日本共産党 前箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党 
前箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

日本共産党が公約していた「子どもの医療費助成制度の中学卒業までの引き上げ」が早くも実現の見通し

2012年09月06日 22時55分00秒 | 市議会
9月6日(木) 副議長の選出
 10時から議席の確定。日本共産党は、議長の壇上から見て、左のブロックの右端の最前列(名手)と2列目(神田)となりました。
 つづいて、副議長選挙では、各会派の調整が続きました。「自民と維新の議長、副議長の独占は認められないので会派間の調整をしよう」と箕面政友会、公明党、日本共産党、無所属での動きもありましたが、3時15分の幹事長会議では箕面政友会が「副議長候補をおろす」と表明、4時15分から投票になりました。
神代繁近 副議長18票
     名手宏樹3票  
増田京子2票
で新たな副議長が選出されました。
 その後、幹事長会議で、各常任委員会、特別委員会などの委員の構成を調整しました。

8月の市会選挙でも日本共産党が公約していた
「子どもの医療費助成制度の中学卒業までの引き上げ」が
早くも実現の見通しです


日本共産党の2012年 神田隆生代表質問(3月6日)より
次に、子どもの医療費無料化制度は、1961年、岩手県沢内村のゼロ歳児医療費無料化に始まり、68年、新日本婦人の会が全国に運動を呼びかけたことで急速に広がりました。日本共産党は一貫して制度実現を求めてきました。現在、国の制度はありません。子どもたちの命と健康を守り、子育て世帯を応援するためには、国の制度が今こそ必要です。国の制度創設を求めるとともに、子どもの医療費助成制度を中学校卒業まで引き上げることを求めるものです。

2012年3月議会 名手宏樹一般質問(3月27日)より
日本共産党は、大阪府内でも中学校卒業までの医療費助成の引き上げをめざしています。来年度(2012年)は既に実施している堺市、田尻町に続き、所得制限を設けながらではありますが能勢町で実現が予定され、11月からは大阪市でも中学校卒業までの医療費助成制度の引き上げを行うとしています。・・・・・ 子どもが病気のときにお金の心配なく安心して医療が受けられる制度をつくることは、子育て支援の中で重要な施策の一つです。「子育て日本一」を標榜する箕面市では、この分野でもさらなる年齢引き上げを行うことを求めるものです。


全国トップクラスへ!子どもの医療費助成制度を大幅拡大
~対象年齢は「中学校卒業まで」、所得制限なし~

 箕面市は、「子育てしやすさ日本一」をめざして、子どもの医療費助成制度について、平成25年4月から、全国でもトップクラスの水準に大幅拡大する条例改正案を、9月議会に提案します。
 平成21年度に拡充した現在の助成制度は、通院についての対象年齢は「小学校入学前まで」、入院については「小学校卒業まで」でしたが、これを入院・通院とも「中学校卒業まで」に大幅拡大します(全ての対象年齢において所得制限は設けません)。
 ここまでの制度拡大は、大阪府内の市(政令市を除く)では初めてとなります。
必要経費は年間約2億円の増が見込まれますが、財源にはこれまで準備してきた保育所民営化による経費削減分を活用します。        箕面市ホームページ8月30日付け 「報道資料」より





市議会 議長の選出  環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その3 

2012年09月05日 23時54分00秒 | 市議会
9月5日(水) 
午前10時から議長演出の会派調整にはいり、
午後 3時投票、 上田春雄 議長18票
         神田隆生    4票  無効票1票
で新たな議長が選出されました。

あすは、副議長の選出、各種常任委員会、特別委員会の構成など決められる予定です。

 日本共産党の新たな控え室です。まだダンボールがいっぱいですが、入口の大テーブルは、来客者につかっていただけるようにしています。ぜひ、お越しください。
 


環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その3
梼原町の自然エネルギーの推進の取り組みの内容その2


地熱; 「雲の上のプール」で水の加温に活用(30度C・通年)している。施設の暖房に利用、エネルギーの7割をまかなっています。
 地下1OOmまで27本のボーリングをおこない、不凍液で地熱吸収し、ヒートポンプで熱交換している。

環境基金から各種自然再生エネルギー施策に助成をすすめています

①人工林を間伐すれば1ha当たりIO万円の助成されます
  年間の間伐実績面積が500haから1000haに広がり。
  その結果、水源かん養機能。土砂災害防止機能などが回復しています。
  森林組合で新たに臨時職員10人の雇用がすすみました。
②住宅に自然エネルギー・省エネルギー導入への助成をおこなっています。
  住宅への太陽光発電設置に1kw当たり20万、上限80万円です。
    その結果4kw設置で個人負担150万円でできるようになりました。
    昨年秋で106戸(6%)とすすんできました。
③太陽熱温水器(補助率1/4、上限7.5万円)
④ベレットストーブ(補助率1/4、上限12.5万円)
⑤自然冷媒ヒートポンプ給油器(補助率1/4、上限25万円)
⑥複層ガラス(補助率、1/4、4万円)
 今後、小水力発電、小風力発電にも助成制度を検討しています。

