針外しは楽譜を読めないというより、読めない方に近い。多少は分かるんですが、見るのが面倒臭いのさ。聞いて音を取る方が性にあっている。突き詰めるのがあまり好きではないくせに、首を突っ込みたがるね。それは血液型が大雑把のO型だからなのだろうか?。A型の人みたいに職人肌で無いので深く追求出来ないね。大体極曲自体も簡単な曲ばかりだしね。曲も口ずさめる64年代のメロディー重視の曲が好き。
だからジミーペイジやディーブパープルのような速弾き曲は弾きたくても弾けないね。だから、The Byrdsの曲なんか大好きです。確かDavid Crosbyもこのギター使っていましたね。酔っぱらってCD掛けて一緒に弾くのが何よりも昔にもどれるのさ。
大体売っているスコア―は何処かのギター弾きが曲を聴いて楽譜に落としているんだろう?。そんな楽譜を見て弾いてみても、味のない曲作りになってしまうね。
昔、孔子の論語を崇拝している人に向かって荘子がそんなのはそいつの糞を食っているのに等しい」(ちょっと汚くて御免ね)これは針外しの偏見に過ぎないのかも知れませんね。(笑)。
何故CD掛けて弾くのかと言うと針外しの周りには当時の曲を知っている人がその当時もいなかったし、今オールディズバンドが復活しているけど相変わらず曲を知らない人ばかりだ。で、楽譜も無かったし楽譜が無いからってやらない人もいるしね。一緒に弾く人がいなかったのさ。
昔、アニマルズのヒルトンバレンタインが弾く「朝日の当たる家」を見て滅茶苦茶憧れたもんさ。
中学2年だったか、ビートルズ観に武道館に行った時、ステージのGeorge Harrisonの目の前だったので、「ジョージ!」って大声で呼んだら手を振り返してくれたのだが、She's A Woman なんかを弾くとその当時に一気に戻ることができるんですな。おっさんとか爺さんの口癖「昔は良かった」そのまま。
6122 ダブルカッタウェイ。これは12弦タイプのカントリージェントルマンね。
タイガースのジュリーなんかはジョージのダブルカッタウェイの「カントリージェントルマン」に憧れて「ハニー」の偽物を使ってたね。針外しも買って弾いてました。「カントリージェントルマン」は裏に革張りしてあってかなり高価でしたね。小野やすし(&ドンキーカルテット)さんは本物持っていました。あのギター何処へ行っちゃったんだろう?。
これはホワイトファルコンね。豪華なバージョンだ。
この他、ラウンドアップ、アストロジェット、シルバーペンギンなんかがあるね。
針外しのもっているのはブライアンステッツアーモデル6120の虎目バージョンだよ。実はアニマルズのヒルトンバレンタインの持つナッシュヴィル「テネシーローズを買う積りでしたがこれより安価でしたので」いつでも買えると思ったのが運の尽き、脱線してしまったのさ。
でもフィルタートロンのピックアップいい物が付いているのでとても満足なのさ。山では4chアンプでCD掛けて、Fenderのリバーブアンプを鳴らして64年代の若かりし時に舞い戻るのが至上の喜びです。
当然CDの音に合わせなければ一緒に弾けないね。その当時の曲はテープレコーダーの音源が主だ。だから再生する機械によって回転スピードが違って微妙に、音の高さが違ってくる。だから、1曲1曲ごとに音を合わせなければ、CD掛けていsっしょに弾いても音が合わない。同じバンドのゴールデンアルバムでも、時期が違って場所も違う所で録音しているので微妙にちがうね。だからチューニングが狂っているんではなくて、そもそも、それが原因なのさ。
また、ライブ演奏やスタジオ録音なんかでも、フラットチューニングをして弾く場合があると聞いてます。Stonesの「テルミー」の楽譜がたまたま銀座のヤマハで見つけて購入したのだが、Cから始まっているのに、完全に半音違って録音されているね。こういうのはヴォーカルが歌いづらい時とかにやる事があるね。
ま、そんな事はどうでもいいのさ。理屈じゃないのね。