毎日ワン達の散歩(朝、昼過ぎね)に出ていると、毎日いろいろな事に遭遇します。今日も、東京タワーの駐車場の所の信号を渡ったら、とても嬉しい事がありました。日本代表監督「ザッケローニ氏」です。
読売の馬鹿な渡辺が裏工作をして面白くなくしてしまった、野球に目途をつけて、サッカーファンになった針にとっては大変嬉しい事でした。これはもしかして毎日ワンの散歩をかかさずしている針へ神様からの贈り物かもね。
でも何の変哲も無いところでは気がつきにくいですね。沢山の人が往来していましたが、誰一人気が付いている人がいません。かつて、自動車屋だった頃、ビス箱(不要になったビス、螺子、ボルト、ナットを大切にとっておいた箱、いざという時、この中から必要なビス類を探し出します。)の中から瞬時に見つける事が得意だった針にとっては、雑踏の中で監督を見つけることなんか、いとも雑作のない事なのさ。
針が写真をお願いしていたらやっと、一人の若僧君が握手させてもらいました。当然、針もね。芝のプリンスタワーに宿泊したらしく、東京タワーを見に行くためか、裏門からでてきたんだね。地図を見ながらうろうろしていたら、針に見つかったというわけだ。
そういえば針の親父はサッカーの代表監督に縁があるんすかね?。以前にも日清のスーパーで、ジーコ監督とぶつかりそうになって、お互い挨拶したこともありますからね。
それにしても。監督、小柄ですなあ!。今のサッカー選手からは想像出来ない位、小柄です。写真は奥様同伴であまり失礼にならないようにとこれ1枚です。ただ、握手はしましたぞ。手の感触はお伝え出来ませんので、自分の左手か、恋人の手でも握って想像してくださいね。(爆)針は歴代の監督の中でも、ザッケローニ監督は特に尊敬しています。彼の采配には頭が下がります。もしも日本が負ける事があれば、それは監督の責任ではなくて、選手の怠慢が原因じゃないかと思っています。
監督にはこれからも、頑張って日本を引っ張って行ってもらわないとね。
おいおい、東電がの値上げを拒否したら、「電気の配給を止めると」したそうだ。この会社いまだにこんなレベルのことしか言っていないと、潰されて会社なくなっちゃうよ。口じゃ黙っているけど、国民の皆が反感を抱いているということをちっとも感じていない。
東電に限らず、大きい会社は国の公務員の仕組みをそのまま踏襲している会社が多いね。東電みたいに、胡坐をかいている会社はもう明日という日はないですな。
話しは変わって今民主、自民が消費税ですったもんだしています。針はまだ、無駄を全然排除仕切れていないと思ってますが、どうであれ、賛成反対が、低レベルで論議されてちっとも改革出来ないでいます。
またまた、話しは変わって「アリストテレスが唱えた政治転換論」というのがあります。
民主主義が腐敗してくると、利権貪り食うを輩がはびこり、まるで清朝末期の宦官のようです。
今、橋下氏が維新の会を創設して改革に着手しようとしていますが、誰か彼のことを ヒトラーの如く独裁者って言った人がいましたが、針は同じ独裁者でも、君主制の元始皇帝以前の秦の孝公、蠃渠梁(エイ キョウリョウ)と商鞅(ショウオウ)、三国の劉備(リュウビゲントク)と諸葛亮孔明(ショカツリョウコウメイ)みたいに、いい意味での独裁制に一旦は移行すべきと考えています。中国には諸子百家が有名ですが、その中の法家がきちんとした法の統制化して国を治めていかないといけないと思っています。
橋下氏が大阪を建て直したら国の議員たちは一体今まで何をしていたんだ!?。という事になりますね。早く国政に出てもらいたいもんだ。
法を犯した者は厳罰に処すべきを、今の国にしてもだらしがないし、法曹界もくだらない弁護士が
変な理屈を述べてます。やくざの手打ちじゃあるまいし、裁判官は検察と弁護士の陳述の折半で判決を決めています。
今の議会民主主義を見てみろよ。やるやるって言っていながら何もしないじゃないか!。古の時代よりも、全然進歩していないというか、もっと酷い状態だ。
小沢元民主代表は消費税論議で反対を表明していますが、笑わせんじゃないね。これに惑わされちゃ駄目ですよ。彼の行為は国賊そのものです。
今に見ていなさい、反対はうわべの事で、しぶしぶ賛成にまわるという筋書きが出来ているような気がします。
またまた、話しが反れてしまいましたなあ!。