環境モデル都市に選定   2009年1月
 
 森の資源が循環する公民協働の“生き物に優しい低炭素社会”めざし
 温室効果ガス排出量 1990年の排出量から2050年に70%削減
 温室効果ガス吸収量 1990年の吸収量から2050年に4.3倍増
 そのためのプロジェクト 
  木質バイオマス循環モデルPJ、
  CO2森林吸収PJ、
  COや削減PJ、
  人・仕組みづくりPJの4つのプロジエクトを推進してきました。

 人口4000人足らずの高知県の山奥の小さな町の大きな多様な自然再生エネルギーのとりくみを見学してきました。太陽光発電や使用水力発電はその気があれば箕面市でも、すぐにでも取組み可能です。森林の間伐材によるペレット作りとペレットスーブの活用は、近隣の高槻市の森林組合でも取り組まれています。風力発電も、箕面の山では風がどれくらい吹くのか、しっかり調査する必要はありますが、自然エネルギーのシンボルとして設置できることを市民合意にしてゆきたいものです。箕面の山でも取り組めるのではないでしょうか? 箕面でも多様な自然エネルギーの導入がきっと可能です。「原発ゼロと自然再生エネルギーへの転換へ展望を」箕面からもこの流れを発信して行けるようにさらに運動を広げましょう。



日本共産党の会派の控室が移動しました これまでの隣です みなさんこれまで同様お越しください

2012年09月04日 22時41分00秒 | 市議会
9月4日(火)

日本共産党の会派の控室が移動しました これまでのとなりです
 10時から8月の市会選挙後初の、全員協議会がおこなわれました。市長のあいさつ、議員や理事者の自己紹介が行われました。議会事務局から、今後の記念撮影と会派の届け出しめきり(12時)、午後2時からの代表者会の連絡がありました。
 その後、移動して、市民会館舞台で記念撮影をすませ、10時40分、会派の控室へもどり、控室の移動のための荷物の整理や片付けにはいりました。
 午後2時、代表者会議で、会派の構成と控え室の変更・移動、今後の議会役員選出の日程などを確認されました。

 日本共産党(2人)は、これまで市民派ネットが使っていた部屋に移動することになりました。「大阪維新の会箕面(4人)」がこれまでの日本共産党が使っていた控え室へ入ることになりました。

 片付けられたこれまでの控え室
 

 私たちは、午後、そして夕方から夜にかけて事務局職員の力もお借りして、約30年使ってきた部屋の机、事務機器や書類の移動や書類の整理などをおこないました。
 部屋は狭くなり、片付けはまだ途中ですが、大きなテーブルだけは使えるようにしています。新しい部屋はこれまでの隣です。みなさんこれまで同様お越しください。よろしくおねがいします。

 新しい日本共産党控え室 事務局職員のみなさんが書類など運び込んでいただきました
 

箕面市議会の新たな会派構成 
 自民党市民クラブ 7人
 箕面政友会    4人
 大阪維新の会箕面 4人
 公明党      3人
 日本共産党    2人
 無所属      3人  合計23人

2012年9月~10月 箕面市議会 日程      
   現在示されている日程・予定

9月
  4日(火) 全員協議会10時 代表者会議2時
  5日(水) 本会議10時 役員選出
  6日(木) 本会議10時 役員選出
  7日(金) 本会議10時 役員選出   
 10日(月) 本会議10時 役員選出
 12日(水) 幹事長会議10時 議運1時
 14日(金) 本会議10時 補正予算、決算提案  
 19日(水) 常任委員会10時 補正 
 21日(金) 常任委員会10時 補正
 24日(月) 常任委員会10時 補正
 25日(火) 常任委員会10時 補正

10月 
  3日(水)常任委員会 10時 決算
  4日(木)常任委員会 10時 決算
  5日(金)常任委員会 10時 決算
  9日(火) 常任委員会 10時 決算
 18日(木) 議運1時
 22日(月) 本会議 採決・討論・一般質問
 23日(火) 本会議 一般質問



環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その2  自然エネルギーの推進の取り組みの内容

2012年09月03日 22時15分00秒 | 地域活動
9月3日(月)

環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その2
梼原町の自然エネルギーの推進の取り組みの内容その1


 風力発電;カルスト高原1300m(梼原町の中心部から車で40分の愛媛県との県堺に立地)
  
