2009.5.8(金)雨、曇
やっと休みが来た。休みがこんなに待ち遠しく、楽しいものだとは思わなかった。退職したら毎日休みみたいなもんだと思っていたが、店をやってるとそうでもない。時間を自由に使えるというのは、ありがたくも嬉しいことなんだ。もう以前のようにあれもこれもしようなんて思わない。やらなければならないことはいくらでもあるが、できたらできただけでいいわと思えば気が楽だ。
ほんまに出てくるんかいなと思われたじょんのびの木の芽が出て、葉が育ってきた。写真に撮っておこうとカメラを向けるが、どの方句からも木小屋が入ってくる。ここに木小屋を念入りにというかおしゃれに作った理由がある。そんなことを知らない人達に「なんと立派な木小屋やなあ」「木小屋ごときに何時までかかってんねん」とか思われてきた。
じょんのびの木のこの風景に似合う小屋でなければいけない。
ここで木小屋建設の総括をしておこう。今後建設予定のガーデンシェッド、木小屋2、温室、玄関前室などの基本となるべく建物だから、しっかり評価反省しておくことは意味のあることだと思う。
1.経費、なるべく安価に、あるものを利用して作るのが目的。
(1) 柱、妻土台、杉丸太6本 無料
(2) 木材等
2×4(8feet) 4本 398×4=1,592円
2×4(6feet) 7本 278×7=1,946円
1×4(6feet) 6本 178×6=1,068円
桟木3m 6本 1,280円
パイン材2m 6本 980円
野地板 2m 6枚 980円
(3) ポリ波板6尺 5枚 580×5=2,900円
(4) 塗料等 防腐剤 2,000円
ペンキ 1,000円
(5)消耗品
釘、コーススレッド 300円
トタン釘 100円
合計 14,046円
以前に買っていたものでも計算に入れ、消耗品や塗料なども使用概算で参入した。そうすることによってより現実的な経費が出ると思う。ただ工具などは計算のしようがないので除外した。1万5千円以下でできたことは満足。ただ波板などはあるものを使ったが、なければもう少しいい素材、ポリカなどを使いたかった。そうなると1万5千円はオーバーする。
2.反省点
(1)水平垂直、サイズをしっかり出すためにあらゆる用具、道具を使ったがしっかり出せなかった。それは柱などに杉丸太を使ったことによる。径は変化するわ、曲がってるわでサイズを出すのが難しい。そういうわけで南側平が6cm程度長い。そのために各パーツを作るとき、実寸合わせでしか作業ができなくて苦労した。
(2)柱を立ててから、屋根の勾配のカットをした。同一角度、同一方向にカットできずに、みっともないと同時に強度の面でも劣ることとなった。高所でのチエンソーの使用は危険きわまりない。
(3)柱と土台の接合部は丸太と丸太の場合、つなぎ目をノッチ加工なんかしなくてはいけないようだが、見よう見まねでやったがなんとも不自然な形となった。これはチエンソーの使い方と共に真面目に習わなければならないことだ。
3.評価点
(1)行き当たりばったり工法の割にしっかりとした建物ができた。柱を地中に埋めるのに70cmは掘りたいと考えていたが、実際は浅いところでは50cm程度である。その部分に大きな石があるためだが、帰ってそれが礎石となって、最終的にはしっかりしている。屋根なども後から補強をかなり施したので豪雪、強風にも耐えられると思う。
(2)第一作目の建物として、どうしても作りながら考えるという無計画な作業だったが造り、見栄えともまずまずの出来映えだった。特に薪を収納して初めて解ったことだが、結構沢山収納できることが解った。
(3)板の表裏は知っていたが、野外でしかも日当たりの良いところ出使う場合、反り具合などを考慮して貼ることを憶えた。特にプレカットする場合や事前に塗装するときは裏表に気をつけなければならない。波板張りも初めての経験だが、それなりにうまく行った。
完成直後と薪を積んだところ。屋根裏部分は古材など長い物を収納している。
【作業日誌 5/9】
ヒマラヤ杉焼却
スチールラック組み立て
今日のじょん:最近のじょんはよく寝ている。散歩と飯以外はほとんど寝ている。夜は夜で寝ているので睡眠時間たるや怖ろしい。マーブルも同様のようなのでこんなもんかなと思っている。
寝てばっかし。