自由学校「遊」が主催するアイヌと鮭のZoom学習会に参加した。
国立のアイヌ共生空間と銘打ったウポポイが白老に誕生したが、アイヌと和人の関係を詳しく伝えてはいない。我々和人祖先が、もともと住んでいたアイヌ民族から土地を奪い、言葉や文化風習も同化させようとしてきた歴史を解説はしているとは思えない。 きれいごとにアイヌの自然信仰を展示して観光施設としている気がしてならない。
鮭はアイヌにとってはなくてはならぬカムイであるが、和人はアイヌに相談もなく漁業権を勝手に設定し、鮭を獲ることを違法としてしまった・・。 ひとつの国を治めるにはひとつの法体系が必要なことも必要だろう。しかし、先住権というものを言葉のうえでは認めたが、実際には民族の伝統、風習、生活を踏まえたものではない。 諸外国では少数民族の権利を具体的に行使できる実法律が存在している。
口先ばかりの 民族共生・多様性を唱う法律だけであってはならない。