天体望遠鏡は各社出ていますが、赤道儀が同じ会社とマッチングするケースは大概の場合ありますが、針外しの様にひねくれ者のような場合は赤道儀が高橋製作所、鏡筒がペンタックス(朝日光学)なんて取り合わせだってある訳です。今回、ペンタックスのファインダーの代わりに国際光機の正立ファインダーを載せる事だってある訳です。ペンタックスの鏡筒の台座には、国際光機の正立ファインダーは付きません。国際さんは、一方の旗頭「ヴィクセン」の鏡筒が標準になっている訳で、どうしようかと迷っていると、ペンタックスに合うアダプター(ヴィクセン製)があると言うので購入してみると確かにけいじょうは合っていますが、邪魔な部分があります。
表 裏
兎角、こういった業界は他社の形状が合わないように作られていますので、天体関係者にとって、それが凄い妨害となります。出来れば同会社のセットを買われるのを推奨します。実はファインダーもペンタックスを持っているのでその鏡筒バンドを使えば、使えない事はないんですがね。一々付け替えるのは面倒臭いんです。
裏の部分の出っ張った部分が邪魔です。これならばなんとか研磨して取り除く事が出来るかも知れません。まず、鉄ノコで電動糸ノコのライン、溝を作ります。細かい作業ではこの作業が結構重要なんですね。電動ノコ、底からも横方向からも、電ノコ入れる為に、底を汚くしたくないのでアルミの板を張り付けました。大体取り除いたら後は棒ヤスリで研磨だけです。
問題は、頭が皿ネジですのでその頭が、出っ張らないようにドリルで面取用のルーターで形を作りました。
直径15mm径の皿ネジの頭がすっぽり入り平らに収まるようになりました。後、横についている調整ネジが一部露出してしまいましたのでスペーサーを作り厚さによって干渉をカバーしました。
何事もあきらめない、気持ちを持つことが大事ね。何でも金で買えると思っちゃ駄目ね。ペンタックスの鏡筒が今一、流行らなかったのに、こうした共用性の無さが原因だったのかもね。レンズはいいのにね。