針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

いよいよお祭りでい!。

2019-05-29 07:12:07 | 熊野さんのお祭り

 以前にお神輿の担ぎ屋さんの通称「村山の親父」さんから頂いた木札の図案を元に女性用の札を作ったのですが、女性ばかりだと男性側から苦情が出て、苦肉の策で(本来の意味と一寸違いますね)無い頭で考えて男性用木札を作りました。

              
        針外しが頂いたのは姓を書いていましたが、女性用のは名前を書いています。

            


出来たのはこれ。模写したり編集したりで下手糞ですが、これにニスを塗れば何とか誤魔化しが利くだろう。(笑) 町会には「紺半纏」は多くいますが、今回はその中の役員と担ぎ屋さんの小池君、佐々木さん、村山さん、久幸ちゃんの4人だけに許可を与えます。(大袈裟だなあ!)担ぎ屋さん達には永年に渡り飯五の神輿に御尽力を賜りましたお礼です。尤も、「飯五」と入れてありますので、他所では使えませんが、気持ちだけは表したいと思いました。


               

これを宮神輿の渡御の飯五の神輿の時に皆が首からぶら下げていれば、他の町会も羨ましがるだろう(へへーんだ)

てな浅ましい根性,不純な動機を胸に秘めていよいよ熊野さんの祭りに突入だあ。

 

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コゴミの話。

2019-05-26 19:32:45 | 立科・信州の話。

いよいよ、山は春です。カラマツや白樺の新緑が眩いばかりです。そしてこれからいろいろな山菜が出て、私たちの舌を堪能させてくれます。既に、行者にんにくがでています。うちの庭先にはウド、裏山から撮ってきたワラビが何時の頃からか、根を張り裏境にそこそこ出るようになりまして、ちょっと食べる位は採れるようになりました。

以前下の関さんから地どりしたコゴミの苗を2株頂きまして、2,3年そのままにしていましたら結構な量が発芽してきました、去年市川君のカミさんに少しだけ採らせて天婦羅にしたら、えらい評判でしたのでここをコゴミ畑にしようと考えました。最初の頃は1,2本でしたが、今年は8,9本にまで伸びてきました。

   

   
             行者にんにくの前にある緑色のがコゴミです

で、此処でうちにでているコゴミと道路にやたらと出ているのと違うのを確認した。出始めの頃はよく似ていますので、コゴミって言うのはやたら沢山出ているもんだと思っていました。

ただ茶色の羽毛があるタイプと綺麗なタイプがあるのが分かりました。地元では茶色な羽毛があるのが「鬼コゴミ」、後者のを「コゴミ」っていいます。鬼コゴミは食するのに不適合らしいのだが、地元の方は調理の方法をご存知で、食用にされているみたいです。

       

うちのタイプは後者のタイプです。出始めの1株から1~2本採れば苗にダメージを与えなくて済むんだろうね。もう少し株を増やせば今後、美味しいコゴミの天婦羅、お浸しが頂けるようになるんだろう。

       

行者にんにく→コゴミ→ウド→ワラビの順に旬の物が頂ける事になる訳だ。これに足して、タラの木も網で囲ったのでこれが伸びてくればこれも食するようになりますね。年々、知識が付いてきて、楽しみが増えるのはいいね。  

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『春夜宴桃李園序』の中で

2019-05-25 20:11:51 | 漢詩・古典・エトセトラ

ご存知、盛唐の詩人、詩仙、「謫仙人」事、李白の『春夜宴桃李園序』。もうかれこれ3回位掲載しています。その中でも好きな文章が赤字の部分。

敢えて抜粋しないのは、この全文が一つの纏まったものなので、文意の流れを損ないたくないからです。

 

夫天地者万物之逆旅、光陰者百代之過客。 而浮生若夢、為歓幾何。
夫れ天地は万物の逆旅にして、光陰は百代の過客なり。而して浮生は夢のごとし、歓を為すこと幾何ぞ。

古人秉燭夜遊、良有以也。陽春召我以煙景、大塊仮我以文章。 

古人燭を秉りて夜遊ぶ、良に以有るなり況んや陽春我を召くに煙景を以てし、大塊の我に仮すに文章を以てするをや

会桃李之芳園、序天倫之楽事。 群季俊秀、皆爲恵連。吾人詠歌、独慚康楽
桃李の芳園に会して、天倫の楽事を序す。 群季の俊秀は、皆恵連たり。 吾人の詠歌は、独り康楽に慚づ