今、東電が電力料金の値上げを主張しています。マスコミも、大田区の会社を例にとって、電力をよりやすく購入する方法なぞと、やていましたが、どっちも何を寝とぼけたことをいってるんですかね。
高い料金設定で、高い給料を貪り食っていた東電の社員が全員で補填すればいいんだ!。東電は社員(役職付きでないという意味)でも高額の給料をもらっていたんだろ?。
それで地震で甚大な被害を蒙った訳ですが、それに対する対処が全くといっていいほど何もしてこなかったんだ。
それを自分たちの責任をうっちゃらかして料金に反映させるとは、いったい何を考えてるんだ。ふざけるにもほどがある。
東電の役職、社員、株主全員で値上げ分、全額を補填すればいいんだよ。
大体、いまだ、補償していないじゃないか!。東電の役職、社員、株主全員の資産を全部競売にかければいいんだ。後、当時原発を嘘をついて推進してきた議員もね。
今日(25日)の朝、散歩に出る前に、テレビを点けてみると、港区でフェラーリがリムジンに激突とありました。何でも、車を避け損なって、リムジンに激突したんだとか。ふ~ん。おいおい、そんな馬鹿な言い訳があるのかよ。馬鹿じゃねーの!?。フェラーリが相当なスピード出していたというのは言うまでもないね。事故は前日だったとか。そういえば、昨日午後4時過ぎ?にワンの散歩の帰りに赤羽橋で信号待ちしていたら、いらいらして「ブワーン」と爆音立てて走り過ぎたのをみたっけ。
事故はその直後だったのかね?。ここ赤羽橋の交差点、東京プリンスから三田方面に抜けるときに橋を渡ってすぐに交差点があるために、交差点からはじき出される車両があるために、芝公園側からくる車両が封鎖されて、信号を渡れないことが多く、いつも、悶着が起きているのであります。
その為に、やっと、抜けた車がいらいらして、速度を上げて突っ走る訳です。
ここの赤羽橋は土地の形状が悪いのもありますが、信号の作りも悪いですなあ!。わざわざ、渡った先の信号を先に赤にしてしまうのでどうしても、売れ残ってしまうんだ。
道路交通局もアルバイトのお兄さんに台数を数えて信号の間隔なんか設定しているから、こんな事になっちゃうんだよね。昼間道路が混んでいる時に状況を見て設定すれば、人為による馬鹿な渋滞は解消されるに違いない!。
おんやー、前がぶつかっているぞ!。ああ、テレビでやっていたやつだ。
朝のニュースでは港区の何処だか、分からなかったが、麻布十番に買い物に出かけて、これを見て初めて悟りました。此処、麻布中の橋ね。「ああ、此処だったのか!」地元の人間からすると、警察が事故を起こさせている観がありますね。近くに御住まいの方は首の後ろに鬣(たてがみ)を生やして見にいったら?。がはは。
一の橋から来て中の橋を渡る為に右折しようとしたところに、そのフェラーリが猛スピードで来たためにぶつかったわけだ。フェラーリの運転手は車を除けようとしてと言っていますが、普通のスピードなら、ぶつかるはずがないのである。
この車の前には黒いリムジンが停まっていたんですが、その車の後ろも大破していました。
それにしても、フェラーリの運転手、これだけの事故だとなまじの保険じゃカバーしきれないんじゃないんですかね!。
ルシオパパさんから、当日のフェラーリの写真を送ってくれましたので追加掲載です。
とうとう、「花海棠」の花芽が出てきました。解説書を見ると、その剪定時期があいまいに書かれていて、今年は花が付くか、疑心暗鬼になっていましたが、沢山花芽を確認出来ましたぞ。
兎角、山桜を除いて、花が先に咲いて後から葉が出ると思って勘違いしていたので、葉が出てきた時はちょっとがっかりしたんですが、その先に丸い花芽が付いているのを確認した時はとても嬉しかったですぞ。
花海棠の花芽は最初に萼が出てその中に花芽が出てきます。
花海棠は花がぱっと開くのではなく、雪洞(ボンボリ)みたいに花芽が垂れ下がってかわいらしいのですが、その後、桜の花みたいに開きます。つまり2回楽しめるというわけですな。
樹木は針が好きですが、兎角、冬は殺風景で、春になると、その姿を一変させる事です。
冬は冬で芽に力を溜めている姿も(期待と想像)なかなか趣があるんですが、春は途端に生命感が溢れます。ま、花、新緑とも、生き生きとして、これからの活力の源になるのは言うまでもありませんね。
木瓜もとうとう咲き出しました。公園に植わっている木瓜は赤だったり桃に白が混じるものが多いんですが、これは橙色。これ、木瓜ではないんですかね?。
