針の裏庭は、防風林目的の唐松林です。本来、此処、蓼科の山は白樺が主でしたが、昔(とは言っても恐竜が生きていた時代ではありません)、室戸大風が信州を直撃した事があったそうで(聞いた話で確かではありませんが)その時白樺が大分倒れたらしいのです。
そこで植林を急がねばならず、生育のいい唐松を植えたらしいのですが、唐松林に生える、「ハナイグチ」(リコボウなんても呼ばれています)が出るようになりました。
見つけた時は、茶色のダイアモンドを拾ったような気分ね。
でも、舗装された道路で、簡単に入ってこれて、駐車違反にもならず、そこそこ採れるので、この時期になると、早朝から頻繁に車が入ってきます。以前は「コロシアム、イン、蓼科」「アンビニエント蓼科」のマイクロバスが茸狩りのツアーを組んで此処に入ってくるようになった。
流石にこれはたまったもんじゃありませんので、管理事務所に連絡して止めてもらうことに。本来ここは、入山禁止の所ですからね。
どうです、洗うとピカピカして、美味しそうでしょ?。人は茸は怖いからね」といいますが、この茸だけは間違えようがない。表は綺麗な茶色で、裏はスポンジ状で黄色。カステラそのものだよ。
これ、食べると美味しいんだよね。ナメコのようにヌルヌルしているんですが、たべると、コリコリ感、シャキシャキ感があってコクモあって非常に美味い。最近はあまり此処では採れなくなりましたが、市川君ちの傍は、隠れた穴場になっていて、車も停められないし、手付かずだ。ここが地元の住人の特権なんですかね。
実際、今回、市川君ちのかみさんが山のように採ってきました。市川君ちとうちと、「菜々色畑」の関さんちで、鱈腹食べました。「う~ん、美味い!!」