今回の山での仕事は全て、終わらす事が出来て、一段落出来たのだが、アレン(ワンコの名前)一家が逗留するというので、愛用のFIREBIRDが万が一、吹っ飛ばされたら大変なので、ハードケースに入れて保護したのだが、それでは弾けないので面白くない。苦肉の策(こんな処で「苦肉の策」なんて使うな!。)で、ベースギターを引っ張り出して、久しぶりに練習です。
練習と言っても針の時代は、まだ恐竜がウロチョロしていて楽譜なんてありません。あっても、コード表のみの記載で、ベースの音符なんてありません。コードのルート(根音の事です。Cのコードならドミソのドの音です。)を繋いで曲に合わせます。
ただ単に音を弾くのではなく、それを利用してベース音を作曲しながら口ずさむんです。それを弾いてみますね。作曲と言っても永年培った音感に沿って作りますが、そこそこ一緒に弾いても何とか様になっていますね。勿論ベース音も耳コピしますんでそれなりになります。ま尤も針の聴く曲は、ビートルズ、ストーンズ、アニマルズを始めとする、リバプールサウンズなので造作もないと言えば造作もないのですが。
まあまあの出来です。 頂いた当初のものです。
会社仲間だった菅原のマーちゃんから、頂いたベースですが、これがなかなかの名器で音がしゃしゃり出なくていい感じですね。頂いた当初はピックアップカバーが無かった為に、針外しが「赤鼈甲」の板を買ってきて作ったんですが結構綺麗に出来上がって音も、FENDERのナイロン弦を付けたらいい音に収まったね。
そんな事より、久しぶりに弾いてみて新鮮な感じです。ベースは出来るだけ、低い音(開放弦の方)で低いのがいいね。ドラムと一緒にあんまりしゃしゃり出ない方がいい。THE WHOのキースムーンは何が何でも、目立ってドラムを叩くので、ピートタウンゼントが演奏中に、ドラムを足で蹴っ飛ばしてひっくり返した事がありました。
でもまあ「恋のピンチヒッター」とか「イン ザ シティー」はキースのドラムが無いと駄目だね。