今年は長く楽しませてくれました。まだまだ続くぞ。これから、桜だ!。でもうちはないよ。「花海棠」だけだ。
なんの取り得が御座いまして、かくもこんなに閲覧して頂いているのか分かりませんが、ちょっと恐縮しています。いよいよ下手を言えなくなってしまいましたなあ!。というか、針のくだらなさが皆様の共感を得ているのか?・・・。
ま、ともあれ、低レベルのブログに優越感を持って明日の活力の礎になってくれればと思います。
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あまり詳しく突っ込まれるとボロガ出ますによってあまり詮索しないようにね。これは、針が、くれぐれも、お願い奉りますで御座る。
シクラメンは12月くらいから咲くもの、寒中に咲くものと春先になって咲くものがあるらしい。また、雨が球根に当たっては駄目なものと平気なものがあると聞きました。
うちのシクラメンは雨が当たっても大丈夫で、春先3月に入って蕾を持つタイプのようです。
我が家のは、3年経って、大分球根が大きくなったものです。一度は買ってきて、楽しんだ事があると思いますが、10年位(たしか・・)もつって知ってましたか?。
シクラメンは咲き終わってから暫くは水をあげてますが、初夏になる頃水遣りを切って、涼しい風通しのいい日陰に置いて夏を越します。針なんか、そのまま忘れておっぽらかしておきますが、秋口になると、芽座(クラウンっていいます)が出来て、葉芽が出来てきます。そうしたら、水を沢山あげればOKね。それからは、グングンと大きくなります。
これをシクラメンの「夏越し」って言います。夏を越すと球根は一回り大きくなり、当然、クラウンも増えて花の数も格段に増えます。こうなったら、毎年大きくなり栽培も楽になって、楽しみになってきます。
シクラメンっていうのは、葉っぱ一枚に一つの花が付きますので、葉の成長が花の良し悪しに繫がるので注意が必要です。
葉が出てくるともう一つ重要な事があります。それは「葉組み」です。↑通常はこんな形で育っていますが、葉と葉を組んで頂上の葉を下の方に下げて、頂上に陽が当たるようにします。
こうする事によって、花の出が増えるそうなので、皆さんもやってみてはいかがですかね。また、花が頂上付近に集まるので見栄えがするというものだ。
これは、前に述べた葉一枚に、一つの花とも関係してくるので、是非やりたい。
いぜん、紫色のミニシクラメンの夏越しに成功して、3,4年経ったら、球根の直径が10センチにもなり、花も80本余りも咲いてそれはもう綺麗を通り越してものすごかったんですが、ある時出窓で夏越ししていたら、母親が汚いゴミと勘違いして捨ててしまいました。これにはがっくりきましたね。ほんま!.
何回も言うようですけど、今年は花の開花が遅いですね。こんなのは、最近、なかったような気がします。
でも、我が家のベランダは、こういう時は、花が早い。全て満開になりました。寒い冬が過ぎて、茶色一色だった、殺風景だった、花棚がこうして花を咲かしてくれて満開になると、何とも言えませんな。
今年はまだ無理だと思っていた「長寿梅」も2,3個ですが花芽が付きましたよ。「緑萼」もこんなに小さいんですが大きい花がびっしり咲きました。
「紅千鳥」も「思いのまま」も、まだまだ小さい体にいっぱい花が付きました。植物は健気ですねえ。「紅筆梅」も可憐な花弁でとても可愛らしいね。
「紅筆梅」はもっとがっしりと立派にしたいなあ!。寒い冬に、何の変化も無い殺風景な時に、水遣りをしてきて、こうして花が咲いてくれると、とても感無量です。微力な針の努力に花が報いてくれました。それも、こうして沢山の花が見れたのは今年が初めてですからね、
芝公園の梅園もここにきてやっと咲き始めましたが、隣のプリンスホテルの梅君達は、今が盛りでしす。
こうなると、やっと「梅は咲いたか~、桜はまだかいな~♪」なんて歌を思い出しますね。
ただ、また今年も猛暑だとすれば、うちのベランダはもっと灼熱地獄になりますからね、暑さ対策を厳重にしないとね。水切れ、ベランダの照り返しには充分、注意しないとあきません。
前年買ってきた、梅の鉢植えが、ちゃんと水をあげて入れば、(その鉢は剪定されていたので)、初心者の栽培家の腕に関わらず、花はちゃんと咲いてくれる訳だ。あはは、最初からひねくれて、嫌味を言ってるんではなく、針がそうだから、言ってるんです