幽賞未已、高談転清。 開瓊筵以坐花、飛羽觴而酔月。 
幽賞未だ已まず、高談転た清し。瓊筵を開きて以て花に坐し、羽觴を飛ばして月に酔ふ。  

不有佳作、何伸雅懐。如詩不成、罰依金谷酒数
佳作有らずんば、何ぞ雅懐を伸べん。如し詩成らずんば、罰は金谷の酒数に依らん

 そもそも天地は万物を迎え入れる宿(のようなもの)であり、時の流れは永遠の旅人(のようなもの)です。 
そしてはかない人生は夢のようであり、喜び楽しむ時間はどれほどあるのでしょうか。 
昔の人はロウソクに火を灯して夜中まで遊んだ(といいます)が、もっともなことです。 
春の陽気が霞たなびく春景色で私のことを招き、自然(天)が文章を書く才能を私に授けてくれた。

桃や李の香りが芳しく香る庭園に集まって、兄弟親族と楽しい宴を催します。 
優れた詩の才能をもつ弟たちは皆、(優れた詩人として知られる)謝恵連のようです。 
ひとり私の詠む歌だけは、(謝惠連の兄である)謝靈運に及ばずに恥ずかしく思います。 
静かに風情を褒め楽しむことはまだ終わることなく、高尚な話はますます清らかになっていきます。 
立派な宴を開いて(桃李の)花の下に座り、盛んに盃をかわして、月を眺めながら酔います。 
優れた詩ができなければ、どうして風流な思いを述べることができましょうか、いやできません。 
もし詩ができなければ、罰として金谷園の故事にならって酒三杯を飲ませましょう。

 況陽春召我以煙景、大塊仮我以文章
何という粋な言葉だろう。こういう文章に風流を感じます。 

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中国版、蛍の光

2019-05-24 06:13:28 | 漢詩・古典・エトセトラ

この前の「元二の安西に使いするを送る」の続きです。中国語を話す時に漢字を使いますが、同じ読みがあるので発音というか言い方を変えて会話をする訳です。それは四声(しせい)を使います。四声とは、中国語のを声調を、中古看護(←何の事を言っているか分かりません)の調類に基づいての4種類に分類したもの。中国音韻学で平声(へいせい)・上声(じょうせい)・去声(きょせい)・入声(にゅうせい)をいいます。だから、例えばという字はweiと読みますが、同じ読みでも4通りの発音の仕方があります。実際には発音文字の上に記号が付いていますが、合成の仕方が分かりませんので、中国語辞典見て確認して下さい。その四声付きの発音を探して見てコピーして付けようと思ったんですが上手くいかないので勘弁ね。

  それで前に書いた元二の安西に使いするを送る」の詩ですが、これを蛍の光のメロディーを使って歌うらしいのだ。・・・と国語の先生が言っていたのを思い出した。  

    渭   城  朝  雨  浥  輕  塵    渭城の朝 軽塵を潤す
      wei  cheng  zhao   yu     yi   qing  chen

  客   舎  青  青  柳  色  新    客舎青々柳色新たなり
      ke    she   qing  qing  liu    she   xin

  勸  君  更  盡  一  杯  酒    君に勧む 更に尽くせ一杯の酒
      quan jun  geng  jin     yi     bei    jiu
          
     西  出  陽  関  無  故  人
   西の方陽関を出づれば 故人無からん
       xi    chu   yang guan  wu    gu    ren

                      
 

    蛍   の     光  窓   の   雪

   wei  cheng  zhao     yu     yi   qing  chen    てな風にね。

針が高校時代に聞いた話なので、また現地で本当に歌っているかは分かりませんがちょっと思い出したので、蛇足で掲載します。

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やっと撮れた。

2019-05-22 16:48:55 | 野鳥の話

我が家にご来訪のキビタキ君、なかなかスバシッコクていい写真が撮れません。どうしてもピントの合った画像が欲しいと思って待ち構えていると、どうやら洗面台の前の窓の前のマユミの木がお気に召したのか其処を縄張にしているみたいだ。

人間の姿を見るとサッと逃げてしまうのだが、陰に隠れて見ているとガラス戸に体当たりしている。どうやら、ガラスに映った自分の姿を見て、敵(恋敵)だとおもっているみたいだ。

