久々に船のはなしね。ノータリンの針外し、なかなか理解出来ない。やっと流れ的な事が理解出来たがまだまだ遠いみちのりです。で、これもWEB検索です。http://majo44.sakura.ne.jp/trip/DC2013/airspace3/13.html 抜粋です。
地球上の南北の位置、緯度は星に聞け、という感じでしたが、
経度、東西方向の現在地は星の高さだけでなくではわかりません。が、時間さえ分かれば話はむしろ単純だったりします。たとえば経度0度のグリニッジ天文台の標準時刻と現在地の正確な時刻ががわかれば、
簡単に自分の経度、地球上の東西の位置が求められるのです。つー事は、六分儀で緯度が分かりクロノメーターを使って経度が分れば地図上の緯度・経度で海の何処に浮いているか、分かるという事です
まず地球表面は360度の円周であり、これを24時間(正確ではないが誤差の範囲)で毎日1周してるわけです。となると、グリニッジとの時差が半日の12時間なら、
角度も360度の半分であり、よって東経&西経ともに180度、すなわち太平洋のど真ん中が現在地ですし、時差が6時間なら、さらにその半分の90度の位置です。
それが東経なのか西経なのかは、時差がプラスかマイナスかによります。
とはいえ、海の上の現地時間などわかるわけがなく、現地で太陽高度などを計測して時間を決定する必要があります。これは簡単な作業ですが、次の問題はその比較対照となるグリニッジ標準時間をどうやって知るか、でした。(別にグリニッジでなくてもいいが、経度0度のここを基準にするのが普通)
そのために使われたのが、クロノメーターで、これは1870年ごろ航海用のものだとか。19世紀以前の海上で、毎日グリニッジ標準時を知ることは困難でしたから、あらかじめグリニッジ標準時にあわせてある、極めて正確な時計を持ってゆく、がその解決策だったわけです。という事は、二つ時計を持って行ったのかね?。
当時の大西洋横断航路でも数週間かかるのが普通でしたから、その間、決して狂わない時計である必要があるわけで、これは非常に精密で正確な上、外部環境から影響を受けないよう、厳重に梱包されて船などに搭載されていました。でも、動力がゼンマイだったので、巻き忘れてしまうと、偉い事になってしまったんだって。
これで流れが掴めました。針外しの頭でもなんとか理解が出来ました。でも難しい計算式はとってもじゃないけど、遠い世界の話です。
と、針外しの腕時計を思い出した。確か針の時計もこんなの付いていましたがな。これは友人の息子が無くしたと思ってもう一つ買ってしまい、後で出てきたので、安く買い取ってあげて、今でも使っているものだ。だから使い方も分からずに、変な時計としか認識していなかったぞ。なんでもストップウォッチ機能の事を言うらしいね。
実際では前回計測した場所から、正確な時間を測って速度とか潮流を考慮しながら、今いる位置を出す。という事です。緯度にしても均時差とかあるし、なかなか正確な歩を特定するのは大変な事ですね。現代ではこんな苦労などしなくてもGPSがあれば一発で特定出来る。何も悩まなくてもいいじゃんという意見もありますが、理屈だけでも分かって痛いのさ。ふと頭をよぎったのはGPSがあれば船釣りで沢山釣れた場所をマークしておいて、次回の釣行で役に立つんだろうね。針外しの幼友達でもあり同級生の岩瀬君は確かクルーザーを持っていますが、「タモリ氏」の隣に停泊しているとの事ですが、昔は海図を引いて使っていたらしいが、今のGPSは海図が出るのは当たり前で、魚探まで付いているんだって。リッチな人は違うね。
藪蛇だけど、海図に自船の位置を落とした時の誤差をGPSで調べてみると、どれだけ間違っているか確認はとれますね。(これじゃ全く意味ないね。(笑))