晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

楽しい腰痛(30) 2/5

2016-02-04 | 健康

2016.2.5(金)  腰痛はガンでなければ怖くない-4

 本書では「腰痛が人間に起こりやすいワケ」という項で二足歩行をしたことをあげている。これまでに通ったほとんどの整形外科でも「腰痛は二足歩行を始めた人間の宿命」「腰痛の原因は二足歩行」と言われ続け、わたし自身もそう思い込んで人にも語ってきた。サーノ博士は350万年前から(アウストラルピテクスは400万年前といわれる)二足歩行をしているのだから二足歩行を前提とした進化があるはず、と言っている。あらゆる部位の進化があるのに、腰だけが四足歩行の時のままということはあり得ないという考えだ。これはわたしも同感である。「腰痛の原因が二足歩行」というのはわたしたちの思い込みであって、医師や学者によるすり込みである。わたしも30年あまりだまされていたようだ。二足歩行のための進化とはやはり、腰回りの筋肉と腱が主流だろう。わたしは臀部に痛みを感じ、その筋肉を調べて驚いた。あのまるくて単純なおしりに実に多くの筋肉がいろいろな役目を持って存在しているかだ。その役目とは二足歩行、直立が主で、人類は手を歩行から開放したことで大きく進化したことだろう。我が家には四足歩行の愛犬がいるが、そのおしりのスマートなこと、犬だけではない四足歩行の動物たちのおしりはなんとスマートなことか。人類だけが豊かで巨大な臀部を持っているのである。人類は直立二足歩行をするために必要な筋肉などの増強という進化をしてきたのである。はなしが本書とかけ離れてきたので一応このタイトルではおわりとしておこう。

【今日のじょん】三和町のワンコ紹介

盛市ちゃんとこの〇〇ちゃん、名前忘れた。

O槻さんとこの〇〇ちゃん、小屋にはうめこと書いてあるのだけど、かわいいですねエ

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楽しい腰痛(29) 2/4

2016-02-04 | 健康

2016.2.4(木)快晴 腰痛はガンでなければ怖くない-3

 この本を選んだ理由のひとつに神経痛に関して書かれていることだ。最終章第8章に「神経痛がある場合の診断と治療と考え方」というのがある。
腰痛と神経痛を分けて診断と治療をした方が治りやすいという内容である。昨秋から続いた腰痛は姿を消し、左脚の坐骨神経痛が続いている今、大変興味ある事項だ。心因性の腰痛だとばかり決めかかっていたのが、この坐骨神経痛で訳がわからなくなってきた。症状だけで見ると根性坐骨神経痛のように思えるのだが、先日の診察でどうもそうではないような様子だ。本書の内容から、根性坐骨神経痛ではなくて、お尻の筋肉などに原因がある坐骨神経痛のような気がする。おしりから太ももあたりで坐骨神経が筋肉や圧迫で神経痛を生じる「梨状筋症候群」という病気があるそうだ。これは深層にある梨状筋が坐骨神経を圧迫して痛みやしびれを発生させるというものだ。わたしの場合腰椎に問題があるのではなく、おしりの筋肉が何らかの理由で緊張して、神経を圧迫しているのではないかと思うのである。
 おしりに冷感を感じ始めたのは、もう一昨年も前のことである。それまで胃腸以外に冷えなんて感じたことはなかったので最初は何かわからなかった。ふとんの隙間から冷気が入ってきてるのかと思ったがそうではなかった。冷感があるだけで痛みもしびれも起きなかったのだが、やがて歩いているときなどに太ももの後ろなどに痛みを感じるようになった。それでかかったのが明治鍼灸でのMRIだが腰部に特段異常はなくロキソニンゲルもらっておしまい。臀部の冷えや太ももの痛みなどは伝えていたのだが、、、。
 おしりの筋肉の圧迫による坐骨神経痛であっても、心因性というのはあるそうだ(本書には書いていないが)。いま服用している消炎鎮痛剤、セレコックスの効き目が無いのはそのせいかもしれない。サーノ博士は自律神経が通っているところにはどこにでも痛みを生じるといっている。本書では心因性の坐骨神経痛については書いていない。
 「ヒーリング・バックペイン」と本書を読んであることに気付いた。つづく

【今日のじょん】歳がいくほどに体力的には衰えていくものだが、頭脳の方は段々賢くなっている。例えば朝などかつては早くから起きてクンクン催促していたが、今は違う。かみさんが起きてストーブなど点けていても知らん顔して寝ている。

やがておとーが起きていっておしっこしたり服など着ていてもチラッと横目で見ていてサークルから出てこない。すっかり準備が整ったらおもむろに起きてくる、いやはや体力温存しているんだな。

 

 

 

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