そう言えば前にも朝鮮鶯が其処を空だと勘違いして激突して死んでいた事があった。(かわいそうな事しました)其処はブラインドにしてありますので、下ろして見たらぶつからないようになりましたが、今度は隣の和室のガラス戸に体当たりしています。

其処も閉めたらやっと落ち着いたみたいでぶつからなくなりました。

  

ガラス戸に当たって下に落ちて、「こりゃ変だぞ」と中を除いています。

そんなこんだで、やっとキビタキ君の写真がとれました。

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新しいお客さんが来ました。

2019-05-22 08:39:13 | 野鳥の話

我が家に新しい野鳥がきました。名前はキビタキ君。カワラヒワとかシジュウカラみたいに、群れをなさないで単独でいます。それも何故か洗面台の前のガラス戸のヘリに泊まって休んでいます。群れだと餌台に来て人がいても案外と平然と餌食べていますが、単独だから警戒心が強いですね。

                      

 10mの距離位までした近寄れません。一眼でズームきかせてやっと撮りましたがトリミングするとボケてしまいますね。

 

そんなんで、見ている方はジリジリしてしまいますので、web上から画像引っ張ってきました。

 

サハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬期はフィリピンボルネオ島などの東南アジア渡りをおこない越冬する」とあります。
綺麗な鳥ですね。特に飛んでいる時に、下から見ると黄色が生えてとてもきれいです。さえずりと地鳴きが載っていますので聞いてみて下さい。

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犯人は誰だ?。

2019-05-20 17:58:06 | 立科・信州の話。

一昨々年植えたボケの苗もしっかりと根付いて黒潮(品種名)も真っ赤な綺麗な花を咲いてくれるように

なりました。今年の秋口にちょっとだけ、先端を剪定出来るようになりますね。選定すると幹が太くなってガッシリします。去年位まではまだまだ活きが悪くてこんなに綺麗な葉ではなかったね。段々と立派になってくれるといいですねえ。


 

 

行者にんにくもしっかりでてきているしよく見るとコゴミも沢山増えてます。ふと、上を見ると何か変!。ミズナラの枝の皮が剥がれてしまっています。「何なんだ?」こんな事するのは?と言うよりこういう事が出きるのは「キツツキ」かり「リス」のどちらかしかいない。

 
 キツツキは↓この枝でひまわりの種を食べているのだが、確かにこの位はトントン啄いて皮を取ってしまうだろうが、はたしてこんなに↑長く剥く事ができるかね?。木の皮がひらひらと無残にも剥かれて靡いています。


 

 と昨日久しぶりに「リス君」がご来店になった訳ですがさんざん餌を食べた後にこの木に上がってこの枝に行ったと思ったらこの皮を集めてクルクルと回して団子状にしたかと思ったらサッサと自分の住処に戻って行きました。その器用で早い事!。当然写真なんか撮れません。

これで犯人が分かりました。寒い冬を乗り切って出産が近いのかも知れません。これも自然のうちだと思って諦める事にしました。そもそも、こっちが結界を破って自然を壊して邪魔している訳ですからね。

 

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姫コブシはいつも早いね。

2019-05-17 10:42:18 | 立科・信州の話。

うちの庭には3本の姫コブシが植わっています。最初のは接木ものではなかったのかすぐに付いて翌年から咲きだしましたが

 
 これは白花です。

↓2番目のは接木ものだったので寒さにやられて,接ぎ穂が落ちてしまいもう駄目かと諦めていましたら株立ちになってチラホラ薄ピンク色の花を付け始めました。最後のは造園業者から購入してきたもので完全一本立ちで咲き始めは紫色です。
  

山に春が来たとはいえ、まだまだ殺風景です。そんな時に可憐に綺麗な花を咲かせてくれる姫コブシはとても重宝ですね。姫コブシのいいところは花が先で、咲き終わると葉がでてくる。

           

コブシというだけあって、寒さ、標高の高い処にも適応がありますね。さあ山はこれからが本番です。

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鳥の餌台(2)

2019-05-15 20:39:31 | 野鳥の話

東京で鳥の餌台を作ったので、こちらでは、組立ね。ビス箱には大分色々な種類がストックしてありますが、結構貯め込んでいてもいざ、合わせてみると、用をたさない事が多い。大きい処では東京から持ってきたビスが丁度いいのであっという間に組立は終わりですが、この「鋼製束」を付ける為のビスがいいのがないね。記憶では何種類かあると確信してきたのだが、年は取りたくはないもんだ。