芝公園の梅はやっと咲き始めましたが、針の所は日当たり、(日溜り)のせいか、とてもよく沢山咲いてくれました。
で花の後の話ね。図の1にあるように花が咲いた後の花柄を除いて跡を見てみるとそこには葉芽は出来ない。先端には葉芽は付けるが其処を残しても姿・バランスが悪いので根元の葉芽ちょっとの上で切ります。
(図1)
次に、春も過ぎて夏近くになると、枝が15cm位伸びます。 次の作業は先端の(葉)芽摘み をします。
ここで面白いのは花柄の跡には葉芽は付けないのに、葉芽の軸元には花芽を付けるんだね。去年初めて夏越しした頃、葉がくるくると丸まって、暑すぎて(陽が強すぎて)葉が枯れてきてしまったのか、と心配しましたが、何の事はない、この事だったのでなるほどとおもいましたぞ。
ただ、頭を採った一番最初の葉には葉芽が付くんですね。この図2にあるように、葉を4~4枚残すとありますが、伸びきった葉芽の上から5cm位の所で切ってもいいぞ。去年針はそれをしたら、、花が山のように付いて咲いてくれました。だから、余り杓子定規にならないで、おおらかに栽培するのもありですな。・・・と、色々な本を見てやと、こんな感じで理解する事ができました。
でも、専門家の方に言わせると、間違っている点もあるかも知れないので、栽培されている方は、半分信じて半分は疑ってくれよな。
で次の図はこれも、まだ理解に苦しむわけですが、短い枝に放っておいて、花芽がついてしまったり、もっと整形が必要になった時に施す方法なのか良くわかりませんので、ブログの読者、閲覧者の方は、各々で判別しておくれ。
最後は伸びた枝を切る前に施した方がいいと思うのですが、針金掛けです。これは前に書いた疎痩横斜に通じるのだが、若いうちに整形すると、折れたり枯れたりしないので是非やるべきですな。
こんな事を踏まえて盆栽をすると、少しは身近に感じる事ができますよね。
先日、BS(だったと思う)で、梅の樹について特集がありました。これは盆栽にとっても参考になると思い、食い入るように、見ました。で、この疎痩横斜をネット検索したら、その番組が
載っていましたので、さっそくパクリです。
芝公園の梅の木も、注意してみると、疎痩横斜になっていましたぞ。
(以下転用抜粋です)
桜は満開を観賞するが、梅は違う。梅の花の一輪一輪を楽しむためには、ちらほら咲いたようなときに観賞していただきたい」
1つ目のツボは、
「咲きはじめに見ごろあり」
一本の梅の木で、いち早く開いた花と、2週間後に咲いた花を比べてみましょう。先に咲いた花のほうが花びらが大きく、かたちも整っています。また雄しべ・雌しべも太く、勢いよくまっすぐに伸びています
いち早く花開いた梅の姿に、日本人はさまざまな意味を込めてきました。あでやかに開いた咲きはじめの花と、これから次々と花開こうとするつぼみ。その様子は家の末永い繁栄を思わせ、めでたいものとされてきました。
室町時代の絵師・芸研究家の上田良就さん。の「四季花鳥図襖」の春の場面の主人公は梅の老木です。のたうつようにくねる、太い幹。ピンと伸びる枝「く」の字に折れ曲がりは何度も、複雑なシルエットを姿は花のかれんさと相まって尊ばれてきました生み出しています。老木の威厳ある。
疎「太い枝がまばらにある。 痩(肌がごつごつしている。)横斜(幹や枝が斜めになっている)。そういう老木の姿は古来『疎痩横斜(そそうおうしゃ)という言葉で表わされ、尊ばれてきた。長寿への憧れを梅に託しているということじゃないですかね」
梅は若木の頃、細い枝をどんどん上へ伸ばし、ほうきを逆さにしたような形になります。それが永い歳月の間に風雪にさらされていくうちに疎痩横斜の枝ぶりになっていきます
このような姿を早くつくりだすために、木が若いうちから「仕立て」という作業をすることがあります。根元から掘り起こして斜めに植え直し…枝を横に寝かせ、ひもで縛って固定。幹を傾け、枝を横に広げることで、古びた味わいのある姿に近づけるのです。
剪定では芽のすぐうえで枝を切ります。その芽から新しい枝が伸びると、「く」の字のかたちが生まれ、老木に近いシルエットになっていきます
鎌倉・瑞泉寺には、剪定を長年続けた結果生み出された傑作として梅の愛好家の間で名高い名木があります。複雑に曲がりながら縦横にうねりを見せる枝。老成の美の理想とされる疎痩横斜を見事に体現しています。
剪定をすることで、枝がいい曲線を描いて梢(こずえ)までいっている。手をかけていると梅は答を出してくれる」
