以前からより良く包丁の切れ味が簡単にならないかと研いでいたんですが、最近簡単に遂げる方法を見つけました。ただ。和包丁とは別の話です。よくある家庭用の牛刀です。鋼鉄の和包丁とは違ってナマクラですから、鋭く研いでもすぐ切れ味がわるくなりますね。
そのうえ、砥石で研ぐと返って、切れなくなってしまいます。研ぎ方が下手糞なんです。だから、簡単に短い時間で研げれば、もっと砥石を活用出来るし、料理も楽になるかと。
以前の方法は砥石の半分を使って、力を抜いて、優しく一方通行で研ぐと刃が立つと云うものでした。それでも良く研げないという方がいましたので、もっといい方法が無いかと思っていた処、ちょっとしたヒントで楽に研げる事を見つけました。
それは下図の様に、砥石に刃を自分に向けて置き、飛行機が離陸するようにスライドさせていき最後には砥石から浮き上がらせるようにします。これを砥石の半分位でやるといいですね。これは研ぎの最後に、手元が揺れて刃を丸めてしまうのを防ぐのにいい方法だと思います。
後で思い出したのですが、よく洋食屋さんのシェフが鉄砥(棒状の)で包丁をチャッチャッと研いでるのを見かけた事があると思います。あの鉄砥のいい処は砥石での「胡坐」が無いという事です。形状は違いますが似ているか
も知れません。そして慣れてきたら、円を描く様に連続するといいです。何回も何回もやらなくても刃は立ってきます。目検討で1cm位の移動で刃を研いで行きます。そして最後に前回でやった最終工程を軽くやれば十分に包丁研ぎが出来ます。
そんなに難しくはないですから、ちょくちょく研いでみるといいと思います。テが濡れていても刃は立っているのが分ると思いますよ。