ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

山梨県甲府市、湯村3丁目「塩澤寺の舞鶴のマツ」(県指定)です!!

2023-10-17 18:28:00 | 文化財・樹木
 湯村3丁目は、甲府市役所の北西約4kmのところ

 甲府市役所東信号から県道31号線を北へ、約800mで左へカーブして100mの信号を右(北)へ

 約20mで武田信号を左(西)へ県道6号山の手通りです、約2.2kmの湯村信号を右(北)へ湯村温泉通りです

 市内の案内図です、左端に塩沢寺が表示されています

 道成りに約500mで、右手に塩沢寺の山門です

 甲斐国 厄除地蔵尊 福田山 塩沢寺です

 側面には、厄除地蔵菩薩略縁起が彫られています
    厄除地蔵菩薩略縁起
 当山厄除地蔵大菩薩は、人皇51代平城天皇の御宇、大同3戌子年(808年)高祖弘法大師諸国御教化の砌り錫を当地に停め、偶は感じる所あり、凡そ人生一期の中必ず大小25度の厄難あること諸経論中 明なり、然るに当国未だ霊場あるを聞かず、我衆生の為に発願して大悲菩薩の降臨を請んと、17ヶ月の間日夜肝胆を砕き、御祈誓あらせられました。
 奇なるかな  正月14日の暁明星とひとしく御文1寸8分なる御影赫耀として岩上に降臨し給う。大師御胸に彼の降臨仏の霊を秘め、7月16日を期し御親刻給う。爾来、其霊験を仰ぐに利益日に新たに感応日に盛なり。
 後、天暦9年(955年)空也上人、彼菩薩の霊験を蔵し、自ら六尺有余の座像を平常衆庶の参拝仏として安置し、大師御親刻の霊像を寺内に秘蔵し、名付けて福田山塩澤寺と称て、  武田、徳川両家累代の帰依浅からず、陣中守護秘仏として御親拝あり。

 山門前の舞鶴のマツです

 南東側から

 樹幹の一番高いところです

 山門前を右に登ると

 説明版です
   山梨県指定天然記念物
     塩沢寺の舞鶴のマツ
    所在地 甲府市湯村3丁目17ー2
    所有者 塩沢寺
    指定年月日 昭和40年5月13日
 樹種はクロマツ、樹高はあまり高くないが枝を東西に長く張り、東方の枝の長さは14m、西方の枝の長さは15mあり、鶴が両翼を開いて舞い上がる姿に似ていることから、舞鶴のマツと呼ばれている。
 枝を東西に長く伸ばした樹形は、県下まれに見る名木である。
    昭和60年10月
         山梨県教育委員会
         甲府市教育委員会

 西側から

 山門を潜ると参道石段です

 四国八十八ヶ所お砂踏霊場ー同行二人の説明版です
  

 手水舎です

 地蔵堂です

 日本遺産説明版です
   塩澤寺地蔵堂
 寺伝によれば、大同3年(808年)弘法大師が諸国教化の折にこの地で錫杖を休め、地蔵菩薩の降臨を祈願して感得し、自ら六寸あまりの石の地蔵を彫って、安置したことに始まるとされている。
 その後、天歴9年(955年)、空也上人が開基となり、弘法大師の像を模して造った厄除地蔵像を安置して、塩澤寺と称したといわれている。
 〇昭和24年2月18日国の重要文化財に指定。
 〇「厄除地蔵さん」として民衆の信仰を集め、毎年2月13日正午から14日正午に開かれる「厄除地蔵尊祭り」には、県内外から大勢の人々で賑わう。

 本堂西側のその名も「西堂」です

 本堂との間に須佐神社と塩釜神社です

 扉の中には「愚痴ぼやき聞き地蔵尊」です

 地蔵堂東側から墓地入口に無縫塔が三基あります

 説明版です
  山梨県指定文化財(建造物)
    塩沢寺無縫塔
      指定年月日 昭和46年4月8日
      所在地   甲府市湯村3丁目17番2号
      所有者   塩沢寺
 無縫塔とは大陸からもたらされた墓塔の一種、卵塔とも呼ばれている。
 古くは僧侶の墓に限られていたが、後に広く一般に普及した。
 指定されている無縫塔は、応永7(1374)年のものである。総高1.2mのこの塔は、石 に輪郭を描き古調を帯びて風格が備わり、よく 正が保たれている。
 中央のものは正保5(1648)年、左端のものは元禄6(1693)年の無縫塔である。
     昭和63年3月
         甲府市教育委員会
 *一部禿落ちているため読めない部分があります

 板碑です

 説明版です
  山梨県指定有形文化財
    塩沢寺弥陀種子板碑
      甲府市湯村3-17ー2
      塩沢寺所有
      昭和40年7月12日指定
 この板碑は、高さ2.15m、幅約1mで、安山岩でつくられている。
 碑の上部には弥陀種子(梵字 キリーク)が鮮やかに薬研刻りされ、その下に貞和6(1350)年の造立年次のほか、願文・願主・大工(左側の面 名を欠く)が刻られているが、このように銘文が完備に近い遺構は極めてまれである。銘にいう「当荘本主」が誰であるかわかっていない。
 郡内(南・北都留郡)の緑泥石片岩(俗称青石)製の武蔵系板碑とは異なった、国中(甲府盆地)の在銘最古の代表作である。
   昭和55年3月30日
       山梨県教育委員会
       甲府市教育委員会

 では、次へ行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山梨県甲斐市、篠原「法旧寺のカシワ」(市指定)です!!

2023-10-17 06:32:00 | 文化財・樹木
 篠原地区は、甲斐市役所の南東約1.5kmのところ

 甲斐市役所竜王庁舎前信号を南へ、約150mで左(東南東)へ、約50mで右(南西)へ、直ぐ左(南東)へ

 約800mで斜め左へ入ると


 左手に山門です

 本堂前に車を止めさせて頂きました

 本堂の東側、庫裡の前に目的のカシワです

 幹を見上げました

 説明版です
  甲斐市指定天然記念物
    法旧寺のカシワ
      所在地 甲斐市篠原3225番地
      指定年月日 昭和58年5月6日
 「カシワ」は日本全土から東アジアに広く分布するブナ科の落葉高木樹です。
 大きいものは高さ30m、幹囲4.5mになるものもあります。
 このカシワは庭木として剪定されているため、樹高は約8mですが、目通り幹囲は2.4m、枝張りは東側6m、西側4m、南側5m、北側3mで、甲斐市周辺では巨木といえます。
 カシワの特徴は枝が太く、葉は厚く、長さは20cm前後、幅は10cm前後で、縁は鈍い波形状になっています。雌雄同株で、5月ごろ新しい枝の下方に細いひも状の雄穂が垂れ、上部の葉腋に1から3の雌花がつきます。
 実は「どんぐり」と呼ばれ長さ2cmほどの大きさになり、晩秋には褐色に熟します。また葉は「かしわ餅」を包むことで知られています。
 *目通り幹囲・・・立っている人の眼の位置(高さ1.5m)を基準とした幹回り寸法
    平成28年(2016)3月1日
         甲斐市教育委員会

 北側から見ました

 本堂では法事が行われていましたので、急いで引き上げました

 では、次へ行きましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする