日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

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前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その1

2012年09月02日 21時46分00秒 | 地域活動
9月2日(日)
8月31日〜9月1日 環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その1
原発ゼロ・箕面の会 の「環境ツアー」の取り組みで

原発ゼロ・箕面の会の紹介文書に沿って、何回に分けて報告します。その1



アクセス:箕面市役所午前6時発~中国自動車道〜明石海峡大橋
~淡路島~鳴門海峡大橋~徳島~徳島道~高知道~須崎~津野町~梼原町へ 約12時30分着     昼食をいただいた「御食事所くさぶき」メニューは「山菜とそばの定食」
       古いくさぶきの民家を改装して使っています トイレは檜作りでした
 


高知県 高岡郡 梼原町は…
 高知県北西部で愛媛県との県境に位置する、四国カルストを抱えた山地の町です。
 
 
 町とはいっても町らしいところは中心部のみであとは小さな集落が点在している典型的な地方の「町」です。南低北高ともいう構造で、須崎で高速道路を降り(標高ゼロ)山地を登っていきますが、梼原は標高200mから四国カルスト1455mまでに達します。途中の津野町を走っていると、紀伊半島の山地か、(写真でしか見たことないですが)ヒマラヤの 山地のように、急斜面に農家などがへばりついた景色等も見られます。
 町の中心部はたしか300か400m程度のところに位置しています。
 町の91%が山林で、しかもその73%がスギ・ヒノキの人工林で、道路から見ると本当に平地は少ないのですが、町の人達はおいしい米も自慢です。田圃は道路から山に上がったところを開拓して作っているそうです。
 人口は40、50年前が1万人超えていました。 しかし、いまは3900人あまり、高齢化比率(多分65歳以上)40%を超え、過疎と高齢化の町です。若者も公務員などを除けば大半が都市に出て行ってしまっているようです。
 主要産業の林業に加えて、豊かな自然を利用した町おこし(自然エネルギーの利用と健康つくりの施設づくりなど)が進められています。
 また町の中心部の梼原川は四万十川の源流の一つにあたります。
 

 この町で自然エネルギーの利用率はまだ30%以下と決してまだ高くはありませんが、自然エネルギーの利用・普及という点て様々な取り組みを行なっており、いま各地の自治体からの視察が急に増えているそうです。
 今回はその取り組みを見せてもらってきました。
 自然エネルギーの利用の取り組みを行なううえで大事な役割を果たしたと思われる町の総合振興計画があります。
 第5次梼原町総合振興計画「森林(もり)と水の文化構想」(2001年~2010年)「共生と循環の思想」を確立されたようです(前の町長時代、一度「しんぶん赤旗日曜版」に出ていた方です)。
 それに加えて、人と人の「絆」を加えた理念のもとに、第6次計画「人と自然が共生し輝く梼原構想(2011~2020年)」に基づいて取り組みを進めておられます。
 次回に続く