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城下町、篠山の町並みその1

2016-03-15 15:57:27 | 丹波
2016年3月13日、篠山の町並みを散策しました。
「篠山は、古くから京都と山陰、山陽を結ぶ交通の要衝の地でした。江戸時代になると、幕府により大坂城の豊臣氏と西日本の大名を分断する格好の地として軍事上重要な位置づけがされ、慶長14年(1610)に徳川家康の命による天下普請によって篠山城が築城されました。翌15年(1611)からき城下町が計画的に整備され、江戸時代を通して丹波国篠山藩5万石の中心地として栄ました。城下町は、城の周囲に武士の屋敷地か配され、その外側に城下町を貫くように京街道が引き込まれ、街道沿いに町人地が配されました。また城下町の入口や要所には寺院が配されました。」
鉾山収蔵庫の南側の観光駐車場に自動車を止めて、お城の周囲を反時計まわりに散策します。
map
観光案内所があり、散策mapをいただきました。
案内図

篠山重要伝統的建造物保存地区の地図と説明書



旧商家町の町並み
まずは商家群の保存地区から散策です。城の南の東側に位置します。「小川町と河原町は旧商家町で、東西約700mの通りに沿って江戸時代末期から昭和戦前期の町家や土蔵が建ち並び、城下町の歴史的景観をよく留めています。間口が平均3間、奥行20~60間の敷地割が多く、間口が狭く奥行が深いことが特長です。主屋は妻入、中ニ階建、桟瓦葺が主で、平入も少ないながら存在します。外壁は大壁造の漆喰仕上げ、窓は中二階のものは出格子窓か虫籠窓が一般的で、かつての表構えは、大戸と格子、蔀戸を基調としていました。」
鉾山 収蔵庫
「春日神社の秋の例祭の神事として巡行する鳳凰山が納められています。」































































王地山まけきらい稲荷
「王地山は七尾七谷といわれ、春の桜、秋の紅葉の美しさで知られています。元和5年(1619)遷座のまけきらい神社は土俵の上にまつられ、勝利守護の神として遠近からの信仰があつく、必勝祈願の人々の参詣で賑います。」



































尊寶寺
「永正3年(1506)、加竹法印重尊が、上城外艮(東北)の方角に一宇を建立した。最初は天台宗で尊宝院と号し、重尊の子、雪隆が居住した。永正9年(1512)、雪隆が京都本願寺実如(蓮如の子、本願寺九世)に奉謁してのち、一向宗(浄土真宗に転じ尊宝寺と改めた)第十世證如の日記に尊宝寺の門徒がしばしば上山したことが見え、尊宝寺は当時丹波における唯一の本願寺直参の寺院であったことが知られる。」





















来迎寺



















西に向かって歩きます。

門前橋















篠山市立歴史美術館
「明治24年(1891)に篠山地方裁判所として建てられ、昭和56年(1981)まで使用されてきたわが国で最も古い木造の裁判所の建物を、重要建造物として永久保存するため、美術館にふさわしく内部を改築したものです。」









篠山の街並みその2に続きます。



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