頻繁に包丁を研いでいると、どうしても、砥石が変形してきます。下の3枚目のように、両サイドと真ん中が、減ってきます。で、砥石を砥石で研ぐ訳ですが、どの位研磨出来るか、目で見ても、判別出来ません。
そこで、砥石の面をマジックで塗ってみました。そうすれば、何処がどう、削れてないか、分かるというもんです。
乾いていないと、マジックは塗れませんぞ。
ついでに、裏面もね。この砥石は裏・表がありませんから、両方削ってしまいます。
暫く削って見ると、どうです?、こんな風に黒い所が残っています。真ん中も削れて減っていますが、両サイドの方が、けっこう削れています。針の削り方が下手なのか、どうして、こういう風に削れてしまうのか分かりませんが。片落ちする様には研いでいないんですがね。
一定方向、前後に削っても、削れてきません。前にも書きましたが、左右、斜めに削ったり、横に持ったり、回転したりして、研磨します。
どうです?、結構時間が掛かって、綺麗に削れましたぞ。面が平らになれば、それだけ、研ぐ時間が短縮されます。いくら、なまくら包丁でも、6,7本包丁がありますからね、あんまり時間を掛けたくありません。
最近分かったんですが、ゆっくり、静かに、そーっと、包丁を動かすと、ミルミルと歯が立ってきます。