2020.1.23(木)曇り、雨 のびの逃走経路、行動について
逃走中ののびの行動については確実なことと想像でしかないことがあるが、多くの逃走事故を解決するために参考となるよう公開しておく必要があると思う。できればこのようなデータを多く集めて分析すれば、探索の方法も見えてくるのではないだろうか。
2019.12.11
朝9時前ごろ、じょんのびから逃走→府道1号線福井石油付近で目撃される(情報)→川北鉄工所前三叉路(自動車の方2人とわたしとで捕獲試みるが失敗)→府道1号線温井さん向かい(同様に捕獲試みるが失敗)→河牟奈備神社駐車場付近で見失う(逃げた方向は濃霧のため不明)
a.神社上の尾根
b.旧村道
c.府道から大末 →午後3時頃、墓地下の草むらで発見→大末最奥の家の石垣に追いかけるも捕獲失敗→石垣上部の竹林に逃走、東方向に走り見失う
d.尾根を登り井根との稜線を登る
e.尾根を下り古気良谷から二股へ →12.15未明、二股の尾根上で発見救出
a~eの行動が不明(青字)であり、黒字は確定している。
捜索する際に当てもなく彷徨うほど不安なことはない。なにか信念とか方針がないとやりきれない。河牟奈備神社から先、わたしは神社上の尾根を調べた。それはのびの育ちが関係する。のびは笠取の山中で放し飼いのところを保護されたと聞く。野生のスイッチが入ったらきっと山に逃げるだろうと予測したからだ。ではなぜじょんのびを出てから府道沿いを逃げ回ったかという疑問も湧いてくる。福井石油から河牟奈備神社まで2Kmの間に山に逃げるチャンスはいくらでもあったはずだ。おそらく3人に追いかけられて走りやすい道を選んだのだろう。午後に発見してバイクで追いかけたときも山に逃げずに林道を逃げたのである。
河牟奈備神社から次の発見場所までは3つのルートが考えられる。(a~c)わたしはaルートが有力と考えている。それは神社駐車場に逃げ込んだとき、軽トラと軽ワゴンが府道に止まっていたから、山中に逃げ込んだと思うのである。つづく
河牟奈備神社から府道綾部方面、のびはこちらには来ていないと思う。
小屋の左方向が午後の発見場所、河牟奈備神社はその尾根の向こう側、発見場所からはこの林道を逃げた。