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晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

採種デイ 10/15

2008-10-15 | 日記・エッセイ・コラム

2008.10.15(水)快晴・満月

 爽やかな秋の日となった。カフェじょんのびでは午前中にお客さまがそこそこあった日は午後がぱたんと無くなる。水曜日は結構忙しい曜日なんだが、今日は午後が超暇となった。おかげで畑仕事がしっかりできたわけだが、店が忙しい方が夜のビールはおいしい。まず午前中は気になっていた芝生のスギナ、イタドリ刈をする。スギナは早くから遅くまで頑張る雑草だ。午後は大根の間引きをする。いよいよ一本立ちするわけだが、根元にダンゴムシがうようよいるのが気に掛かる。引いた大根はおひたしにしていただこう。Img_1285

やっと独り立ちの大根達

 続いて紫蘇の採種をする。大木となった紫蘇の木を根元から切り、ビニールの上に広げる。ばんばんとはたくと種、殻付の種、葉のくず、茎のくず、そしてクモと虫が落ちてくる。新聞紙に広げて虫や大きなゴミを取る。

Img_1287_2
刈り取った穂をビニールの上ではたく。


篩に掛けるがなかなかゴミが取れない。そこで昔ながらの分離器、みーを使う。よくお袋が庭でみーを振っていたのを思い出す。とんとんとんと振りながら折からの風にゴミを飛ばす。これがなかなかのハイテクニックで下手をすれば種毎飛んでしまう。
次に青紫蘇をやってみるがこちらは虫もおらず、種も最初から分離しており簡単であった。
 ついでにバジルも種を付けて枯れているので、採種する。来年はハーブ畑をこしらえよう。そうこうしている間にヤフオクで注文した白樺の種が届いた。よくよく種に縁のある日だ。
 夕方になって、北側の防獣ネットを張る。完璧ではないが少しは効果があるかもね。
Img_1281  今日のじょん:朝の内は寒くなってきた。散歩と朝食を終えたじょんは窓際の日だまりでうたた寝をするのが日課である。猫みたいだけど気持ちよさそうだ。

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じょんのび食品 10/14

2008-10-15 | 日記・エッセイ・コラム

2008.10.14(火)雨、曇り

 朝からしっかりした雨で、予定していた深山行きを延期する。深山は三和町にあり、我が家の山林で唯一まともに残っている山である。私が小学校時代におやじが植林していたので、40年ぐらいの杉が植わっている。それにしてもチエンソーや刈払い機のない時代に山を切り開き、植林した労力は今から考えると信じられないぐらいだ。みんな貧しい家計から苗代を出して、子供の教育費に自分たちの老後の資金にと思って植林した。そしてやっと木が育った時が来たら、木材の値は暴落し、山は荒れ放題、山道は消え薮は伸び放題、獣たちの天国と化してしまった。農政もさることながら山林行政も間抜けな日本である。昨冬間伐のため深山に入り、数本が杭や支柱としてじょんのび村に役立っている。今年も山に入ろうと思うのだが、なにしろ隣地との境界が解らないのだ。それで製材所の小原さんに教えてもらおうと依頼していたところであるやむなく衣替えや、転居通知など屋内作業をする。
「紫蘇の醤油漬け」
 
何かと作った加工食品を点検していると、なななんと紫蘇の醤油漬けにカビが発生しているではないか。どうも醤油が不足して浸かっていないところに発生したようだ。上部のカビの部分をスプーンですくって棄てる。Img_1277

しっかり醤油に浸すこと。

ついでに味見をする、まずまずだ。そのままでは醤油の味と香りが強すぎるので、食するときは絞るのが良いようだ。醤油は紫蘇醤油といって香りの良い醤油として使える。ただし使った分だけ補充しておくこと。
 「梅酒・梅酢」
 梅酒は梅干しの作製時に使う焼酎が余ったのでついでに作った。といっても余りの方が九割以上あるので、余りと言っていいかどうか、、。ホワイトリカーももう少し小さな容器が欲しいものだ。漬けてから気付いたのだが、最初に楊子かなんかで実をつついて着けるそうだがすっかり忘れていてそのまま漬けてしまった。約3ヶ月ほど実がぷかぷか浮いており、なにかまずかったかなと思っていたが、ようやく沈んできて安心している。実をつつかなかったのでもう少し時間がかかるようだ。Img_1280_2

梅酒と梅酢、ゲストルームに置いてある。

梅酢は茗荷を漬けたり、これから採れる生姜を漬けるために置いてあるが、実に強烈な味がする。茗荷など梅酢の酸味だらけで茗荷の香りなど負けてしまっている。生姜なら丁度だろうか。そのほか紫蘇の実の塩漬けなどにも使っている。
「ゆかり」
 梅干しの赤紫蘇を引き上げて絞り、カリカリに干して、すり鉢で粉にする。しっかり絞りすぎたのか、塩味が少ない。市販のゆかりと違って味が無い、何とも頼りないただの紫色の粉となっている。焼き塩やごま、柚子、紫蘇の実などを加えてうまいゆかりにしあげたい。Img_1278

現在壺一壺、梅酒瓶一瓶、瓶詰め6瓶などがあちこちに置いてある。台所は一杯で置けないのだ。寝起きする部屋に置くのもいまいちだし、地下の物置は風通しが悪い、イナバの倉庫は高温多湿で不向きだし、今後増えてゆく加工食品の置き場が無いのだ。遠い将来だが、加工食品小屋、いわゆる味噌蔵を造りたいなあと思ってはいるのだ。

今日のじょん:いくみちゃんが来ていたのでおおはしゃぎのじょんである。美味しいものももらえるし、夜遅くまで遊んでもらえるし、もう大変。でも今回は2日間で帰ってしまうので、また寂しくなる。Img_1279_2

いくみちゃんにくびったけ。

 

 

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