昔、花果山で孫悟空が美猴王(びこうおう)と名乗っていた頃、太白金星の求めに応じて天界に上がったのだが、大騒ぎを起こしてしまい元の棲家に戻ってきたのだが、其処で大王に相応しい鎧とかが欲しくなって、ある程度満足したのだが、今度は武器が欲しくなって。東海竜王に「諺に、3軒回るより1軒で粘れ」と言うじゃないですか。海中の東海竜王敖廣の宮殿である龍宮にいき、悟空の意によって自在に伸縮する如意金箍棒を無理矢理譲ってもらう。
という訳で針外しもそこそこの物が欲しくなった訳。ヤフーオークションには実に様々なものが出ています。いいのもあれば、全くダメなものも多いね。
確かにこういった物は中々出てきませんね。 千手観音様は手に入れることが出来ました。
最初に目に付いたのがこの清の時代の硯ね。中々こういった物は出てきません。これはいい物だと思ってある程度の金額入れったら何とフォローが53人もきてしまい、どんどん入札して来るので9時にしゅうりょうが何と翌日に迄、延長されてしまいまいた。金額もとんでも御座いません。貧乏人の針外しは尻尾を又に挟んで早々に退却です。
チベット仏教の「千手観音」は何故か最後に500円だけ足した金額を入れたら、前の入札者が、針外しは入れる金額がドカンと入れると勘違いされて残り時間6時間もあるのに誰も追いかけてきません、結果落札してしまいました。
金に明かしてガツガツと入札すれば取れない事は無いのでしょうけど。其処は節度を持たないとね。「取った取られたは兵家の常」です。針外しの狙いを付けている物は所謂、「文房四宝」ですからね、脱線しないように心がけています。ただ人が興味を示さない文鎮とか小物が標的です。
ヤフーオークションに参加している人の中には珍しいからとかただ単に欲しいだけの人もいます。書道をやっている針とすると、投機目的なんかの人は入札に凄い邪魔ですね。文鎮なんかでも下の二つは中々凝っていて、清の時代の物です。こういう物が欲しくなっちゃうのですよ。写真より実物のほうが立派だよ。
龍の筆洗い。と水差し。こういう物が興を添えられるんですよね。
希少 古玉 河磨玉 原石 手彫 獣紋玉枕 脈枕 筆架 文鎮
この獣紋玉枕は一寸置くのに便利です。目ん玉が飛び出るような高い物でなくても存在感が見た目は無いけど実際手に取って見ると結構いい物もあるね。この赤い天然石の多分「瑪瑙」なんだろう?、けど、「天然石」で検索すると出てきません。ウォッチリストに入れた出品者の他に出している出品に出ていました。「他の誰も気が付いていないようだぞ」。これが、2500円+送料で出発です。結局落札出来ました。此れだって新品で購入すると5000円以上すると思うね。中々、こういう柄の物は出てきません。
終わりが、23時間と短い。「誰も気が付くなよ」(笑) ラッキー―だったね。着て見ると、丁度いい大きさ、重さです。書道をしていて、普通の鉄の文鎮よりこういった物も「粋」なんだよね。
やはり「気分」が乗らないとね。愛着がある物の中で練習するといいもんだ。