針の家は自営(だった)で、自動車の鈑金塗装業でした。車の修理が完成すると、車の洗車が付き物で、良く身体が冷えるし、長靴を履く暇もなくて、そのまま、洗車してしまうので、足は濡れるは、頭も濡れてしまうわで、良く風邪から、肺炎になってしまった。
私の友人も河岸に勤めている人が、ゴム長靴を履いているのだが、通気が良くないのか足に汗をかいてしまい、結果それが、足を冷やしてしまい、永年勤めて体を壊してしまった人がいます。
針も、ある冬の雨の日、風邪気味で洗車していたら、熱が出てしまい、我慢して、仕事をして、挙句に、護国寺の先の大塚に納車する事になり、首都高速に上がっていくと竹橋の辺りで、道路がグラグラ揺れていました。それは、自分の身体がフラフラしていたんですね。え、代わって貰えば良かったんじゃないかって?。その当時の職人は傲慢で、時刻になると、さっさと帰ってしまう奴ばかりでしたから、とっても無理だったのです。
話しを戻しますが、良く風邪を引きましと、鼻が詰まってしまい、ちり紙を細く丸めて、詰まったハナを取ってしまい、喉に痰が詰まると、のど飴、龍○散を飲んで痰を取ってしまいます。針も良くイライラしてこれをしましたが、これが、駄目!!。
ハナを取ってしまい、痰も取ってしまうと、何処で対応するかと言うと、それは、気管、と肺なのだ。ハナと痰は鼻、喉を保護する大事な物だったんです。
一旦、肺炎になると、抗生物質は飲むんですが、炎症をとるには、消炎剤だ。昔、都立広尾病院の呼吸器科には長岡兄弟と言う先生がいまして、肺炎はすっきり治りましたが、2回目の時、知り合いの病院に入院する事になりました。
ある程度、熱が下がってきましたが、36度6分、7分とすっきりしない。案の定、再び40度を越す、熱がでてしまった。看護婦さんは「そんなの、もう治っているんだよ。」「早く退院しろ」と言う非難の目つき。病院ベット足りないからなあ!。それも分かるが、針は自分の身体が完治していないのが分かっていたのだ。退院しても再び熱がでてしまった。「だから言ったろー!、」(怒)
そこで、再び、広尾病院に行って、以前投与されていた薬を貰いに行ったところ、その時の女医先生が何と言ったと思います?。近くの看護婦と共に、こっちを見て半分馬鹿にして、看護婦と笑いながら、「これは、普通の感冒薬と、単なる頭痛薬ですよ」と言われたもんだ。
でも、針はその薬を飲んだら、ピタリと芯熱が取れたし、その後熱が出る事はなかった。その時思った事は、「この女医先生、物を知らないなー!」だ。優秀だから、広尾病院に抜擢されたんだろうが・・・。
3回目の時にこの事を女医先生に尋ねられたので、言ってあげましたワイ。(ちょっと、偉そうね)。ここの薬を飲んだら、一回目ですっきり治りましたよ。先生大変以外な顔をされて、「次回はもっと早く来てくださいね。」・・・だってさ!。
頭痛薬にもいろいろあると思うのだが、針には、シオノギの透明のセロファンに入った、白い顆粒状の頭痛薬(消炎剤)が良く効くとわかったのだ。長岡先生は永年の経験で、この薬が効き目があるのが分かっていたのだ。「だから言ったろー!。」(怒)
また、子供が喘息で入院した時も、救急で、見てもらった時に、当直の女医(多分インターンクラス)の人が、簡単に結論付けて投薬を支持しようとしたので、「ここまで、酷いと気管支炎を起こしてしまっているので、レントゲン撮ってよ」と言ったら、渋々撮りました。結果「そうですね、かなり、炎症が起きています。失礼しました。」だって!!。
それからは、針は医者は尊敬はするが、信用はしていないのだよ。特にその先生の経験はね。頭痛薬は=消炎剤という事を覚えていてもらいたい。