でもね、針外しは、色々な廃棄物があると、その中に使われているビス類で使えそうな物をとってあるんだね。

   

精密機械なんかのビスには下手をすると市販されていないような細かいものもあるんで、取っておくと大変重宝だ。

 
   
で、出来たのがこんな感じ。もっといい色だったら良かったのにね。

                             

カケイを持ってきてステンレスパイプをまず地面に打ち込みます。其処に「鋼製束」の足を差し込んで6mmのボルトで留めればかんせいです。

 

早速皿を載せ、何種類かの餌を入れてあげました。高いのと低いのと、2つ用意しました。これで喧嘩が少なくなるだろうね。最初は様子を伺っていた鳥君達も恐る恐る御来席です。久々にレストラン立科の開店です。

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馬鹿にされるかも知れないけど

2019-05-12 06:29:38 | ギタ-・ロックの話

 針外しは楽譜を読めないというより、読めない方に近い。多少は分かるんですが、見るのが面倒臭いのさ。聞いて音を取る方が性にあっている。突き詰めるのがあまり好きではないくせに、首を突っ込みたがるね。それは血液型が大雑把のO型だからなのだろうか?。A型の人みたいに職人肌で無いので深く追求出来ないね。大体極曲自体も簡単な曲ばかりだしね。曲も口ずさめる64年代のメロディー重視の曲が好き。

 だからジミーペイジやディーブパープルのような速弾き曲は弾きたくても弾けないね。だから、The Byrdsの曲なんか大好きです。確かDavid Crosbyもこのギター使っていましたね。酔っぱらってCD掛けて一緒に弾くのが何よりも昔にもどれるのさ。

大体売っているスコア―は何処かのギター弾きが曲を聴いて楽譜に落としているんだろう?。そんな楽譜を見て弾いてみても、味のない曲作りになってしまうね。

昔、孔子の論語を崇拝している人に向かって荘子がそんなのはそいつの糞を食っているのに等しい」(ちょっと汚くて御免ね)これは針外しの偏見に過ぎないのかも知れませんね。(笑)。


 何故CD掛けて弾くのかと言うと針外しの周りには当時の曲を知っている人がその当時もいなかったし、今オールディズバンドが復活しているけど相変わらず曲を知らない人ばかりだ。で、楽譜も無かったし楽譜が無いからってやらない人もいるしね。一緒に弾く人がいなかったのさ。

                        

         昔、アニマルズのヒルトンバレンタインが弾く「朝日の当たる家」を見て滅茶苦茶憧れたもんさ。

中学2年だったか、ビートルズ観に武道館に行った時、ステージのGeorge Harrisonの目の前だったので、「ジョージ!」って大声で呼んだら手を振り返してくれたのだが、She's A Woman なんかを弾くとその当時に一気に戻ることができるんですな。おっさんとか爺さんの口癖「昔は良かった」そのまま。

          
    6122 ダブルカッタウェイ。これは12弦タイプのカントリージェントルマンね。 

タイガースのジュリーなんかはジョージのダブルカッタウェイの「カントリージェントルマン」に憧れて「ハニー」の偽物を使ってたね。針外しも買って弾いてました。「カントリージェントルマン」は裏に革張りしてあってかなり高価でしたね。小野やすし(&ドンキーカルテット)さんは本物持っていました。あのギター何処へ行っちゃったんだろう?。


       
      これはホワイトファルコンね。豪華なバージョンだ。

 この他、ラウンドアップ、アストロジェット、シルバーペンギンなんかがあるね。

針外しのもっているのはブライアンステッツアーモデル6120の虎目バージョンだよ。実はアニマルズのヒルトンバレンタインの持つナッシュヴィル「テネシーローズを買う積りでしたがこれより安価でしたので」いつでも買えると思ったのが運の尽き、脱線してしまったのさ。

             

でもフィルタートロンのピックアップいい物が付いているのでとても満足なのさ。山では4chアンプでCD掛けて、Fenderのリバーブアンプを鳴らして64年代の若かりし時に舞い戻るのが至上の喜びです。

                                 

