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善水寺

2020-11-25 16:54:34 | 滋賀
2020年11月23日、お参りしました。拝観料600円です。
パンフレットより「奈良時代和銅年間(708~715)元明天皇勅命により鎮護国家の道場として草創され、和銅寺と号した。延暦年間傳教大師最澄上人、比叡山を開創され、堂舎建立の用材を甲賀の地に求められた。材木を切り出し横田川(野洲川)河岸に筏を組み、いざ流し下す段になったが日照り続きの為、河水少なく思うように材を流すことができなかった。
 大師、請雨祈祷の為、浄地を探されたところ、岩根山中腹より一筋の光が目に射し込み、その光りに誘われるまま当地に登られた。山中に堂、その東に百伝池あり、池中より一寸八分、闇浮檀金の薬師仏を勧請され、その薬師仏を本尊として請雨の祈祷を修すること七日間、満願の日に当たって大雨一昼夜降り続き、流の勢いのまま、材は川を下り琵琶湖の対岸比叡の麓に着岸したと云う。
 後に、京の都で桓武天皇御病の際、大師、霊仏出現の池水を以って薬師仏の宝前にて病気平癒の祈祷を修すること七間、満行になってこの霊水に依って『善水寺』の寺号を賜ったという。」
滋賀県湖南市岩根3518
map
案内図

駐車場に車を止めて、参道の階段を登ります。



観音堂
「1696年(元禄9年)、東尾観音堂を中尾岩蔵院旧跡に移し丈六観音像を修理安置す。」

紅葉が素敵ですね。





本堂の近くまで自動車が進めて駐車場があった。7分ほど坂道を登った。
鐘楼

元三大師堂
「江戸時代の1713年(正徳3年)再建」

百伝池
「善水寺本堂の東にあり、岩根の池と云う。」





宝篋印塔



五輪塔

六所権現

行者堂
「明治9年飯道寺岩本院行者堂」

善水元水



本堂(国宝)
「室町前期(1333-1392)建立、桁行七間、梁間五間、一重、入母屋造、檜皮葺。天台密教仏殿、前二間通りが礼堂(外陣)、中二間通りが正堂(内陣)、後一間が後戸、後戸には五間の張り出しが付く。礼堂の周囲は、内開き蔀戸。正面に向拝を持たないため美しい屋根の曲線が覗える。礼堂内部は、中央の二本の柱を省略しているが、通常は虹梁を架け渡している。さらに通常の梁の位置には華麗な彫刻の施された拳鼻が設けられている。」













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