以前星の里にお邪魔した時の話です。
埼玉県秩父郡皆野町三沢にある、 登谷 (とや) 高原牧場の一角を借りて建てられた天体観測所の集まった場所のことを、 アマチュア天文家の通称で“ ちちぶ星の里” と呼んでいます。すぐ近くには行き止まりの “ 観測広場 ”もあり、駐車もできます。28年前、埼玉県上尾市在住の関根増三氏(当時カートン光学勤務)がこの地に初めて天体観測所を建てたのがきっかけで、天体観測村を作ろうという趣旨に賛同した天文愛好家が次々と観測所を建てるようになりました。現在では10棟のスライディングルーフ天体観測所、2棟の天体観測ドームが密集して立ち並ぶ姿は、日本でも数えるほどしかありません。週末ともなれば、星を見に “帰ってくる” 観測所の人達や、車に天体望遠鏡を積んで星を見に登ってくる人々が集まります。
針外しは関根氏と当時ちょっとお会いした事があり(増三ぞ―さんって呼ばれていました。)、その隣には江原氏の観測所があります。江原氏とコプティック星座館に入り浸っていた頃知り合いになりました。多分、お顔が広い(デカいんじゃありません)から針外しの事なんか忘れています。(笑)。
標高630mの眺望は北から東にかけては牧場の小高い丘と高さ50mのNTT無線中継塔に阻まれ低空の天体を見ることはできませんが、南から北西にかけてはよく開けていて、カノープスやオメガ星団も見ることができます。私が行った時はヘラクレス座、M13を見せて頂きました。
桜の咲く季節から晩秋にかけての休日は、都心から2時間足らずで来られること、近くに岩畳と渓流下りで有名な景勝地 “長瀞(ながとろ)”もあることから、ハイカーや家族連れで賑わいます。
駐車スペース:観測広場、売店脇舗装駐車場
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観測棟と観測広場(↑南 →西) |
★「ちちぶ星の里」 への交通手段と道案内
● 鉄道 では、寄居駅(JR八高線、東武東上線、秩父鉄道)からタクシーで約20分ほどで登れ、帰りも電話1本で迎えに来てくれます。
● 車では、登谷高原牧場近くの釜伏峠を目指して登るといいでしょう。
北側から登る/関越自動車道花園インターを降りて国道140線を秩父方向へ進みます。その後、秩父鉄道 波久礼(はぐれ)駅手前を左折、寄居橋を渡って更に左折、その後ほぼ道なりでミカン園や日本水(やまとみず)を過ぎ、左手の釜伏神社を通り過ぎて5分で登谷高原牧場入り口の看板が見えます。そのまま入り口看板に気づかず真っ直ぐ進むと、彩の国ふれあい牧場(秩父高原牧場)まで行くハメとなります。ご注意を。・・・・とありますが、現在この看板あるのかなあ?。

東側から登る/小川町の金勝山トンネルを走る国道254号線バイパスを北上し、スーパーマーケット「ベイシア」のある交差点を左折します。そのまま車幅制限の道を真っ直ぐ10分ほど進み、信号のある交差点を過ぎるとすぐ急勾配の登りになり、JR八高線の踏切に出ます。そのまま細い道を進み、左側の派出所、静光園(食料品商店)を通過し、更に進みます。
右手に建築工務店が見えたのち、道が左カーブし始めますが、10秒ほどで右折できる細い(車1台やっと)道が見つかるので、そこへ進みます。すぐに小さな交差点を過ぎて更に10秒ほどで真っ直ぐな道と右斜めへ進める変則Y字路が見つかります。その交点に「登谷高原牧場」を示す看板が見えたら右斜め方向へ道なりに進みます。
途中、中間平(ちゅうげんだいら)という小さな公園を過ぎて1分ほどで先ほどと同じようなY字路に出るので右方向(真っ直ぐに見えるかも)を走ります。この後10分ほどで釜伏神社近くの観光案内図のある十字路に出ます。そこを左折して5分くらいで牧場の入り口となります。
行きたい方は昼の内に登谷山に上がって観測所が開放されていれば、見させて頂けるかも知れません。住居を共にされている処ですので、絶対に失礼の無いようにしてください。 なんせ見るのは夜の事ですから、突然行った処で不在の時が多いし、無理な話ですね。
出来れば手土産なんかあるといいね。(気持ちの問題で必要ではありません)