中国の電子商取引最大手・アリババ集団は22日、19日のニューヨーク証券取引所(NYSE)への新規上場にあたって追加の売り出しを実施したと発表した。これにより資金吸収額は約250億3200万ドル(約2兆7200億円)に達し、世界市場で過去最大の規模になったことが確定した。
従来の売り出し株数は約1億9700万株。上場に際して需要が旺盛な場合は、引受会社の証券会社に大株主の米ヤフーや創業者の馬雲(ジャック・マー)会長などへ追加の売り出しを要請できる権利があった。今回は証券会社が権利を行使し、合計で4801万株の追加売り出しを実施した。新規発行分(約1億2300万株)と合わせた公開株数は約3億6800万株となった。公開価格は1株当たり68ドルだった。
調査会社ディール・ロジックによると、アリババの資金吸収額は中国農業銀行の221億ドルを上回り過去最大になったという。アリババはNYSEへ上場するにあたり米預託証券(ADR)を発行している。
従来の売り出し株数は約1億9700万株。上場に際して需要が旺盛な場合は、引受会社の証券会社に大株主の米ヤフーや創業者の馬雲(ジャック・マー)会長などへ追加の売り出しを要請できる権利があった。今回は証券会社が権利を行使し、合計で4801万株の追加売り出しを実施した。新規発行分(約1億2300万株)と合わせた公開株数は約3億6800万株となった。公開価格は1株当たり68ドルだった。
調査会社ディール・ロジックによると、アリババの資金吸収額は中国農業銀行の221億ドルを上回り過去最大になったという。アリババはNYSEへ上場するにあたり米預託証券(ADR)を発行している。