  長野県無形民俗文化財 奴踊り 狂拍子
    平成3年2月14日指定
      長野県教育委員会
 〇御本殿は、元和5年(1619)名匠金原周防守の作にして、流造杮葺。
 向拝は浜縁を設け、面幅の十分の一程の大面取角柱を立て、太目の虹梁を架し、上に斗栱をのせている。
 虹梁には眉及び剣形錫杖彫の先駆とも思われる錫杖彫が施され、木鼻の長さは虹梁に比して短小で、時代にふさわしい先の太い渦巻を彫っている。
 母屋は丸柱で、地長押・内法長押を回し、柱上に舟肘木を載せ丸桁を受けている。脇障子に墢形繋束を立てる。時代明瞭な好作例。
 〇奴踊りは12人の踊りである。円陣を作り、身振り手振り面白く「ヨイトマカサーノヨイ」の掛声で3回廻り、一回毎に一首ずつ自分達の作った歌を披露、頭の奴が一節ずつ大声で唄うと残りの奴達が続いて唄い、唄い終えて地団駄を踏む。
 奴に扮して踊り歌う中で神徳の称賛、世相の風刺、為政者への揶揄等を歌い、うっぷんを晴らしてきた。年々作った歌は400首以上あり、時代の変遷やその時々の村人の思いを知ることができる。
 〇狂拍子は10才位の男の子二人で行われてきた。一人は45cm位の棒を五色の紙で巻き、両端に同色紙房をつけたものを両手に持ち、一人は同様の1m位の棒一本何れも中央を持ち、笛・太鼓・手拍子(鉄製シンバル)の囃子に合わせて踊る。
 2本の棒は陰を、1本の棒は陽を現わし、踊りの中で二人がパッと寄って、2本の棒の間に1本の棒を挟み、パッと離れて向きをかえ、また同じ所作をする。踊りは陰陽合体・万物生成・五穀豊穣の祈願を表現している。
 なお、この例祭には、ほかに勇壮な獅子舞も奉納される。
    平成3年6月建之  小谷村教育委員会


 トチノキが境内周辺に見られます

 参道にもトチの実が落ちていました

 手水舎です

 鳥居を潜って参道石段を上りましょう


 境内左手には神楽殿です、大工さんが修理をしていました

 正面一段上に拝殿です

 拝殿前右手の境内に目的のカツラです

 東側から

 東北東側から

 北東側から、説明版にあった7.57mの巨木です

 北側から
 
 北北西側から



 説明版にあった目通り幹囲7.1mのスギの巨木です

 東側から

 南東側から

 南側から

 本殿です

 拝殿軒下には大宮大明神の額です

 拝殿前からカツラを見ました

 では、次へ行きましょう
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長野県小谷村、中土上手村「土谷諏訪神社腰掛け杉」(村指定)です!!

2023-10-01 06:37:44 | 巨樹・大木
 中土上手村地区は、小谷村役場の北東約5kmのところ

 小谷村役場前の「南雨中」信号から国道148号線を北へ、約2.5kmで「下里瀬」信号を右(東)へ

 姫川を中央橋で渡ります、県道330号線(水仙街道)です

 すぐのJR大糸線の踏切をディーゼル汽車が通過していきます
 
 つづら折りに上って、約2.5kmで斜め左後ろ(北西)へ

 約300mで左(西)の道へ入り、正面の住宅の手前を右の農道へ入って、住宅の裏側へ

 (上って来た道路を少し奥に進んで、道路脇が広がった所に車を止めさせて頂き下って来ました)

参道への入り口です

 参道脇のそば畑にはソバの花が満開です

 参道石段を上がりましょう

 中段から石段の上に社殿が見えました

 拝殿です

 軒下の額には「諏訪社」となっています

 本殿覆い屋の奥に太い幹が見えます

 境内に「天然記念物腰掛杉一本」の石碑です

 東側の道路から上ります

 そばには「塩の道」の標柱に村文化財 腰掛杉0.2kmの表示です

 右手の斜面奥に大きなスギの幹が見えました

 説明版です
  土谷諏訪神社腰掛け杉 小谷村天然記念物(昭和59年指定)
 樹種は杉の一種クマスギで、日本海側に多く分布し、南は鳥取・福井地方から信越を経て北は秋田地方に跨り、それぞれの土地の気候や環境に支配されて、少しずつ形態に変化を生じて生育している。
 本県では北安曇地方に本種の老樹が多く分布しているが、多雪地帯に適する品種として種木による苗木の育成が盛んに行われている。
 樹の形態は、目通りの太さ約5m、高さおよそ37mで、地面に近いところから枝が密生し、下方の枝は水平となり、又その先端が垂れ下がって円錐形となっている。
 地上20m程のところに直径約7m、上下9m程の輪状に枝葉が密生した部分があり、里人は古くから神様の腰掛杉と拝んできた。
 本樹は、「杉としても大木に属するのみでなく、その畸形枝の発生は、植物畸態学よりみても将来学術的に研究されるべき品種である。」と、八木貞助氏の調査書にも記されているとおり、戦前は県指定の天然記念物であったが、敗戦により解消されてため、昭和59年改めて村天然記念物に指定されたものである。
        小谷村教育委員会
        小谷村文化財保護委員会

 天然記念物標柱です

 目的の腰掛杉です、注連縄がずれ落ちてしまっているようです

 根元から見上げました

 右(東)側の石祠です

 左(西)側の石祠です

 説明版にあった、地上20m程のところに直径約7m、上下9m程の輪状に枝葉が密生した部分が見えます
 

 北西側から

 北側から

 北東側から見ました

 では、次へ行きましょう
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