山に来て4日目にある事に気が付いた。それまではあまり気が付かなかったのだが、雪が積もるにつけ段々と、樹の枝が枝垂れてきて、とうとう、太さ5,60cm位の白樺の樹が倒れてしまったのだ。この樹は大体が樹の元に苔が生えていて、大体が腐っていたのだろう、この雪の重みで倒れてしまったのだ。
他の樹も、 ドンドンと枝垂れてきて今にも折れそうだ。
これはこれで綺麗なのだが、当事者の樹とすれば難儀にあっているんだね。
入り口にある白樺も枝が地面近くになったので、枝落とししました。それよりも、もっと酷く倒れたのがその向こうの樹だ。東京に帰る間際に倒れるなんてさー。
画面からも雪の重さが感じられるでしょ?。
撓って苦しそうだね。
近来、こんな事はなかったのだが、これも暖かさが原因しているんだろうね。厳寒期に雨が降ってそれが凍る。それが、何日か続くと、前にも言いましたが、枝がアイスキャンディーのようになって、肥大する。白樺の樹は根っこが地下に進むのではなくて、地表近くを横に這う。だから、土を耕していると、すぐ白樺の根にぶつかる。
この下にはツツジの群生があるので、倒れてしまうと2次被害が。
御存知山の上だと、地表からの凍結が1mくらいなので、地表近くの根はダメージを受けるのかもね。
一方、山火事でもあると、真っ先に生えてくるのが白樺の樹とヤナギラン。白樺の樹は建材にもならず、薪にも適さない。利用出来るのは、樹液位かな。果穂が大量にばら撒かれるので、結構頻繁に、新芽が出て、成長も早いので、老木は適当に切り出すのもやむをえないんだね。
3月の連休に今一度、行ってチェーンソーで処理して来なくては(汗)。先日チェーンソーを直しておいて良かったよ。