 当然CDの音に合わせなければ一緒に弾けないね。その当時の曲はテープレコーダーの音源が主だ。だから再生する機械によって回転スピードが違って微妙に、音の高さが違ってくる。だから、1曲1曲ごとに音を合わせなければ、CD掛けていsっしょに弾いても音が合わない。同じバンドのゴールデンアルバムでも、時期が違って場所も違う所で録音しているので微妙にちがうね。だからチューニングが狂っているんではなくて、そもそも、それが原因なのさ。

また、ライブ演奏やスタジオ録音なんかでも、フラットチューニングをして弾く場合があると聞いてます。Stonesの「テルミー」の楽譜がたまたま銀座のヤマハで見つけて購入したのだが、Cから始まっているのに、完全に半音違って録音されているね。こういうのはヴォーカルが歌いづらい時とかにやる事があるね。
ま、そんな事はどうでもいいのさ。理屈じゃないのね。

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中国の関所

2019-05-10 06:29:31 | 漢詩・古典・エトセトラ

前回は王維の詩の紹介でした。ところで函谷関とかは名前は知っていますが実際何処にあるんだろうと疑問が沸いてきました。確かに都会と辺鄙な所の境にあるのは想像つきますがね。いくら中国と雖も、辺境の民族の侵入にてこずっていました。言うなれば蛮族ね。東夷、西戎、南蛮、北狄から中華を守る事から造られた訳だ。

                
                    「長城は東の山海関から西の嘉峪関まで、総延長約6700キロ」という認識

  • 嘉峪関(かよくかん) 嘉峪関市の南西6kmに位置する河西回廊

  • 函谷関(かんこくかん)箱根の山にも出てくる函谷関。河南省にあった関所。この関より西を関中と言い、中原から入る上での交通の要衝にあり、歴史上多くの戦いが行われ、また故事が生まれた。
  • 雁門関(がんもんかん)は、別名を西陘関と言い、山西省北部の代県の西北、雁門山(別名勾注山)中にある、古来の関所である。北方の異民族の侵入に対する、防衛拠点であり、数多くの戦いが繰り広げられてきた。
  • 玉門関(ぎょくもんかん)は甘粛省敦煌市の北西約90kmにある、かつて建設されたシルクロードの重要な堅固な関所の1つ。漢とに渡り建立された。現存する玉門関遺跡は唐代のものである。俗称は小方盤城。元来は漢の武帝が河西回廊の防御の為に建立した。       
     
  • 居庸関(きょようかん)は北京市昌平区位置する万里の長城上に設けられた。関所兼要塞。「天下第一雄関」とも呼ばれ、難攻不落の九塞に数えられた。ただこの第一」というのは東から数えて一番目という意味合い。
  •  虎牢関(ころうかん)は唐の時代に現在の河南省鄭州市の西北に置かれた関所のひとつ。『 ... 『三国志演義』では、191年に袁紹率いる反董卓連合と董卓軍の間で行なわれた虎牢関の戦いが有名
  • 山海関(さんかいかん)は、万里の長城の一部を構成する要塞。河北省秦皇島市山海関区所在。華北と東北の境界である
  • 友誼関(ゆうぎかん)は中華人民共和国広西チワン族自治区憑祥市中心部より南西15 キロメートルに位置する関所。中国とベトナムとの国境になっている
  • 陽関(ようかん)は中華人民共和国甘粛省敦煌市の南西約70kmにある、かつて建設されたシルクロードの重要な堅固な関所の1つ。併せて設置された玉門関より南に位置し、そのため「陽関」と称された。

  

 こうしてみると北方民族に対しての関門が多いですよね。特殊な例は南の友誼関ですかね?。三国時代に諸葛孔明が孟獲を感化させる為に出来たのかね?。昔の事でわかりまへんがなあ。

 因みに、孟獲の話。諸葛孔明が南征して来ると雍闓は高定と内輪揉めを起こして、その配下に殺害され、代わって孟獲が雍闓の後釜となった。孟獲は諸葛亮の前に何度にも亘り捕まるが、その度に放された。諸葛亮は仮に武力でこの地を征服しても、蜀漢軍が撤退すれば、いずれ反乱が再発する事を予見していたので、現地の人々を心服させるために、このような処置を採ったといわれている。孟獲は七度目に放された時、ついに諸葛亮に心服し蜀漢への帰順を誓ったという(七縱七禽)。

