今週も山に行かねば。それは草刈が待っているからなのだ。いまのうちにやっておくと、後の処理が大変楽になるからなのだ。それに、ツツジ周りの笹を刈っておくと風通しがよくなって、ツツジの生きがとってもよくなる。
それにもう一つ。笹が成長しすぎて少し枯れた葉が増えてきたからなのだ。
あっと言う間に新緑に。山は6月が春なのだ。これから、高山植物の場へと変わっていきます。
ツツジ周りの笹を去年、と今年の5月に刈ったら、花付きが良くなった。ついでに古木も処理。肥料もあげた。
ヤマボウシも咲き出した。これから花(実際は顎なんだけどね)もどんどん大きくなります。
去年植えたハマナスも花芽を付けてくれた。これから、どんどん大きくなってくれれば、来年はツツジのオレンジ色、ハマナスの桃色、白色、ヤマボウシの桃色と結構楽しめそうだ。
今年初めて植樹した、ナナカマドが花を付けてくれた。このナナカマドも植えた時の2倍強にまで育ってくれたよ。
姫コブシは本木が枯れてしまって、孫芽が出てきた。高山ではこういう事が多い。一本立ちでなくなって、株立ちになるわけである。
草刈の後はお決まりの「馬刺し」ニンニク味噌、醤油で食べる。裏で「ワラビ」も沢山採れたのでついでに食べた。
この馬刺しも美味しい所を目利き出来るようになたよ。いくつか並んでいる中を「パパー」っと、ゲットしてしまうのだ。
忘れてならないのが庭に生えている、「ウド」の新芽の天ぷら。これと蕎麦も食べたよ。ウドと言って馬鹿にしちゃーいけないよ。皆、皆「タラの目」「タラの芽」って言うけど、針はウドの方が味が美味しいと思っている。実際庭にはタラの目も大きくなって、一つ天芽を採って、頂いたが、ウドの方が、風味が強くて美味しい。風味が強いって言っても、「エグイ」 とかじゃないよ。毎年これだけの為に来る人がいる位いだ。でもやはり、揚げ立て。冷えると美味しくないね。「簡単に揚がるからあげ粉」を片面だけに付けてサット揚げる。油も少なくてすむんだよ。
ちゃんとネギも細く薄く切って、冷たい山の水で晒してあるのだよ。ミョウガも添えてね。包丁が切れ味良くないと、これが出来ない。何を隠そう!、包丁砥ぎも、蕎麦も、ダッチオーブンも全て山の生活から必要に迫られて習得したものだったのだ。
ワラビもこの4倍位は採れた。どうだい?、ソーセージの燻製美味しそうだろ?。
山もこの時期ニギヤカになってくる。セミ君たちがジージーと鳴くからだ。このセミ笹の中でもデッキの脇、白樺の根元に平気に羽化してくる。足で踏まれちゃかわいそうなので、目の前の白樺の木に移してあげたよ。