全く馬鹿じゃないのかね?。今朝、野犬、が増えて困っているとかの記事が放映されていました。餌やりをしている人を掴めて「今、野犬に餌を与えていましたね?。ちょっと、お話を聞かせてくれませんか?」。だってさ。
こうなったのは「どうしてなったのか」と言う根本の事を問題にしないで、事の問題を全て「野犬のせい」にしている。それに「餌」を上げている人を極悪人のような扱いをしている。こういう事をしていると「餌やり」だけが取り上げられて根本解決にならない。」挙げ句の果てに「やれ、どこどこを噛まれた」とか事更に大きく取り上げようとするテレビ局の態度は許せないね。ディレクターとかの知識のレベルの低さがつきまとっています。
事の起こりは「犬を捨てる奴が居る」と言うことだ。子供の頃は可愛いので一生懸命可愛がりますがお大人になるともう「興味が薄れた」とかで放置し挙げ句に捨ててしまう。これに伴って今チップを体に埋め込もうとしていますが、まだ3ヶ月の赤ちゃんに太い針でさしてチップを埋め込もうとしている。
ブリーダーや希少動物の販売店にも「優良店」もあれば繁殖だけの不良ブリーダーもいる。売れ残るとその子達は処分抹殺されてしまう。そういう子達を「保健所」に持っていく輩もいる。チップでの法整備をしても肝心の厳罰の法律が「野放し」にしている以上此の問題は亡くならないね。
此れだって役人が面倒臭いもんで一律に小さい大きい関係なく打とうとしている。もう少し決め細かく出来ないもんかね?。此のチップも元はといえば、飼い主が放棄した結果野犬が野放し状態になった訳じゃ無いですか。
尤も、人間だって自分の子供を育児放棄する親が居るわけだから、そっちのが先だろうと言う人も居るかもしれないね。針外しは古い人間なのかも知れませんが、「動物が虐待されていると自分の身に置き換えます」。それを思ったら、勝手に子犬を買ってきて飽きたり、邪魔になったからと言って置き去りして捨てたりしないはずだ。
尤も今の時代、食にあぶれたりして満足に暮らせない人が居るかも知れませんがそうした方は除外して、まがりなりにも、犬を飼う位の余裕はあったはずだ。どうしようもない理由があるなら人に譲るかする方法があるはずだ。それとも、今の時代、そんな心を育てなく来てしまったのかね。
これには国の方針も根底に有る。日本という国の就労率が絡んでくる。国というのは国民全員から「税の徴収」をしたいわけだ。だから、どんな事をしても職についてもらい税収に繋がるようにしたいわけだね。
昨日も山から帰って来るときに牛とか鶏を運んでいるトラックをみかけました。「じゃお前はそれらの子が屠殺場に行くのを見ていて何も感じないのか?と言われたら、「何も反論出来ません」。でもね、本来、人間に慣れた動物、特に飼い犬。飼い猫は飼い主さんの事をうんと好きで頼りにして縋(すがって)いるはずです。他の人に譲渡するにしても食べ物を食べなくなる子もいます。
でもね今は戦国時代でもないし、犬を食べる中国や韓国じゃないでしょうが?。その子に愛情を感じて一緒に暮らしてきたのなら、捨てたりしないでほしいもんだ。
昔、バス釣りをしていた頃、牛久沼に流れる谷田川でよく子犬が捨てられていましたが、「其処に捨てれば、仕舞には餓死するか運が良ければ、人に拾われるだろう」と考えている人が犬をよく捨てていました。がその子達はどうなったか知っている人はいないだろう。
いつの日か早朝、其処に釣りに入ったわけだが川の両岸の縁に犬の毛が延々と流れないで付いていました。此れは夜になるとフクロウがきて襲って食べてしまったのです。言葉に詰まってしまいました。もっと酷いと殺してチップを捨ててしまうかも知れませんね。
日本の法律では、其処までしても「厳罰」に処さないかも知れません。
その子達のその時の恐怖と言ったら、他所の他人にはわかるもんじゃありません。普通の人間だったら憐憫の情というものをもっているだろうに。都合の良い時だけ、神仏にすがるのは都合が良すぎるとは思いませんか?。
と柄にもなく、苦情を述べてしまいました。ま、勘弁してくれや。