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元二の安西に使いするを送る

2019-05-06 18:48:30 | 漢詩・古典・エトセトラ

中国の古典を見ていると度々渭水という地名が出てきますね。歌に詠まれたり、戦場になったりして。渭水と言うのは、黄河最大の支流。渭水は甘粛省、渭源県に源を発して東流し、潼関(どうかん)の東方で黄河に合流する。現在は渭河ウェイホウとよぶ。流域の渭水盆地は、東の平野部の境に函谷関があったため、関中とよばれ、中国古代の政治の中心であった。西周(鎬京)、秦(咸陽)、前漢・唐(長安)

「渭水尽赤」は罪人を処罰することのたとえ。渭水は黄河の支流。昔、秦の都咸陽の商鞅が多くの罪人を処罰したので、渭水が血で赤くそまったといわれる故事から。
衛の公族系のために衛鞅(えいおう)ともいう。という事は冤罪を除いても悪事を働く輩が如何に多かったかを示していると言う事ですね。
逆に黄河は黄色い川の色だったので「百年河清を待つ」なんてありますね。

  渭城朝雨浥輕塵 渭城の朝 軽塵を潤す

  客舎青青柳色新 客舎青々柳色新たなり

  勸君更盡一杯酒 君に勧む 更に尽くせ一杯の酒

  西出陽関無故人  西の方洋館を出づれば 故人無からん   


渭城の朝の雨が、軽く舞い上がる塵を潤している 。旅館のそばにある柳の色は、青々としてみずみずしい

もう1杯酌み交わしてくれよ。陽関を出てしまったら、もう戻ってこれないかも知れない。(帰ってきた奴はいない)

 

渭城と言っても日本のようなお城ではないね。中国は町ごとに囲ってあって、それを城壁と言います。陽関とは蛮族・匪賊から守るため作られています。安西は陽関を出た瓜州県の辺りですかね?。文献見ても良く分かりません。ただ、敦煌も、陽関、玉門関も皆比較的近くですね。要は、関所だから辺鄙な所にあるのだ。国境警備隊なんかに任命されちゃうと、もう都には帰って来れないと覚悟を決めて、任地に赴くんだろう。

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鳥の餌台

2019-05-02 06:25:17 | 野鳥の話

鳥の餌台を以前に作ったのだが、沢山の種類の鳥君達がきて餌台が足りなくなったので、常夜灯が壊れて使えなくなったのを、フードを取って見たら丁度皿になったので、これ幸いと其処にも餌を乗せて置いた訳ですが、先日タヌキ君がやってきた時に、体重を掛けて前足を掛けたか上に乗ろうとしたのか分かりませんが、ポキリと折れてしまい役にたたなくなったので、新たにもう一つ作る事にしました。

以前「コメリ」で購入した、こういったものを買ってきました。って、名前全く知りません。再びコメリに行って探しましたが、売り子の御姐さんも図を見せても全く分かりません。諦めて帰ろうとふと棚を見るとゴチャマント置いてありました。

から足にならなくて良かったよ。で商札を見てみると「鋼製束」って言うんだって。使い方も全く分かりませんね。

                                   

                                                        388円ね。

ま、これ全部使いません。使うのは土台側です。ボディーの凹んだ処に6mmの穴を開け、ステンレスパイプに同等の長さの処に穴を開け、それで接続します。何故ステンレスの単管を使うかと言うと最近は見なくなりましたが「ヤマカガシ」が上がれなくするためです。でも、最近リス君が餌台に上がっているのを見たらしっかりとこのステンレス柱をすいすいと上がっていました。流石に蛇は上がれないね。

              


            
           この支柱の中程にある四角い凹みに6mm径の穴を開けます。地下室からボール盤を持ってきて簡単に開けられました。工具と言うのは使わないと邪魔な存在ですが、必要に迫られるとこんなに便利で重宝なものはないですね. 昔自動車屋をやっていた頃、同業の友人から「道具というのは、一回でも使えば元を取れた事になるんだよ」と教えられた事がありました。これは尤もな事だね。その時の自分にとって目的を果たす最高のお助けマンだからだ。幸い、針外しは地下室に「スナッポン ツール」の工具ボックスがあって、ある程度の工具が未だに健在してとってあります。その工具の使う目的が頭に入っているのですぐ下の地下室に取に行けば事足りてしまう訳さ。

                                                       

これで山に行って、組み立てれば即、鳥君達は餌にありつく事が出来ますね。

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