2016.2.5(金) 腰痛はガンでなければ怖くない-4
本書では「腰痛が人間に起こりやすいワケ」という項で二足歩行をしたことをあげている。これまでに通ったほとんどの整形外科でも「腰痛は二足歩行を始めた人間の宿命」「腰痛の原因は二足歩行」と言われ続け、わたし自身もそう思い込んで人にも語ってきた。サーノ博士は350万年前から(アウストラルピテクスは400万年前といわれる)二足歩行をしているのだから二足歩行を前提とした進化があるはず、と言っている。あらゆる部位の進化があるのに、腰だけが四足歩行の時のままということはあり得ないという考えだ。これはわたしも同感である。「腰痛の原因が二足歩行」というのはわたしたちの思い込みであって、医師や学者によるすり込みである。わたしも30年あまりだまされていたようだ。二足歩行のための進化とはやはり、腰回りの筋肉と腱が主流だろう。わたしは臀部に痛みを感じ、その筋肉を調べて驚いた。あのまるくて単純なおしりに実に多くの筋肉がいろいろな役目を持って存在しているかだ。その役目とは二足歩行、直立が主で、人類は手を歩行から開放したことで大きく進化したことだろう。我が家には四足歩行の愛犬がいるが、そのおしりのスマートなこと、犬だけではない四足歩行の動物たちのおしりはなんとスマートなことか。人類だけが豊かで巨大な臀部を持っているのである。人類は直立二足歩行をするために必要な筋肉などの増強という進化をしてきたのである。はなしが本書とかけ離れてきたので一応このタイトルではおわりとしておこう。
【今日のじょん】三和町のワンコ紹介
盛市ちゃんとこの〇〇ちゃん、名前忘れた。
O槻さんとこの〇〇ちゃん、小屋にはうめこと書いてあるのだけど、かわいいですねエ