これって盆栽の真髄ではないですかね?。だから、時たま、芝公園の梅の木を強剪定しているわけだ。狩野派が描く梅ノ木に近づけているわけだ。
盆栽に適した木もあれば、欅(けやき)のように箒を逆さにしたような箒仕立てもありますので全部が全部これにする必要はありませんが、大自然の中の風雪に耐えてそこに可憐な花を咲かしてくれるならば、一層愛着が増すってーもんじゃないですかね。盆栽は決して年寄りの趣味ではありませんぞよ。
先月2月の17、18日に港区役所主催の「梅祭り」が行われたんですが、今年は全く花芽が大きくなるのが遅くて、花のない野点、茶会となてしまった。
港区も、区民の税金を使って、やってんだから、もう少しは季節に配慮した行事をすればいいと思うのだが、役所というところは、行事の工程が軒並み詰まっているんで、そんな悠長な事していられないのかもね。
でも現場のスタッフは、全く味気のない茶会だったんでしょうね。
東京タワーパーキングの脇の土手に生えている木瓜もやっと咲き出しました。
今年は、咲き出しが遅いですねえー!。2月末に雪が降ったり、人間は暦でもう春と判断しますが、植物は古来季節の変化には人間じゃ分からない能力を持っているんでしょうね。
針のうちの梅の盆栽はもう満開を過ぎてピークが去ってしまいましたが、公園のはこれから。咲き始めの梅は一番綺麗ですねえ。完全に開いたもの。膨れあがって今にも咲きそうなもの、とこれがいいバランスをしています。たいしたことのない針の「美」に対する「完全」はむしろこの時がそうだと思うわけです。
ここの梅園は一昨年、強剪定しましたので、かなり隙間が出来ていい感じになりました。サクラは切ると良くないですが、梅は剪定すると、勢いを増します。昔から「サクラ切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」っていいますもんね。
先日NHKBSで梅の観賞法をやっていましたが、梅に限らず、盆栽は永年の風雪に耐えた姿を求めます。そこにつける可憐な花との調和が、感受性をくすぐるわけですな。
それが、「疎痩横斜」です。次回はその「疎痩横斜」についてパクリを交えてアップします。おいおい、だんだんと盆栽特集のブログになってきてしまったぞ。・・・・というご批判は御座いましょうが少し、植物に目を向けて見ると、違った世界が広がりまっせ。このせちが無い世の中ですからね、心にゆとりを持ちたいものだ。
とはいっても、何も、粘土を捏ねて、最初から作るってー話しじゃありまへん。陶器、磁器の御椀、茶碗に穴を開けて鉢にする事が出来るわけだ。
モカパパさんに散歩で会うたびに、「その後、どうなった?。」と言われていました、陶器に穴を開けるのを先日しました。古伊万里風の駄物に穴を開ければこんなに重宝なものはないね。一般的に、こういった鉢は、結構お高いですからね。
でも、いざ探して見ると身近にはなかなかないもんですなあ!。で、見つけたのがこれ!。尤も、ど派手で金色しているから、最初見た時はプラスチック製だと思っていました。手にとってみたら、はじめて陶器であると分かりました。
高い、古伊万里風の鉢を外でおいておいても、結局は風雪に晒されるわけで、意味ありませんからね。 もっともお金持ちの広い日当たりのいいお部屋で鑑賞されるなら、それなりの、目の保養になるのかもしれませんけど。「キミ~、この鉢は伊万里の高い鉢なんだぞ!。いいだろ」、きゃー、これはいやらしいですなあ。
こんなんだったら、失敗しても別に惜しくありませんから、容赦なく底に穴を開けることにしました。
裏はこんな感じです。文字らしきところにドリルの歯を当てます。
今回買って来たのは10mmの歯です。一発で開けられるといいんですが・・・。
と、超低速回転で、注意深く開けたら、何とあっという間に開いてしまいました。少しゆがんで開きましたが気になるようなら、〇鑢(やすり)で、整形するといいでしょう。でもどうせ、鉢底で見えなくなってしまうところですから、どうでもいいです。
色が色だけに、是に植えるのは何にしようかなあ?。木瓜でも株立ちにして植えてみようかね。オレンジ色とかだと下の金色に負けていないだろうしね。
ただ、10mmですと、少し口径が小さいですかね?。もう少し大きくしたほうがいいかもね。針の思い違いでなければ、陶器よりも磁器の方が、硬いんじゃなかったっけ!?。早く、見つけて開けてみたいものだ。