  年間通じて平均風速7.2m/秒の風を利用して町が2台の風力発電を設置(1機600kw)
  風車の高さ50m 羽根は25m  売電で年間3500~4000万円の収益がある。
  この収入を「環境基金」に入れ、環境施策費用に運用している。
 

太陽光発電;公共施設に設置
      総合庁舎 屋上      80kw
      コミセンなど22ヶ所   合計443kw

      写真は町の総合庁舎  外壁はヒノキとガラスづくり
      
      庁舎の中もヒノキづくり
      

小水力発電;梼原川の流路変更時に落差7mの滝をつくり、これを利用して最大出力53kwの発電施設をつくる。「梼原学園」(小中-貫校・地元産の木材を使った素晴らしい建物です)の中学校舎と体育館に昼間利用、夜間は市内の街路灯82基に利用している。
川幅が30m位ある檮原川の落差を利用しているが、

小水力発電に利用しているのは左端の直径1mくらいの金属製の配管の部分とその上の発電装置


なお街の中心部では電線は地下に埋められ、すっきりした町になっています。

バイオ燃料; 梼原町森林組合:2000年に森林管理協議会(FSC ・ 本部ドイツ)の森林認証をえる。
 日本で2番目。
 製材工場:木屑炊きボイラーで端材を使って木材乾燥させる。
  間伐材など使った木質ペレット製造する。 工場は2007年建設、三セクで運営している。
  年間1800tの生産能力がある。
  未利用材を1t4000円で購入して加工・販売する。
「雲の上 清流育む 樹木の里」「森林再生価値創造工場」と書かれた工場建物

  ホテル・特養・中学の寮の空調に(吸収冷温水機)活用している。
「雲の上の温泉」や「レストラン」のペレット焚きボイラーで活用している。
  ペレットを燃やして暖気はもちろん、冷気にも変えることができる設備
  この時は約10度程度の空気が、配管をとおして送りだされていた


環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その1

2012年09月02日 21時46分00秒 | 地域活動
9月2日(日)
8月31日〜9月1日 環境モデル都市、高知県 梼原町に行ってきました その1
原発ゼロ・箕面の会 の「環境ツアー」の取り組みで

原発ゼロ・箕面の会の紹介文書に沿って、何回に分けて報告します。その1



アクセス:箕面市役所午前6時発~中国自動車道〜明石海峡大橋
~淡路島~鳴門海峡大橋~徳島~徳島道~高知道~須崎~津野町~梼原町へ 約12時30分着     昼食をいただいた「御食事所くさぶき」メニューは「山菜とそばの定食」
       古いくさぶきの民家を改装して使っています トイレは檜作りでした
 


高知県 高岡郡 梼原町は…
 高知県北西部で愛媛県との県境に位置する、四国カルストを抱えた山地の町です。
 
 
 町とはいっても町らしいところは中心部のみであとは小さな集落が点在している典型的な地方の「町」です。南低北高ともいう構造で、須崎で高速道路を降り(標高ゼロ)山地を登っていきますが、梼原は標高200mから四国カルスト1455mまでに達します。途中の津野町を走っていると、紀伊半島の山地か、(写真でしか見たことないですが)ヒマラヤの 山地のように、急斜面に農家などがへばりついた景色等も見られます。
 町の中心部はたしか300か400m程度のところに位置しています。
 町の91%が山林で、しかもその73%がスギ・ヒノキの人工林で、道路から見ると本当に平地は少ないのですが、町の人達はおいしい米も自慢です。田圃は道路から山に上がったところを開拓して作っているそうです。
 人口は40、50年前が1万人超えていました。 しかし、いまは3900人あまり、高齢化比率(多分65歳以上)40%を超え、過疎と高齢化の町です。若者も公務員などを除けば大半が都市に出て行ってしまっているようです。
 主要産業の林業に加えて、豊かな自然を利用した町おこし(自然エネルギーの利用と健康つくりの施設づくりなど)が進められています。
 また町の中心部の梼原川は四万十川の源流の一つにあたります。
 

 この町で自然エネルギーの利用率はまだ30%以下と決してまだ高くはありませんが、自然エネルギーの利用・普及という点て様々な取り組みを行なっており、いま各地の自治体からの視察が急に増えているそうです。
 今回はその取り組みを見せてもらってきました。
 自然エネルギーの利用の取り組みを行なううえで大事な役割を果たしたと思われる町の総合振興計画があります。
 第5次梼原町総合振興計画「森林(もり)と水の文化構想」(2001年~2010年)「共生と循環の思想」を確立されたようです(前の町長時代、一度「しんぶん赤旗日曜版」に出ていた方です)。
 それに加えて、人と人の「絆」を加えた理念のもとに、第6次計画「人と自然が共生し輝く梼原構想(2011~2020年)」に基づいて取り組みを進めておられます。
 次回に続く