何時も散歩する芝公園。其処にある東照宮の隣に民家が2~3軒ありますが、そのうちの一軒が、取り壊しになった。この土地、昔、「○○○土地」なるものが、戦後のどさくさにまぎれて、勝手に縄を張って自分の土地を僭称して、とうとう自分の土地にしてしまった、いわくつきの土地だ。
この「○○○土地」、大井の駅前でも戦後焼け野原になった所を昔から住んでいた住民を、おわい、火付けで、ごろつきを使って、追い出して自分の物にしてしまったことでも有名だ。
こういった例は、仲の橋と一の橋の間にある日○畜○や、東○洋○がやはり戦後河川敷きに住み着いて不法占拠してしまったのと同じだね。このうち後者は人に相当、あくどいことをしまして、美空ひばりさんと同じ日に、亡くなり、その長男も前に病死し次男もその本人が亡くなってすぐに糖尿病でぽっくりと死に、はたまた、その下の娘の男の子も大学生の頃、亡くなりました。所謂、男系が根絶やしになった訳です。
この「○○○土地」、本拠地は熱海の方らしく、針の母の実家が沼津でありましたので、列車から外を見るとこの会社の看板がいくつも並んでいた記憶があります。
そこの建物が取り壊されたわけです。此処は重機が入らないので、小さいトラックで業者さんが来て一人で毎日コツコツと解体しています。
ここにはかつて、「菊モモ」の木が綺麗な花を咲かせていたんですが、バッサリと切られてしまいました。いい枝ぶりでしたので、勿体ないですね。何処かに植え替えてあげればよかったのに。
ここの住民だった人には責任はないのですが、この「○○○土地」なるもの、やはり上の人間と同じ結末が待っているんでしょうね。
ここで怖いのは悪さをした本人は当然ですが、何も分かっていないその身内にも類が及ぶ事ですね。
その怖さは常人の知識のレベルではないのですね。やはり、人間、陰徳と積まないとね。その積徳の多さによって来世の生まれ変わるレベルが変わってくるんですね。
あな、恐ろしや!。ゆめゆめ疎かにしてはいけませんな。
日頃から善行を行い、慎ましやかに、謙虚に生きていれば、必ず来世にて報われるのです。って、やたら宗教のお話みたいになってしまいましたね。針は六本木生まれなんですが、ここ、芝の弁天池の横には、閻魔大王の半架像が祭られています。いまから考え起こすと、この地に、引き寄せられて来たんですね。なにせ、針の御先祖は閻魔大王の書記官をしていた参議 篁(たかむら)殿ですからね。
・・・と冥界っぽく、語ってみましたぞ。