針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

硯台が出来たら。

2025-03-01 20:22:08 | 書道の話

昔、花果山で孫悟空が美猴王(びこうおう)と名乗っていた頃、太白金星の求めに応じて天界に上がったのだが、大騒ぎを起こしてしまい元の棲家に戻ってきたのだが、其処で大王に相応しい鎧とかが欲しくなって、ある程度満足したのだが、今度は武器が欲しくなって。東海竜王に「諺に、3軒回るより1軒で粘れ」と言うじゃないですか。海中の東海竜王敖廣の宮殿である龍宮にいき、悟空の意によって自在に伸縮する如意金箍棒を無理矢理譲ってもらう。

という訳で針外しもそこそこの物が欲しくなった訳。ヤフーオークションには実に様々なものが出ています。いいのもあれば、全くダメなものも多いね。

   
      確かにこういった物は中々出てきませんね。           千手観音様は手に入れることが出来ました。

最初に目に付いたのがこの清の時代の硯ね。中々こういった物は出てきません。これはいい物だと思ってある程度の金額入れったら何とフォローが53人もきてしまい、どんどん入札して来るので9時にしゅうりょうが何と翌日に迄、延長されてしまいまいた。金額もとんでも御座いません。貧乏人の針外しは尻尾を又に挟んで早々に退却です。

チベット仏教の「千手観音」は何故か最後に500円だけ足した金額を入れたら、前の入札者が、針外しは入れる金額がドカンと入れると勘違いされて残り時間6時間もあるのに誰も追いかけてきません、結果落札してしまいました。

金に明かしてガツガツと入札すれば取れない事は無いのでしょうけど。其処は節度を持たないとね。「取った取られたは兵家の常」です。針外しの狙いを付けている物は所謂、「文房四宝」ですからね、脱線しないように心がけています。ただ人が興味を示さない文鎮とか小物が標的です。

ヤフーオークションに参加している人の中には珍しいからとかただ単に欲しいだけの人もいます。書道をやっている針とすると、投機目的なんかの人は入札に凄い邪魔ですね。文鎮なんかでも下の二つは中々凝っていて、清の時代の物です。こういう物が欲しくなっちゃうのですよ。写真より実物のほうが立派だよ。




    
              龍の筆洗い。と水差し。こういう物が興を添えられるんですよね。

     

               希少 古玉 河磨玉 原石 手彫 獣紋玉枕 脈枕 筆架 文鎮

この獣紋玉枕は一寸置くのに便利です。目ん玉が飛び出るような高い物でなくても存在感が見た目は無いけど実際手に取って見ると結構いい物もあるね。この赤い天然石の多分「瑪瑙」なんだろう?、けど、「天然石」で検索すると出てきません。ウォッチリストに入れた出品者の他に出している出品に出ていました。「他の誰も気が付いていないようだぞ」。これが、2500円+送料で出発です。結局落札出来ました。此れだって新品で購入すると5000円以上すると思うね。中々、こういう柄の物は出てきません。

終わりが、23時間と短い。「誰も気が付くなよ」(笑) ラッキー―だったね。着て見ると、丁度いい大きさ、重さです。書道をしていて、普通の鉄の文鎮よりこういった物も「粋」なんだよね。

                                     

  やはり「気分」が乗らないとね。愛着がある物の中で練習するといいもんだ。     

   

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文房四宝 ③

2025-02-22 13:23:12 | 書道の話

ボードに穴が開きました。糸鋸で切ったようにそこそこ精密にあいたぞ。今度は色塗りですね。ただの黒じゃ味気が無いので抹茶色なんてどうだろう?。塗ってみて硯を入れて見ると中々いい感じです。他の箱の蓋も作るので、違う色なんかもいいじゃない?。やっぱり道具は楽しくなくちゃね。あんまり派手でチャラチャラしたら落ち着きがないですけど。「四谷、赤坂、麹町チャラチャラ流れるはお茶の水」ときたもんだ。

      

ところでこの硯、甲州(山梨県の雨畑(あまはたかわ)で採れる「雨畑真石」という物です。何でも中国では「端渓の硯」と言って有名なんですが、この「雨畑真石」は「端渓」より目が粗いらしく墨が早く擦れるとか。ヤフーオークションでもあまり出回っていません。これも3000円でゲット出来ました。

      

針外しのゲットした硯、通常、このタイプの物で15000円から25000円。一寸特殊だと3,4万の物も珍しくありません。またこの龍の置物も1000円スタートで結局1100円。筆置きも年代物なんですが即決2300円。結構こういう物、一覧の処に載ってないで欄外に有ったり、開いてみるとペイペイでしか買えなかったりします。(後で気が付いたんですが小さく「他の方法」でも買えることが分かりました。筆置きと謡ってますが、小さい物が多くよく言う「使えない物」が多い中で大き目で中々いいですね。

                  

出来上がったのが此れです。良くあるトレーはプラスティック製で硯置いたり、筆置いたりすると「カチャカチャ」音が出たりするので気に入りません。また硯箱のしたの方を使うと深くて墨を擦るのに邪魔になります。其処で考えたのが蓋を利用することだったんです。

                    
紙製のボードもスプレーで色塗りました。皆さん塗装する時は油物、ハンドクリームなんて使っちゃ駄目ですぜ。俗にいう「弾いてしまって、これかだ更に塗ろうとしても残って消えません、手を良く洗ってね。そしていっぺんに塗らない事です。まず薄く塗って良く乾かして再度塗るようにします。結果こっちの方が早く塗りあがりますね。

カミさんに手拭いで雑巾縫ってもらって、下に敷きます。針外しはズレ防止のマットも敷いたので全く動きません。
 

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文房四宝 ②

2025-02-09 00:25:42 | 書道の話

ヤフーのオークションで硯箱を物色しているんですが、箱の高さが5,6cmと深くそれでは墨をするのに箱壁が邪魔になりますね。また、ヤフーのオークションを見ても浅いトレー付きの物はなかなかありません。あってもプラスティックと針外しのニーズに合いません。変な処にこだわるのが針外しの悪い処です。(杉下右京じゃねーか!)

