7月3日(月)
高すぎる国民健康保険料を引き下げ国民皆保険制度を守ろう!
箕面市の国民健康保険制度、国保料はどうなっているの?
国民健康保険(市町村国保)は、箕面市民の人口13万6000人の内、2万3,879人、市民の約18%、世帯数1万5000世帯が加入している健康保険制度です。(23年4月末現在)
75歳以上になれば後期高齢者医療保険にかわり、人口1万8500人(20年国勢調査)箕面市13万6千人の約13%になります。
その他、①企業でつくる健康保険組合、②中小企業などでつくる協会けんぽ、③公務員などの共済組合などの現役で働く人々と扶養者の健康保険がありますが、国民健康保険はこれらに加入しない国民の社会保障制度です。
6月から今年の国民健康保険料が決定され納入がはじまっています。
自・公政府や維新の府政がすすめる「都道府県化」のなか、保険料の値上げが続いています。
①今年度の一人当たり年間の平均引き上げ額はいくらになったのでしょうか?
40才から64才の年間保険料は1人14万5971円で1万3037円の値上がりになった。
国民健康保険は、協会けんぽなどと比べ比較的所得の少ない方々が加入されています。
②年間所得階層0円~100万円まで、200万円までで何世帯で全国保世帯で何割になるでしょうか?
100万円まで44.2% 7238世帯、
200万円まで22.6% 3695世帯・・・ここまでで66.8%
③モデル世帯で引き上げ額が最も大きくなったのはいくら?
年所得500万円、4人のモデル世帯で4万4258円の増になりました。
④年間所得に占める国保料の負担割合は、最高で所得の何%になったの?
所得100万円2人世帯では22.2%にもなる。
⑤近隣他市と比べて保険料はどうですか?
池田市、箕面市を含め11市3町が大阪府の府内同一保険料(統一保険料)となった。
⑥北摂の市町で、箕面市より低い保険料はどこですか?
豊中市、茨木市、吹田市、摂津市、豊能町、能勢町です。
⑦国民健康保険の箕面市での「財政調整基金」黒字で積み立てられている金額は?
R3年末に3億4千万円、R4年度末で4億8千900万円に。1億5千万円積みあがった。
⑧ 黒字なのに引き下げにならないの?
大阪府国民健康保険運営方針に「保険料率引下げを目的とする繰出しは認めない」と明記され、「保険料抑制に活用することはできない。」としています。
これでは、会計が黒字になっても保険料が値上がりするばかりです。
被保険者、市民の立場にたって、国、府、市で負担軽減を迫る取り組みが重要で、府の運営方針を変えさせてゆくために積極的に意見を述べてゆくことを求めました。
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