晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

竹の秋 5/24

2009-05-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.5.24(日)雨、曇

 「えらいこっちゃ、そこら中の竹が枯れてるで」というのをよく聞く。竹は数十年に一度ぐらい花が咲いて枯れていくというのを聞いたことがある。生物学的に言うと開花周期が長いということだが、真竹だと120年というから、ちょうど人間の脳の命と同じである。この時は世界中、といっても世界中に真竹が在るわけではないが、で開花して枯れ死したそうだ。孟宗竹でも60年以上といわれており、それが今年なんだろうか。
 そんな話をしていたら前田さんが、それは竹の秋と言って毎年今時分に起きることだと教えてくれた。春の季語となっているそうで、なかなかおしゃれな言葉である。さすがに俳句をする人らしい知識である。私は長い間竹を見てきたがそんなことは知らなかった。竹の里である大原野から来られた小林さんも竹の秋というのを知っておられた。この歳になって新しいことを知るというのは、なにか嬉しいものである。Img_2425
 ちょっと風のある日など薄茶色の笹がひらひらと舞っている。要するに葉の入れ替わりなのだろう。竹だけでなく常緑樹の樫の木も葉が入れ替わっている、そういう季節なのだろう。
     Tシャツを 探し出したり 竹の秋     うとく

 昨年は筍の当たり年で、連日嫌というほど筍を食べたが、今年は不作でまともな筍を食べていない。本当に無いのかなと竹藪にはいると、動物がしっかり筍の先だけかじっている。きけば猿の仕業だそうだ。イノシシが掘り起こした形跡は見られない。
筍だけでなく、じょんのびの木も昨年と大違いだ。葉の茂りは昨年同様だが、怖ろしいほど実っていた実が今年はほとんど見られない。 Img_2415
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全然実のないじょんのびの木としっかり成っている梅


 梅は昨年同様一杯実が着いているが、どうも小さなうちに落ちているようで、昨年ほど残らないようだ。こういった実の出来不出来が山の動物たちにも影響し、ひょっとしたら今年は熊の出没が多いのではないかと予想する。

【作業日誌 5/24】
ヒマラヤ杉焼却
畑の草引き

今日のじょん:昨年の5月23日、京田辺で初めてじょんに遭った日である。あれから一年、ずいぶん長く一緒に居るような気がするんだが、、、、。
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手前からマーブル、アポロ(じょん)、ミント(くるみ)ちゃん。

コメント
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