あれやこれや考えた挙句にこの硯箱の蓋を使う事を思いついた。深さもちょうどいいし、蓋の重さで、しっかりと机に収まるし「なかなかいいじゃない」。蓋が滑るようなら手拭いで雑巾作って下に敷けば完璧です。最近かみさんがミシンを買い替えたので練習させる意味で作らせました。(天の時を得ていますなあ!)

となると蓋の中に気の板かボードを敷いて、硯を動かなくするのをしなくちゃね。  Amazonnで色々探して見たらいい感じのボードが見つかりました。それが↓此れ。

取り寄せる前に色々造作を考えていましたがこの「ボード」紙だけど偉い固い!。「硬てー硬てーは、日向のうんち」だ!。カッターで切れるなんて書いてありましたがまるで歯が立たないね。外側は工作用の鋸で切れます。問題は硯の入る内側です。山に行けばマキタの電動糸鋸があるんでそれなら楽に切れるんですが。で、まずボードに硯の置く場所を線引きして、それをカッターで切って行きます。極浅くなら。切れるのでV字に切れ目を入れます。

     

             

ここからが問題ね。ドリルで穴を開けてそれを連続して行きます。出来るだけカッターのラインの近くね。

          
                直線は鋸でカーブはドリルです。

細かい作業はどうするかって?。ドリルのケースの中に回転砥石がありましたのでこれを利用しました。当初に考えていた遣り方なんて、てんで役に立ちませんね。やはりその場になった見ないと思い付きません。この回転砥石が役に立ちました。

      

細かく細かく削って行くとピタッと嵌りました。これで墨を擦ってもズリズリと動きませんね。

     
                  鉛筆の印は出っ張ってここを少しずつ削って行きます。

どうやら、上手く嵌ってくれました。後は鑢(サンドペーパー)を使って仕上げて行きます。

この後の工程は文房四宝 ③に続きます。                      

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文房四宝 ①

2025-02-04 10:15:12 | 書道の話

最近針外しは病気の連続で外にも散歩以外に出れないので,専ら、インドアの事しか出来ません。ただ町のお祭りは絶対に外せませんね。一年祭りに始まって祭りに終わるのでこれを外したら何も生きがいが無くなって仕舞います。

で家にいる時は以前から嗜んでいた「書道」明け暮れる事になった。でやはり恰好から入る針外し、揃えるものは揃えたいと思い、最低でも「硯」「筆置き」「硯箱」は欲しいと思った訳です。

でもねえ、一概に「硯」と言ってもピンからキリまであります。書道の世界では、「端渓の硯」「州の墨・墨」「湖筆」「宣紙」と有名なのが中国にありますね。そういったものは何万円~10万近くの物まであって下手糞な針外しが高望みしたって大体物になるか分かりません。途中で挫折したら目も当てられません。

注:「文房四宝」とは筆、墨、紙、硯のことを言い、古来より文人の書斎に揃っている中国の伝統的な四つの文房具であります。「文房四友」、「文房四侯」とも呼ばれてもいます。「文房四宝」には様々な種類のものがあり、素晴らしい作品も多いですね。中でも浙江省の「湖筆」、広東省の「端渓の硯」、安徽省の「徽墨」及び「宣紙」がもっともよく知られています。その中でも湖筆は古くから「文房四宝」の筆頭とされている。筆の穂には羊や兎などの毛が用いられ、長い歴史と優れた技巧を誇っています。

で、其処で目を付けたのが「ヤフーのオークション」です。ヤフーのオークションは多少遣り方があって、一寸手の届かない処に入札設定してしまう事です、その品物をどうしても欲しいならある程度の出費は仕方ありません。大体、後続者は100円単位で追いかけて来るので諦めさせてしまう事です。中国、秦の時代の後期の猛将・項羽じゃないですけど「先んずれば人を制す」です。

        

先日、4chの「遠くへ行きたいで」女優の伊藤かずえさんが、甲州の雨畑川に出向き、其処で採掘される、雨畑真石の硯が出ていました。針外しにとっては馴染のある硯です。昔うちの社員の方が此処の出でお土産に頂いた事があるからです。何でも擦り面が多少粗くて良く擦れるんだと。これも新品である程度の大きさにあると15000円~20000円を超える物まであります。

オークションの中を何の気なしで見ていたら「即決」で3000円(送料・落札者負担)で出ていて中々の綺麗な一品です。これなら多少の傷物でも、納得がいきます。で、来たのが超美品です。これは儲けたね。筆置きは年代物で今こういった細工物は出てきません。これも「即決」でゲットです。最後に「銅製の龍」です。1000円スタートで5~6人ウォッチリストに参加していましたが時間が来ても誰も入札しません。結局、送料無料で1100円でゲットです、こういったことは上手くいきましたが希ですね。

       

       この二つはめっけものでした。

硯を、筆置きのトレーがある箱は多少在りますが、中がプラスティックな物が多いので針外しとすると気に入りません。で先日ゲットした硯箱の蓋を利用した硯台を作る事にしました。そうすれば無駄に数を増やさないのでいいですね。

                    

製作工程、「文房四宝 ②」に続きます。

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