晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

中途半端バンザイ 12/23

2010-12-23 | 日記・エッセイ・コラム

2010.12.23(木)曇、晴、雨

 10分ぐらいで晴れと雨と曇が交替しながら一日が暮れるという感じの日が数日続いている。洗濯物を外に干したら雨が降ってきて、取り入れたら晴れてくる。ガーデンシェッドの作製に取りかかろうとカバーを外し、道具を出してきたら雨が降り出す。片づけたら晴れて来るというなんとも中途半端な腹立たしい天気である。そうこうしているうちに床のボードや壁板のボードが濡れてくる。そのうち接着剤が剥がれないか、カビが来ないかとこれまた心配である。なんてったって我が家で一番気象条件の悪いところに建てているので、一旦濡れると乾くのはなかなかである。これで雪でも降った日にはいつまでたっても溶けない場所である。一刻も早く屋根を取り付けないと材料がおシャカになりそうなんだけど、この天気で進まない。Img_1956
 やもたまらずパネル三面を立ち上げる。本当は西の壁は狭くて作業が出来ないので、完成品にして立ち上げたかったのだけどとりあえず雪が来るまでに屋根の形を作らなければならない。とまあこういった切羽詰まった状況というのが作業の後押しをしてくれる。そうでなければちっとも進まない、中途半端で止まってしまうのだ。
 最も古いのは犬小屋である。2008年春に作り始めて屋根を残しておいたまま、作業場で邪魔になってしょうがない。次が店の看板、これも材料は3年前からあるがちっとも進まない。ドッグランもこの春から作り始め、夏の暑さで頓挫、再開の目途も立ってない。藤棚もあと組み立てるだけになってストップ。イノシシのネットも杭一本建てただけ。その他木小屋3号、物置のコンクリ打ち、薪割りなど中途になっている作業は夥しい。まあ性格だから仕方がないと諦めもするが、救いは中途で放り投げないことである。長いことかかるけれど最後までやるのでご安心を。Img_1953 Img_1957 Img_1958 Img_1955 Img_1954




中途半端列伝。



【作業日誌 12/23】
ガーデンシェッドパネル三面立ち上げ

今日のじょん:本来は玄関横に犬小屋置いて、フェンスで仕切って外飼いをする予定だったのだが、どういう訳か部屋飼いになってしまった。これは単に犬小屋未完成のせいではない。仮に犬小屋が完成していても、部屋飼いになったと思う。それはお互いのコミニケーションがいいという利点もあるが、部屋で暮らせるじょんの生活態度というものも関係している。
Img_1952

束の間の陽だまりを楽しんでいるじょんくん。

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山の本 12/22

2010-12-23 | 雨読

2010.12.22(水)雨

 雨読では歴史、民俗関係の本ばかり紹介しているが、実は最も沢山所有しているのは山岳関係の書籍である。18才から山登りを始め、大学の山岳部、岩登り主体の街の山岳会、地域に根ざした労山などで山登りを続けてきたが、そこで得たものはやはり山仲間である。その後マラソンやトライアスロンに打ち込んだが、所詮個人競技なのだろうか仲間意識というものは生まれず、丹波の片田舎の店に顔を見せてくれるのは山の仲間である。トライアスロンの仲間で店を訪れてくれたのはただ一人、審判仲間で一緒に苦労した新潟の吉井氏だけである。最も綾部在住のアスリートは二人ばかり来ていただいたが、、、、。その点山の仲間は20年30年来の仲間がたまに訪れてくれる。先日も大学の先輩の河野さんがひょっこり訪ねてこられてびっくり、感激である。
 若い時分に目指していたのは近代アルピニズムというものである。雪よ岩よと登っていたのが、今では歴史を訪ねる峠めぐりといったところである。
 山登りを続けていたのは仲間のお陰もあるが、山の本に支えられているところもあった。旅行に行く前に地図を広げて胸を膨らますように、山の本は自分が山に登っているように思わせる。居ながらにしてアルプスでもヒマラヤにでも行けるわけだ。そんな書物が数百冊になり、いづれは高校の図書館、市の図書館に寄付しようと考えていたのだが、果たして本当に読みたい人に読まれるだろうかという不安を感じるようになってきた。本はやはり読みたい人が、苦労してお金を払って手にするのが本当なんではないのかと思い始めた。自分自身がそうであったからだ。神田の古本屋に毎日のように通い、アルバイトで貯めたお金を握りしめて行く、そんな思いをしながら買った本の方が図書館で気楽に借りる本より値打ちがありそうだ。
 そんな訳でアマゾンなんかで販売する方法を考えた。ところがこれは探ってみるとビジネスに徹するとか常に金勘定していないとやってけないという風に感じた。だといって古本屋さんに買い取りして貰うという方法はほとんど私の思いは活かされないと同時に思い切り安い。ネットオークションという手もあるが、書籍部門を覗いてみるとどうもレベルが低い。Img_1951
 
リストアップして整理中。


 てなわけで模索している状況だが、今日ネット販売をしている山好きの書店を見つけた。早速メールして私の思いを告げたのだが、大手のキロなんぼの古本買い取りではなくて私の思いを買い取ってくれる、カモシレナイ。アマイカナ?

今日のじょん:枕で連獅子やったりゴジラ振り回したりするのは実は遊びではなくて何かを要求しているときの動作のようだ。たとえば御飯くれとか散歩連れってってくれとか、遊んでくれとか、そんな時普通は吠えるんだろうがなぜかこの動作になるようだ。ウーウーウーと声を出してやるのが面白いImg_1734


連獅子でも聞いてもらえなければ枕をフェンスの外に落として注意をひいているみたい。

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